11月19日
英語では「カンニング」と言う言葉がありません。
それでは、もしも
他の人のテストの回答を見たり、宿題が友達との間違えが全部同じだったリ、大学の論文が他人と全部同じだった時に どんな言葉を使えば よいのでしょうか?
CHestと言う言葉を使います。
意味は「インチキ」です。
イギリスの学校では
公立は教師もゆるく、自分の成績効果も欲しい為に 学習したノートを見ても良いよ!と言います。
この話を聞いた時には驚きましたが、公立に多い話でイギリスの潜入番組でもあったくらい。
(本当に疑うかもしれませんが事実話)
私の小学生の頃のカンニングなんて まだ 可愛いもの!(笑)
消しゴムに 何が出るかも分からない答えを2個くらい書き(笑)
おまけに消しゴムの小ささに字が大きくなり やっぱり書くのを諦めたり(笑)
必ずクラスには居たであろう
「せんせーーーぃ! 消しゴム 落としました!拾ってもいいですかーーー?」言葉。
今思えば・・・。
かなり幼稚なカンニング?(笑)と笑ってわらってしまいますね。
私立になると、大学推薦書なども影響がある為に真剣勝負でテストの時に机に出すものは 鉛筆と消しゴム、定規のみです。 学習したノートを見てもいいよ!なんて100%言いません。
しかも、コピペマシーンと言う機械の備えもあります。
これが今のイギリスの教育現場です。
教育にお金を出すか?出さないか?に大きな差るのは暗黙の了解でイギリス人は理解しています。
そして
今、イギリスの大学が問題を抱えているのが論文の代行です。
圧倒的に中国人が多く、1番に出した生徒(中国人)から始まり 全部 論文の内容が同じで教授の頭を悩ませていると聞きます。要するに採点の付けようが出来ない!って意味です。
この背景には代行業者がビジネス化している証拠です。
それでは
家庭教師となると どうなるのでしょうか?
アジア人は競争が大好きです。
それは日本人と問わず韓国人も中国人も同じです。
この3か国の母親が子供が同じ学校なら更に加熱します。
わが子の勉強は国を背負って?感覚も半端じゃありません。 この狭い学校と言う空間での競争です。
よその学校には まったく興味すらもありません。
子供が通う学校内だけの競争です。
欧米では「塾」がありません。 「塾」と言う言葉もありません。
何故「塾」が無い理由は「受験」と言う言葉がありません。
それではイギリスの私立は どうしたら入れるのか?
それは、お金があれば誰でも入学は出来ます。
途中編入をする際には試験がありますが、簡単な試験であり 面接も至って普通です。
寄宿舎になると年間で600万掛かりますから、払える人しか来ません。
見栄はって入学する家庭は居ないからです。 これが日本の私立との大きな違いです。
学費ローンを組んでまで 子供を私立へ通わせる家庭がいません。
もちろん、私学もピンキリ学費です。
私の子供は私立です。
子供達には、自由に学校で学ばせているので 学校以外の学習をさせていません。
子供が通う学校では、塾に通わせてまで 教師は落ち込んでいない!と言います。
ごもっともな意見では無いでしょうか?
教師がしっかり教えていたら塾や家庭教師を雇う必要が無いからです。
宿題が出て分らないなら母親か父親が家庭教師です。
欧米での毎日の宿題は、親が勉強を見る事が多く教えます。宿題の量も小学生なら10分や15分で済んでしまいます。
高校生となると1教科30分の量です。
海外に住んでいる日本人のケースを見ると 親が勉強を見る、教える事が非常に少なく家庭教師を雇い宿題代行を雇わせている事は多い話です。
子供が通う現地校の宿題、日本語を習う補習校の宿題全てです。
現地校となると日本人には難しくなるのは理解できます。
え?
補習校の宿題ですらも親が見れない?と疑いますよね?
ハーフのお子さんが2か国語がしんどい、現地校との両立が厳しい、親が共働きで宿題を見れない、宿題を間違えて提出したくない親が多く 子供の為ではなく、その場が面倒!親子喧嘩が絶えない!何とか解決したい!の宿題代行です。
実際に宿題代行のお子さんを見ると
まったく、空似で何一つも覚えていません。
やってもらっている感覚が子供にも分かるからです。 これでは宿題の意味もありません。
子供は親を見て育ちます。
お金を出せば全て!と解決して育つ子供もいるからです。
宿題は何の為にあり、何故あるのか?
ズルをして 誉め言葉を貰っても まったく嬉しくもありません。
毎日のように塾やお稽古に通わせ、子育てに完璧にしようと願う親に限り中途な行動を起こすのも事実です。
代行を行うのもお金を払うのも全て親です。
Cheat と言う言葉は イギリスでは一番嫌な言葉です。