オリーブオイル スコットランドでヤッホー!

駐在生活7カ国を渡りイギリスはスコットランドにリターン。スコットランドで羊の数を数えましょう☆「ヤッホー隊募集!」

格差!?

2017-02-25 10:12:15 | Weblog
2月27日


耳を疑った。


年金を当てにしている。

だが、貯金や貯蓄はゼロ。

要するに 年金=貯金と考える人も少なくは無い考えがある事を知り驚いた。

なるほど~。

ちょ、ちょっと待て 

私も、きっとその対象だと思うが 定年を迎え年金の配給となると70歳までに引き上げになるのでは?

この時代、自分の定年を60歳で考えて人生に+20年の計算をしなくてはらない。

退職金制度がある会社なら、なんとかお金の心配は無いだろが 

年金の配給を待つまでの間はどうするのだろうか?



<友人45後半夫婦 ドイツ在住>


結婚暦は長いが、晩期に出産をしたので子供が幼い。

現在も賃貸マンションに住んでおり 中々将来のビジョンが見えず 持ちマンションを買おうか?庭付き1個建てを買おうか検討中。

現在のドイツは住宅ローンも かなり厳しく最高でも15年~17年の返済期限。夫の収入に対して購入できる範囲が決められてしまう。

その決められた範囲での家を探すとなると 自分が画いている理想の家とはかけ離れる。

生涯、賃貸で老後を暮らす事に不安を感じてしまい 早急にも家を探してる。

この様なパターンは、住宅ローン、教育費、老後の資金と一気にくるタイプ。




<親友K 50代夫婦>


念願の1軒家を建設。ローンなし。 

自分達が他界して、子供達に資産と残せるように2軒建てれる計算された土地を購入し遺産分配にしても兄妹2人が土地を半分に出来るように決めた。

流石に ここまで計算された将来には驚いた。

更に驚いたのが、地震備えが出来た家作りをしており ちょっとしたシェルター系ハウス。

住宅ローンも無く子供への学資保険も支払い済みなので 御主人が稼ぐ給料は丸々自由に使える。

定年まで、あと数年・・・。

この数年でガッツリ稼ぎ、老後は夫婦2人で旅行なので楽しむそうだ。

何とも・・・理想である老後夫婦生活。



<駐在暦1?賃貸夫婦>

駐在暦が長くなると、住居のお世話は会社が行うので、「家を買う、持つ」意識が薄くなる。

社宅を持つ会社も多く、

いずれ、社宅へ戻るので安泰ですと言う家族を沢山見てきた。

 
社宅制度は、日本の企業独特な制度で海外企業には無いシステム。
※ 住宅手当も海外では無い。

 
所が、社宅へ戻っても 社宅の世界と言うのがあり 自分達の居場所すらも無く 結局はマンション、家探しとなる。いわば 仮住まい?扱いだ。

なので 駐在中に給料をシコタマ溜めて 帰宅後に住居を購入は 一番 賢い選択方法。


バブル全盛期の頃は、海外駐在は「華」的な存在があるが 現在でも 今直 続いている。

海外10年勤務となれば1戸建てや、マンション購入は可能である。

家を買い、その後 海外駐在希望を出す人も企業では あるある話し。


<親族40代後半夫婦日本在住>


夫の弟(義理弟)夫婦はトータルでも10年は日本に在住している。

一度はイギリスに戻ったが日本での職種に問題があり帰国後は1年近く無職。

自分の少ない貯金を切り崩し生活をしていたが

イギリスでも生活が厳しくなり日本にリターン。

海外(日本)での生活が長く、自国に戻っても生活保護対象外となり実家で同居するケース。

企業勤務なら引越し代、家賃代は出るが 

義理弟のように全て自腹となると相当な出費。

里帰り代の為に働き まったく貯金が出来ない。まさに呪縛である。



<知り合いB家族 将来は英国にてリターン>


日本の義務教育は中学生まで無償。

イギリスは一部の場所を除き大学まで無償である。

日本の場合は高校から私立へ行く人も多く、この「私立代がイヤだ」「受験」をしたくない親も多く

イギリスへ戻ろう家庭も多い。

まずは、子供が通う学校のキャッチメントエリアを決め

住所確定後に通う学校のリストに入るのでウェイティング(順番待ち)

