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グルテン・フリー

2016-06-07 10:48:00 | Weblog
6月9日


グルテン・フリーと言う言葉を知っていますか?

グルテンとは、小麦、大麦、ライ麦などの生成されるたんぱく質の一種です。

最近ではグルテン・アレルギーも多く イギリスにスーパーでは多くの商品を取り扱っています。

今じゃ、食品ビジネスの1つです。

今から7,8年くらい前の話です。

料理研究家の知人の息子がアレルギーを持っていました。

アレルギー検査をしても、どのカテゴリーにも匹敵されず 彼女は悩んでいました。

息子のアレルギーから、料理研究家となった彼女は イギリスでも当初は珍しいアレルギー改善料理本を出版し、今では自分でプロデュースまでしているパンの販売をし国内で製造され一般家庭まで浸透したくらいです。

それから、「グルテン・フリー」と言う名前が知れ渡りました。

今では、多くのグルテンフリーの商品が多いのですが 彼女が ここまで来たには長い道のりと多くの努力がありました。

そう、理解できない人も多い・・・と言う事です。
数少ない人の為に商品を作り出す・・・・と言うのは1つの賭けです。

彼女は、グルテン・フリーで悩んでいる母親を呼びかけ、あらゆる場所で活動し宣伝を始めます。 

子供達が通う学校でも呼びかけます。

実は、彼女が成功した1つは子供達が私立に通っていた事もあります。

私立校では調理場を持ち生徒の給食を作るのですが 公立となると配送業者になる為に融通が利きません。

口コミを広げるビジネスチャンスには、子供達の通う学校からスターする戦略は大きなチャンスもあります。

工場探しも楽ではありません。アレルギー予防されている工場ですらも、他の商品が同じ工場の為に、安全が「ゼロ」では無いからです。

彼女の商品活動が無かったら、気軽にスーパーで買えたり口にする事は出来なかったと思います。

小麦商品が食べれない子どもの為に、ここの家庭では「米」料理が多いと聞きます。

子供達の得意料理は、寿司と聞いて驚きました。
(醤油もグルテン・フリー商品。欧米ではキッコーマンと有機栽培メーカーが出しています。オーガニック、ベジタリアン店で取り扱い。)

生まれつき、グルテン・フリーの人も居れば 大人や中年になって 突然起こる人も多く、アレルギー検査をしても特定されるまでに時間も掛かるケースも多いです。

友達の御主人は、何を食べても吐き気、胃痛、胸焼けに悩まされ 何度も検査を受けても健康は良く悩んでいました。

医師からのアドバイスは、「自分が食べた物を日記につける事」です。

次第に分かってきた事は 今日は体調がいい、昨日は具合が悪い、と言う事を知り 医師に確認した所、グルテン・フリーの生活に変える事を勧められた後に、どんどん回復し、おまけに肥満だった彼の体重も見る見る落ち今では別人です。

最近、良く見かけるのが カフェでも グルテン・フリーケーキやクッキーなども取り扱うようになりました。完全グルテン・フリーカフェや ジェイミー・オリバーのイタリアンレストランでも、グルテン・フリーパスタがあるのでアレルギーの方も気にせずレストランで楽しめます。

グルテン・フリーの特徴は食べた感じは軽く胃もたれしません。最初は食べた気がしない・・・と思います。

パン屋さんに売っている、どっしり、すっしり、モチモチ系なパンありますよね? 

実は、あれが要注意で胃の中に粘土のように留まるのが危険なんです。

消化されず、肥満になる原因ともいいます。

他にステーキを食べたのに?ハンバーグを食べて?アレルギーが・・・・と思われる人は、
形成肉のステーキか、ハンバーグに入っている小麦粉が原因です。

欧米でも偽造商品が多く基準も表示も商品テストも厳しいのですが 生き残りを掛ける為に悪徳業者も耐えません。特にEUとなると安さの為に食品工場も東ヨーロッパが多く現場監視の甘さもありますが、何か怒ったときの損害賠償の方が大きいです。

余談ですが私が中東に住んでいた頃に、あるスーパーにて日本の冷凍コロッケが販売されていました。

そう! ミート・ホープのコロッケです。

日本のコロッケを見たときには あまりの喜びに 思わず・・・・買っちゃいました。(笑)

中東での肉の輸入には大変厳しく、記載に「豚」と書かれていたら輸入は禁止です。
(ポークエキスも禁止)

なので、私が購入したのは野菜コロッケ。

これは・・・偽装にはならないのでしょうかね?(笑)
そもそも・・・ミートホープ輸出していましたっけ?(笑)これは・・・廃棄食品のを輸出???


早速グルテン・フリーのパスタを購入し食卓に出しました。

家族も違和感が無く驚いた様子です。 ほんと、食べた後の ずっしり感はありません。

イギリスは小麦粉の種類も大変豊富です。

粉から選び自分で作って食べる!のも楽しいですよ。

テニスプレイヤーのジョコビッチ選手もグルテン・フリーで有名です。彼のグルテン・フリーダイエットで、あの体系と維持を見ると納得しました。

ちなみに、グルテン・フリー者が旅先での宿泊の際に困るのが朝食。

もしも、貴方がお困りであるならホテルやB&Bに事前に一言 

「グルテン・フリーパンの持ち込み」を話せばOKです。










































































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