オリーブオイル スコットランドでヤッホー!

駐在生活7カ国を渡りイギリスはスコットランドにリターン。スコットランドで羊の数を数えましょう☆「ヤッホー隊募集!」

真面目な人ほど・・・。

2024-05-23 18:58:46 | Weblog

5月23日

温度差が激しいイギリスです。風邪が流行っています。気を付けましょう。

先日 知人宅にお邪魔をした。サラ(仮名)

子供が大学生になり実家を出てダウンサイズに決めた。

イギリスでは「ダウンサイズ」と言う言葉がある。

独身の頃には安いアパートを買って生活し結婚し子供が生れたなら家族用の家に引っ越し子供達が独立したら

老後のアパート移る。売ったお金で小さな家を(アパート)を買い残りの金は老後資金。

年齢と共に身の丈に合う暮らしをする。

イギリスの古いアパートにはエレベーターが無い。

大きな家にはメンテナンスが掛かる。市税も高い。維持費が掛かる。

イギリスで本気で住居を決めるには3年掛かる。後はお金。

環境が良いエリアは引っ越しが少ない。オークション形式だからある程度の資金が必要。

最上階の屋根裏アパートに住むサラの本業はアーチスト。

昔の知人(絵本作家)も屋根裏部屋に住んでいて景色を見ながら作業をしていたのを思い出した。

掃除はまばらで散らかる部屋。猫が1匹。初めての客である私の匂いが初めての様で興奮してる。

サラの母親が体調悪く半年前に急遽実家に行ったことを思い出し様子を伺った。

去年の年末に母親が実家で倒れ3日間意識を失い緊急搬送をされたそうだ。

近所に住む妹が実家を訪ねて発見した時には意識も無く死を覚悟したと言う。

1週間ほど昏睡状態までなったが無事に回復し今は自宅静養中。

妹さんが実家の近所に住まれているなら少しは安心だろう・・・と思った。

サラは実家の写真を私に見せた。

サラの家は農家で広大な敷地に大きな家がある。母屋も数件ある。しかも兄弟は4人。

サラの背景に私は驚いた。サラはお嬢様なんだ

そういえば・・・お金の話題や話しなどは一切しない。物価とか節約とか倹約とかあそこが安い、そういう話題すらしない。だから私は気兼ねなく付き合いが出来た。

サラは重い口を開き2年前のクリスマスに実家が火事になった。見せた写真は火事になる前。

原因は火の不始末。大きな家に母は1人暮らし。そして去年の年末に母が倒れ入院。

兄はうつ病で弟は癌で頼れるのは妹だけ・・・と話し不幸の連続話を始めた。

母屋には兄が住んでいる。なのに実家の母親が倒れた事すら気が付かなかったそうだ。

その話を聞きサラの複雑な顔には笑顔が無い。

結婚し子供が生れた頃は子供の悩みでママ友相談していたが50になると親の介護の話になる。

誰が面倒を見る?お金は?支えなことが喧嘩の原因となり兄弟共に不仲になる。

あ・・・・その気持ち分かる。

私の実家もそうだ。

近所に住む弟が実家の金を動かして悠々自適な暮らしをしてる。他界した父の遺品は売り飛ばし自分の懐にいれた。実家の物はオレの物。とジャイアン気取り。

嫁も嫁で一切弟には無いも言わない。同罪だ。

可哀そうなヤツお金の貯め方も使い方も知らない。金が無くなれば何とかなる思考と知恵が出る。

バカな奴ほど恐ろしいくらいにポンポンとアイディアが出る。

そう言うヤツはそう言う仲間が近寄り悪さの知恵を教える。

だから私は一切関わらない。

サラの夫は真面目で贅沢よりも小さな喜びと幸せで暮らせる知恵を持つ人だ。

飾りっ気が無くブランド品も持たず穏やかで何時も笑顔だ。サラはきっと今の自分の支えは夫の笑顔なのかもしれない。

今のサラの見方で唯一の理解者は夫なのだ。

30年も実家から離れて違う国に住んでいたら考え方も変わる。

自分にも家族が居て生活があるなら尚更だ。

コロナ後からどんどん価値がズレている人が目立つ。

自分の不幸が続くと「霊」のせいにする人いる。 そして変なのにハマり変なのを買わされる。

同級生の綾子も自分の身の回りに続く不幸から「霊だ」とか言い出し神棚や仏壇など作り出し

何十万もする石が何個もある 家の中がはちゃめちゃ状態だ

ユーチューブに出てる有名 霊媒師の勉強会に行って何十万も払いオンラインサロンのメンバーに参加したり働いた給料は全て霊媒師に投資をしている。

綾子は自分が良かれと思い霊媒師やオンラインサロンに投資をしてるから私からは何も言えない。

次は衝撃なオンラインサロンの話をしよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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