人数が多いと入れないケースもある。

最近では、レベルの高い学校に集中している為 キャッチメントエリアに家が無いにも関わらず通う生徒が多い。
※欧州で頭を悩ませている。 

その背景は「住所を貸しますよ」と言う悪質なビジネス。

現に現地日本人でもレベルの高い公立へ通い為に住所を借りている方もいる。違法なので絶対にしてはいけない。

真面目に考えている人にしたら遺憾である。こう言う考えの持ち主は日本人だけでは無く他の人も多い考え。

全てに関して フェアーじゃないとプライドが高い意識の人に見られる。


例えば、つい最近 問題にされているのが イギリス人の母親、12人子供、シングルマザー 子供手当て年間で560万円

ブランド、海外旅行豪遊し、反感を食らっている母親。

もちろんTV出演(ギャラも貰い)ゴシップマガジン(著作権)などで荒稼ぎ。

TV出演の背景にも「やらせ的」な部分は暗黙の了解でゴシップ大好きイギリス人にしたら、話が尽きないネタなのである。

こんな 堂々とTVで560万の生活保護があっても保護金がストップしない。

普通に見たらおかしくないか?と思うはず。


イギリスでの低所得者が(年収が決まっている)満たされないと生活保護がもらえるが、シングルマザーにはとにかく手厚く、それで結婚しないパターンも多い。

計算されている・・・と思ってもいい。

もちろん、家が欲しいと行政に申し出れば1軒くれる。

子供手当ても、年収にて金額が異なるので 本当の貧困家庭には高く支払われている。

残念な事に支払われた金額は本人の自由なので何をしてもいい。

このように生活保護の家庭は連鎖で、その子供も生活保護になるケースが多く政府も頭が痛い課題の一つ。

悲しい事に、働く意思を持ち、お金を稼ぐ・・・プログラム講義もあるのだが、まったく役に立たない。

※虐待ケースのある両親には行政が子育て講義と言うのもある

イギリス国籍の人権を守りたい、だがEU内ともなると難民、移民にも同じ待遇を公平にしなくてはならず

普通に暮している国民は高額税金を納めても まったく追いつかず自転車操業。



この前までは 夫婦で共働き年収が日本円で800万を超えたら子供手当てが廃止。どうも最近は年収に関係なく夫婦共働きは子供手当て廃止?の動きに変りつつある。

実は、子供手当てが欲しく年収をごまかす人も多い。 (あるあるネタでもあるが)

マイナンバーがある為に ちょっとしたバイトでも金銭が発生すと税金を納めなくてはならない。

※未成年でのバイトも同じ。働いたら税金を納める。

その為に、現金で働く主婦も多く現金なら申告しなくてもいい!給料を銀行振り込みを拒む人もいる。

ま、これも あるあるネタで 現金=脱税となるので要注意。

税金よりも罰金の方が高額です。



<借名C 年収500万 子供3人 分譲フラット>

イギリス人の平均給料は500万。

ギリギリ生活・・・と話すC 

それなら自分(母親)がパートで稼げばいいだろう?と思うが、夫婦で働いたら子供手当てがストップするかもしれずパートに行けない主婦もいる。

税金払っているなら貰うと言う意味。

子供手当て 第一子が1万なら(年収にも寄る)第二子からは金額が下がる。 

仮に月に3万円の子供手当てなら年間で36万は自由に使える訳だ。

ムリにパートへ行き 少ない給料から税金を納めるなら36万貰う選択者は多い。

子供手当ては16歳まで。

子供に関する税金は一切発生しない。医療関係は無償、(歯医者も含む)

イギリスには塾と言う存在が無く、子供に掛ける教育費、お稽古などのお金。

幼稚園から、大学、もしくはカレッジ(専門)なら学費はゼロ。

スコットランドの公立は、小学1、2年の給食費は無償。食育と言うプログラムがある。

文具にもなれる為に、各自、自分で用意をせず 学校の備品を使用するのでお金は掛からない。

それでは、何故 年収500万円でもギリギリ生活なんだろうか?

