6月30日
先日・・・
知人の弟さんが会社を辞めた。
高齢の母と実家暮らし、独身、結婚歴無し53歳。
私は高齢の母親の介護に寄り早期退職なんだな・・・・と勝手に思い込んでいた。
何故なら私の叔父も両親の介護の為に55歳で早期退職。
その当時はリモートワークなんて無かった時代。
会社と介護との両立がかなり辛く早期退職を決めた。
会社に辞表を出した翌日に祖母は他界した。
その勝手な思い込みから、会社を辞めた事情がちょっと異なった。
なんと この男、日本の企業の株価が高騰化により働く事よりも配当金の方が良い事から会社を辞めたのだ。
元々ギャンブル好きな男は社会の型にはまったような事が生に合わず社会適応障害に悩まされていた。
コロナ前からウツ病になり通院し世の中が流行風の中、会社はリモートワークになり彼の状態は緩和された。
コロナ後も会社は自由ワークと決まり そんな彼が選んだのはリモートと週2の出勤体制。
だだ出勤となるとウツが酷くなる。
そんな男が決意した事は「桐谷さんになる事」
個人投資家になり配当金や優待券で暮らす・・・と言い出した。
翌日、長年勤務した会社をスッパリ辞め退職金を貰い その金は株に投資した。
彼は高齢の母と実家暮らし年金で生活の恩恵を受けてる。
お金がゼロになったとしても家がある、飯がある、年金がある。
その母親もコロナ禍から趣味、買い物でお金を使う事が無くなり貯まる一方と話す。
年金が少なくて働きに行かないと生活できない高齢者がいる中、家から出なくなりお金が貯まる高齢者もいる事だ。
年金が少なくて生活できないと言う話よりも年金でお金を使わない
方が実は多い。
格差社会になり独立が出来ず実家で暮らす独身50~も増加している事は事実。
日本の高齢の母親は何時まで子供の世話をするんだ?と思うとゾッとずる。
日本は60超えると厳しい現実社会になる
賃貸で暮らすか?持ち家を持つか?それとも公団に申し込むか?
日本での高齢者の賃貸不動産はかなり厳しい。
その理由は孤独死をされたくないからだ。
人間・・・誰でも死がやってくるのに「いわくつき物件」扱いにするケース。
実際に知人の母親からの経験話から いかに独り身の老人の賃貸が厳しいのか分かる。
名義を娘や息子にしても貸してくれない不動屋さんは多い。
J子さんは還暦と同時に離婚した。
それから娘が暮らす東京へ引っ越すが同居せずに近所のアパートで暮らす事を決めた。
最初に不動屋さんから言われたことは「勤務先」
還暦離婚前までは主婦だったJ子さん。働き先を見つけるまで相当時間が掛かった。
その当時は60歳超えのパートは無かった時代だ。
年齢をごまかして何とかパート先が決まった先は居酒屋の洗い場。
J子さんは10年働き今現在は81歳。娘婿たちとの同居は嫌がっている。
月のアパートの家賃は娘が払い年金で暮らしている。
その当時J子さんはとても60歳超えには見えなかった。(若く見えた)
J子さんが70歳手前になると もう自分が働けなくなると感じ不安しかない・・・と話された。
働きたくても次が無い意味。
今、働く高齢者の中で一番不安を感じているのが第二の解雇。
自分がまだまだ働ける頑張れる
と思うのは、その人だけで老化と共に身体、能力も衰える。
人間には限界がある。
特に高齢者の仕事は他に人がやならない重労働も多い。
暇をしたくないから働く・・・と言う高齢者も多く自分の趣味や時間の使い方を知らない。
一度引きこもりになると痴ほう症にもなる。
定年した方が必ず言う事は「何をしたら分からない」
ぽっかりと穴が開いてしまうと病気になる事も多い。
何時までも自分は働けると思わない精神が大事。
補足
今現在、日本の企業株価が高騰化されていますがバブルは何時かは崩壊します。
なので株価で会社を辞めた男のマネはしない事です。保証はゼロです。