摩訶不思議である。




<夫婦浪費家ケース>

年間に4、5回は家族で海外旅行をしないと気が済まない。

学校の決められ休みがあるに関わらず、格安で旅行へ行く為に学校を休ませる親。

イギリスでは、学校を済ませての旅行は禁止となっており学校に罰金を払う。
※何の為の格安でのチケット!?

子供の為です!と親の勝手。

夏休みなどに出される宿題の量にも 「旅行へ行くからムリ!」といい

モンスターペアレント系であり厄介モノなので危険注意人物。

自己破産覚悟で、豪遊する家庭もあり生活保護になっても学習しない系。  

何故か?イギリス人には この様な人も多い・・・。



<結婚した=実は夫は貯金ゼロ>


外国人あるある話し。(驚くほど多い)

貯金や貯蓄、投資、保険などゼロ!

これも、ゆりかごから~墓場まで・・・・と言うように福祉に手厚いイギリスだからこそ!ある言葉!

ゆりかご=子供手当て。

墓場=葬式代 市が支給。(1人2000ポンド。こちらは そのエリアに寄る)

結婚前は、かならず身元調査するべし!

結婚して気が付くと、取り返しが付かないことも・・・。

生活保護を受けることに関しても「恥ずかしい」と思わない国民性でもあり

子供が生まれたと同時に会社を辞めてしまうイギリス人も多く見てきた。

子供の成長は今だけだよ!と言うメンヘル旦那も要注意!

離婚も別居2年送らないと正式認められず(離婚弁護士を使う)離婚ほどお金とストレスの掛かる物は無い。

私の知り合いでも2名ほど長期離婚裁判となり持ち家を担保にした為に 裁判決着後に貰った金額は日本円で100万ほど。100万を受け取った時に、現実から覚めたそうだ。



<物価は上がるが、給料は上がらない時代、リストラ時代>


この国(イギリス)では、物の値上げの度に お知らせはしない。

日本のニュースでは、親切に「OO企業の乳製品の値上げです」なんて聞くが

イギリスは、ある日 突然やってくる。

消費者の文句なども聞いた事も無い。(一部のクレーマーはいるのだろが)

もちろん、値上げ反対な会社もあり 値上げはしない代わりに中身の量を減らしている。

大好きなお菓子やチョコなどが一番分かりやすい。イギリスでは、チョコレート税は別税。
(そうなんです。チョコレートが付くと税金がUP)

お隣の おばーちゃんは いつも行くスーパーの(M&S)のデリーの味が変った為に手紙を送ったそうだ。

ある方も、ポテト入りポテトスープを購入し

温めても、中に入ってあるポテトがシャリシャリしたのがイヤで消費者センターに電話をした話を聞いた。

確かに損した気分にはなるが 一度空けて飲んだ感想を伝えても、


「はい、そうですか」で終わってしまう。

なんとも、トホホ劇である。



よく耳にするのはEU脱離だからリストラ!?

これ便乗なんです。まったく関係ありません。だって、まだ脱離していません。

シェフのジェイミー・オリバーが言った一言。

彼の経営するイタリアンレストランの3店舗の閉鎖が決まった。

あくまでも「EU離脱に決まったので!」と言張るが、実は その裏でオーストラリア進出計画。

したたかな人である。




イギリスは元々階級性の国であり、今現在も階級性は存在する。

格差社会は今に始まった事では無い。

だだ、みな贅沢で優雅な暮らしになりたいだけ。

そもそも、貴族の方がシンプルな生活を送っていたりする。

持っている物だって大切に使用している。 それが年期の入った高級品だったりする訳。

コンビ二、ファーストフード、ファスト・ファッションで買い物はしない。お茶をする時も近所のカフェへ・・・では無く「我が家でお茶はどうでしょう?」人を招く。

焼き菓子は、買うのでなく手作りでおもてなし。

これはイギリス流の「貴方は私のお友達ですよ」の意味。

豪富でも貴族でも何処に投資をするか?の目的がはっきりしている。

必要としない物にはびた一文も出さない。

ケチでは無く、お金がある方こそ出さない。

この様な生活は北欧にも多いし、ドイツでは衣・食・住の順番があるなら 最初に来るのは 「住」「食」「衣」の順番と言われた事がある。

シンプル生活が一番 お金が溜まる ってことですかね・・・。













































































































































































































































































 
























 






















































































































































































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Elton John - Tiny Dancer

2017-02-24 17:14:15 | Weblog
Elton John - Tiny Dancer

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イギリスの進学 その1

2017-02-21 09:21:44 | Weblog
2月23日


イギリスでは16歳で義務教育が終わる。(私立は18歳まで)

公立では16歳で進路が分かれ、大学進学コースかカレッジ(専門コース)を選ぶ。

イギリスの大学進学は日本と違い 大学受験の為の資格コースを学ばなくてはならない。

イギリスなら修了認定GCSE,アメリカならSAT,大学進学受験するならAレベル、IBの段階がある。

例えば日本の高校を卒業して、突然イギリスの大学へ行きたい!と思っても入学は出来きない。

科学などの分野になると実験やレポートなども入る為に参考書だけの勉強はNGが多い。

私立の中学になると、大学が提供している人体解剖などの講義や肉屋が豚や羊の臓器を提供し臓器解剖も行うので、日本の科学の分野とは大いに違い驚いた事がある。

先日、娘は 豚の心臓の解剖をし 人体に大いなる興味がわいてきたそうだ。

っと言っても、肉屋が血抜きをしているので 料理?しているようなもの。と本人は言う。

もちろん、顔面蒼白になり気分が悪くなる生徒も多かったとか。


さてAレベルと呼ばれる専門コースをイギリスで取得たいなら受験となるので有名大学、語学学校が運営するファンデーションコースを1年通う。日本で言うなら予備校だ。

海外、日本のインターナショナルスクールでのイギリス認定学校は、イギリスやアメリカ大学進学用に きちんとプログラムがあり受験が出来るのだが、非認定となると 厳しいものがある。

近年、日本でもインターナショナル・スクールが人気だが だだ英語の授業をするだけでは無く

イギリス基準か?アメリカ基準か?なのかをきちんと知ること。


留学人の為のファンデーション・コースは(1年間コース)寄宿舎制度がある為に年間で500万円くらい掛かる。
※ 留学斡旋料金も入る。

受験後の大学費は、アジア諸国料金になりイギリス人の2倍の金額となる。

英国人パスポートを持っていても 現住所が香港や日本となったら 学費は2倍と見なされる。
※ポイントは英税金を納めているか? 


よく、日本人駐在が言うのは 英検、TOEIC,TOEFLの資格は必要でしょうか?と聞きますが この3つは対象で無くネイティブな試験、国営ビザ試験となるので これが実際に活用できたか?と言う話は ここでは聞かない。

※日本での外資系の企業で働くケースは この3つの資格を対象にしている所は多い。

日本の場合の留学は、まず日本の大学に入り 大学が提携(コネクションがある大学)に行く場合も多い。
※学科・コースによる。

ファンタジーな話では、アメリカよりもイギリスの大学の学費の方が安めなので、行き先をイギリスに変更する人もいるとか。

確かに、イギリス人がアメリカの大学進学費用は年間で日本円で500万ほど・・・と聞くので 普通の家庭では行けないレベルだ。よく聞くのがスポーツなどのスコーラー・シップ。(特待生)

私の知人の息子はゴルフ大会に よく出場し フロリダ大学からスコーラーシップを貰い入学した。

現アメリカの滞在ビザも厳しく大学進学後、就職しビザを獲得する外国人も多い。

数年前からイギリス人ですらもアメリカでの就職が困難となり いわば「アメリカ人・ファースト」なのだ。

スコーラー・シップを貰っても学費はダダでは無く(その人によりディスカウント金額が違う)

生活費などにはお金が掛かるので、留学をあきらめるケースも多い。

現地アメリカ家庭ですらも 大学の学費が高額の為に何とか学費を安くしたい!と思う家庭も多く大学にパートに行く母親も多い。(←実話)

※職員割引制制度がある。 





私は 先日 ある方から こんな話を聞いた。



某名門女子校

学校では進学だけを推薦しているのではなく その子供に合わせた将来性でのアドバイス。

進学だけでは無くプロ(専門)の道へ選ぶ生徒も多いそうだ。

デザイナー、パティシエ、某劇団員、ビューティーなど、自分がやりたい夢がある・・・と言う事は素晴らしい事だ。今人気なのは、栄養士の仕事とか。

子供1人1人をきちんと見て 子供達にアドバイスをしている。

思春期の子供になると、親には言えないケースも多く 将来の道にためらう事もある。

実際、私も18歳の頃は言えなかった1人。


イギリスの私立のケースは 大学アドバイザーのプロを外部から呼び 個人面談で その子に合った大学の紹介、どの大学の分野が強いか?と、適切な指導がある。

学校の教師がアドバイザーになると、生徒の不公平さが出るために第三者を雇い適切な話しが受けられる。

イギリスやアメリカの大学はポイント制であり「大学が生徒を選ぶ」からだ。

日本人の子供と親は「なんとなく大学に行かせる」と言う意見が多く 大学で何を専攻するか?何を学びたいか?何故大学なのか?ぼんやり。

取り合えず 大学行き、大学院に行き、就職はなんとかなるでしょ・・・的な発言も多く 大学とは そもそも専門分野を学ぶ場所。

なんとなくで進学する人は、社会人になっても うまく行けるはずが無い。

高校が大学バスツアーなど組んでいる所もあり観光化?している話を聞きガッカリした。

大学受験も平均で10校、受かれば何処でも良い、子供も分からない状態で大学に進学し、あっと言う間に就職活動。その就職活動も 今で親が仕事を選ぶ・・・と言うから唖然とする。

これは、親が思う教育子供のゴール?なのか???

どんなに子供が名門中学、高校通っても 進学アドバイザーが居ない学校は考えようである。



「ビルティング・アップ」な教育と「体験型」教育。

イギリスの教育機関では、早期の段階から将来のプロを作る為に積み重ね教育をしている。


受験校と呼ばれるプレップ・スクールは語学教育は1年生からだ。(5、6歳)

Day私立、公立の2~3倍のスピード学習方法でもあり将来の名門校への進学が目的でもあるので、9歳からの寄宿舎訓練生活を過す事もある。学校+塾形スクール。

勉強だけではダメで、スポーツ、音楽、芸術、マナーと あらゆる分野を学ぶ いわばエリート育成校。

小学1年~3年までは モンテソーリー形式の学習方法であり 4年生から独立型の勉強方法。

学科は専門教師となり 勉強ごとにクラス移動も取り入れいる。

日本では中学から教科専門教師となるが、イギリスでは早期に専門教師が教えるシステムなる。

大学の1コマ授業が1時間なら、受験校も大学時間に合わせて1時間の授業を取り入れている学校もある。

これも、早期訓練の一つ。

教科宿題はゼロに近いくらい無く本を多く読む事が宿題である。

教師免許でも徹底しているのが教員免許だ。

小学生でも大きく分かれてあり 小学1年~3年生まで教えられる免許と小学4年生から~の免許が違う。

小学4年生からの免許扱いはアカデミックと言われ専門教師。 

教師でも低学年の免許しか無い人は、この学年しか受け持ちが無い為に 若い教師はスキルアップの為に再度大学通うケースも多い。



12、13歳になると(日本では中学生)

中国語、ドイツ語、フランス語、古典ラテン&ギリシャ語、スペイン語がの選択科目が入る。

これはイギリスに限らず欧州では欠かせない授業であり語学は大学進学にポイント高の一つ。


例えば、日本人や日・ハーフが日本語の資格を取ったらどうなるのか? 取るのも一つであるが母国語の扱いでポイントは やや下がる。


例  仮名 エリー・鈴木(←あくまでも適当)


大学側は書類だけの文面なので 一目見て 日・英ハーフと思い 日本語を話せる、書けるは当然と見なしポイントが下がる。

あくまでも英国人が受講する「日本語」と言う意味。


日本人に よくありがち受験は早期受験。

GCSEに関しては、年齢は関係なくテストが受けれるシステムでもあり たまに力試し?で受ける大人も居る。

毎年のように天才や秀才な子供が早期受験をし高得点ニュースになるが 語学に関しての早期受験も注意点がある。

ハーフの子供、在住日本人が語学(母国語)のエントリーをするとポイントが下がる。

例えば、中国人の9歳の子供が 中国語受験用のテストで高得点を取ってもポイントが下がる。

話せて、書けて当然!と見なされる。

なので日本語のGCSE,Aレベル受験は なるべく受験の年に受けることを進める。

もしくは、大学が推奨している日本語の資格の方がスキルアップは大。



<オックス・フォード大学に進学させたママさん>


幼い頃から知っている英国人のNさんは、オックスフォード大学で英学科に進学。

彼女は今年の9月に卒業予定。
イギリスでは6月に卒業なので、最後の学年(3年生)は論文、レポート、就職活動とハードな1年を学生は過ごす。

母親が言うのは、この3年間 勉強漬けで遊ぶ暇も無いくらい必死だった。

秀才が集まるだけに、上には上がおり 勉強ペースも早く あっと言う間な大学生活を過ごした。

就職なのか?大学院へ進学か?すらも決められないくらいな忙しさ・・・と話された。

オックスフォードの時間数は週に40時間。

他の大学は週に25~30時間が平均なので いかにハードな大学なのが分かる。

オックス・ブリッチはエントリー後、大学の書類選考→大学側が興味のある生徒に面接のお知らせが入る。

面接後、大学オーファーから来る生徒は一握り。

今年の面接の質問が、あまりにも特殊な質問ばかりで ほぼ答えられないケースが多発しニュースに取り上がったほど。異次元な質問?と言う意味。

面接官だけが聞く内容だけ答え、自分のPRは一切出来ない。

あくまでもオーファーなので、最終試験に合格しないと入学は出来ない。

イギリスの大学では、留年を認めない大学、学科もあるので バイトなんて出来ない。

留年を認めない大学は、証書はどうなるか?

2年通えば「2年間修了しました」証明書がある。(←大学にも寄る)

「卒業」と使わない所が、なんとも皮肉だ。



<大学は5年!?と考え学費は5年分です・・・と話す日本人ママさん>


これは、かなり痛手な話である。

学部にも寄るそうだが、2年生で留年するケースが多い話は よく話題に上がる。

医学部の留年なら・・・合計で7年は通う事になる!?

わが子への将来の投資!と割り切っても親には辛い投資。



<就職が無くGAPイヤーを取る>

イギリスも大学が多い為、イギリスでの仕事希望者がEU籍の人が多い為に就職も困難。

自分が行きたい会社が無い!やりたい事が無い!と大学院やマスターコースへ進学も多い。

GAPイヤーを取り、あちこち旅へ出る人もいれば、違う国でバイトをする人、奉仕活動をする人 さまざまだ。

ここでも取り合えず大学院へ・・・と言う子供も多く 一生 学生で社会を知らず人生が終わるんじゃないか?とい人もいる。

確かに大学院、マスターコースへ行く人の就職率は高い。


GAPイヤーを取ると、リスクが高いので進めていない私立高校も多い。

リスクが高いとは、毎年 大学レベルが上がっている為に 先延ばし後 勉強に追いつかず退学するケースや体験型GAPイヤーを取っている生徒は目的がある為に評価はされるが、自由形GAPイヤーになると厳しいものがある。

GAPイヤーの申告は、進学する1年前に通告し合格した大学を1年先延ばしをする為に 大学側が戻ってきてもいい様にスペースを確保している。

なので、GAPイヤーは突然には取れないので要注意。

その他 浪人を入れない大学もあるので きちんと調べる必要がある。



<職人を目指す>


イギリスは古き よき物を残し伝統を守る為に多くの職人の仕事がある。

モザイク・タイルをする職人の仕事に私は驚いた事があるが、100年前と同じ再現が出来る人間の凄さに驚いた。

ナショナル・トラストと呼ばれる国が指定してある建築、絵画、古書、銅像、などの修復者の仕事も素晴らしい。

見本で言うなら宮工大が有名だろう。

物を作り出すクリエイティブな世界も大切な仕事だ。




次回はプロ選手の話し。



















































































































































































 









































 
























































 






























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プロを育てる。エンターテーメントの世界~イギリスの演劇より~

2017-02-05 11:10:29 | Weblog
2月6日


イギリスの教育プログラムには「演劇」がある。 

「ドラマ」と言う言い方をする。

(ドラマの授業を取り入れている学校が多く学校クラブなど)

イギリスと言えば誰もが「シェークス・ピア」と思うだろう。

この国ではエンターテーメントを育てる意識の高さは幼少期の頃から身近に存在をする。

この「演劇」だだ「劇」をしているのでは無く

将来に大きく繋がる事を知った。

そう

対人関係の緊張を取る、社会でのプレゼーテンション能力を高めるノウハウの学習方法も言われている。

いかに、その場の空気を読み その人のプレゼン能力を頭に入れるか?は重要なポイント。

ドラマ子役の子供達が堂々としている背景には このノウハウがきちんと生かされているからである。

我が家の娘は学校の演劇から面白くなり10歳から劇場の演劇に通っている。

理由は色々な役の面白さ、舞台衣装好き、そして一番は多くの映画を見ている。

気に入ったものは何度も見て台詞を全部覚えてしまうくらいにハマっている。

日本には あまり聞きなれない劇場お稽古(レッスン)は国、市が運営のサポートが多い。

※イギリスのお稽古の支払いはタームごと。(学期ごとの支払い)

演劇には、道具も必要ではないので 誰もが気軽にお稽古できる。

日本なら歌舞伎座で将来の役者、演奏者、演出家なんかを育てる感じだ。

例えば劇団四季。

こちらは劇場を持つ劇団の1つでも有名である。

入るまでにもオーディションをし、合格し後は歌、お芝居、ダンスのカリキュラムを勉強しステージに立つ。

演劇を目指すなら、誰もが入りたい劇団の1つだろう。

イギリスにはエンターテーメントを目指す学校も多く義務教育と一緒にしている学校、大学の資格も取れるシステムなどもあるり、多くのエンターテーメントの学校はテレビ局、映画会社、雑誌との繋がりがありオーディションも受けれるシステムとなっている。

まさにプロを育てる登竜門だ。

例えば、子供が多く出演するミュージカル アニーやビリーエリオット、スクール・ロックなどの子役などは、劇場劇団、バレエスクールからのオーデションも多く、オーディション番組などで踊るバックダンサーもブリッド・スクールからの生徒を起用したりしている。

イギリスツアーのお芝居となると勉強支障が出てしまい、地方で生活にあるケースも多い為に、主役には何人もいて、交替でスケジュールが組まれている。

本気で将来プロを目指すシステムが完全に作られており世界に通用するスターの育成が完璧だ。

表舞台で活躍をする人もいれば、将来の道が変わり演出家、シナリオライター、演劇指導者、舞台美術になる人も少なくは無い。

劇団員だからこそ出来る仕事はある・・・ってこと。

イギリスで一番有名なのは「ロイヤル・バレエ」ではないだろうか?

娘は演劇のほかに、ダンス、歌、ピアノ、ステージに立つお稽古には欠かせないレッスン
(ピアノは音感に慣れる為)

歌のお稽古はクラシックのオペラの基礎。

音階の勉強、発声、ドイツ語、イタリア語、聖歌隊の簡単な歌を学び ミュージカルでの歌はポップスターのような声はNGとされている。
(ちょっと変わった特徴がある声を出して歌う意味)

子供の頃からの歌の練習は声帯の問題もあり、中々思うように声が出ない事に苦労し挫折を繰り返した。

子供のレッスンと 大人のレッスンの違いは声変わり。

特に男の子は思春期になると声が変わってしまう事もあり役所も大変。

そんな事もありミュージカルコースは14歳以上~に指定にする所も少なくは無い。

娘はミュージカルコースも学んだが、彼女は舞台演劇がお好きみたいだ。

シニアクラス(13歳以上クラス)くらいになると、発表会の演出、シナリオは生徒達で考える。

文章力や言葉の表現力、チームワークが必要となる。

先ほど

ピアノのお稽古は音感に慣れる為と書いたが、もう一つは語学力を高める為にある。

知人のピアニストは3、4ヶ国語の言葉が話せる。

ピアノは語学能力を広げるメロディーと同じだ!と言われた。

音から入る語学が自然に耳に入る・・・と言うこと。

確かに楽器を使う人に語学力が多いのも納得する。




「ドラマ」には多くのジャンルが存在する。

テレビ、映画、舞台、ミュージカル、シェークス・ピア劇(クラシック)ラジオ(声だけの表現演技)

どれをするかに寄って表情や体の動きなどが違う・・・と言うこと。(奥が深いですね~)

これが全てできる役者は「カメレオン・俳優・女優」と呼び

1つの役だけを演じるだけでは無く、話す言葉(アクセント)にも関係するので本物の役者魂と情熱はすごいんです。

イギリスでも、クイーンズ、ロンドンなまり、イギリス南部、北部、スコットランド、北アイルランド・・・とアクセントも違う為にアクセントの練習にも厳しいです。

ハリウッドの役者さんもイギリス映画に出たい為にイギリス発音の練習です。

有名俳優ジョニーデップは その内の1人。

彼のイギリスアクセントは、かなりのものです。本人も好んでいるとか。

自分なりのキャラクターを作ってしまうと、イメージが強くなり 他の仕事が来なくなる為に、多くの俳優さんは、連続シリーズはやりたくありません。

その中でも有名作品は「007」シリーズです。

確かにイメージが強すぎる役ですよね。

あのハリーポッター役のダニエル君は、うまくハリーと言う役から脱出できた1人です。





さて、

中にはお芝居、バレエなどで留学を考えている人は 日本人はきっと居るはずです。

イギリスでは16歳以上~から寄宿舎(寮生活)を儲けてる学校も多く留学するにあたり一番の条件はネイティブな英語が話せることです。

ビザも大変厳しくなり才能だけでは入学も出来ず英語力があるか?もポイントです。

イギリスでは子供に対するルールが厳しく未成年者でも中学生からの留学が出来る場所が決まられており親子同伴ビザ、もしくは完全寄宿舎があるような所でしか受け入れはありません。

たまに、15、16歳がヨーロッパやアメリカに1人で横断し独学で学んで来るお子さんもいらっしゃいます。
これは絶対に真似してはいけません。

経験で・・・と言う親御さんおりますが見知らぬ土地で犯罪などに巻き込まれたりするケースもありますので、必ず現地と何処の会社が提携をしているのか?確認をする事です。

留学先の学校斡旋をきちんと調べる事も必要です。

そこの運営が私立か?公立か?と、お金目的なモヤモヤ経営の所もあります。(他、欧州)

新設校となると、現地の子供よりも多くの外国人を入れるケースもあり外国人中心とした学校運営は、あまり言い感じではありません。

外国人が多くなり、グダグダする教師も出始めるケースもあったりします。

留学し本気で将来を目指しているのに これは ちょっと困りますよね。

イギリス大学の留学にても、EU価格、EU外価格と大きな違いの学費が発生します。

今の段階ではイギリスはEU脱離後の学費問題は大きな課題が残されているのは事実です。

留学をする前に、サマーコースなどに参加し どんな感じなのか?の体験を一度すると良いでしょう。


ちなみに・・・・。

今、イギリスのドラマのブームはネットフリックスの「クラウン」です。

いや~これ、イギリス王室の歴史ドラマで、ネット配信ドラマなのですが大ヒットし、シリーズ化となってしまいました。ネット配信の為に世界中で見ることが出来ます。

民法放送よりも予算が多い為に、映画なみの迫力があり、実は このプリンス役は娘の友達です。

このドラマ出演者にも徹底しこだわりも半端じゃなく1シーンカットの為にイギリス中の子役探しが1年前から始まりました。

皮肉にもイングランドには純粋な英国人の顔が居ない為にスコットランドの私立の学校にオーディションをお願いしました。

そう、北に行けば行くほど移民や外国人が少ない・・・と言うこと。
(歴史ものとなると、しょうがないですがね。)

条件
※ 見た目がロイヤル ←もう、最初からすごい条件です。(汗)

※ブロンド、ブルーアイズ

※ 話すアクセントはポッシュなイングリッシュ ←ようするにクイーンズを話す。



プリンス役の子・・・・。

ドラマなんて、していません。(失笑) 見た目オーディションで決まってしまったんです。

こんな幸運な持ち主もいるんですよ。

撮影現場では1日長かったとボヤいていましたが、すごい体験が出来たのは事実ですね。












































































 
























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Clean Bandit - Rockabye ft. Sean Paul & Anne-Marie [Official Video]

2017-02-04 18:50:32 | Weblog
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マックが変わった!? イギリスより~

2017-02-04 09:14:26 | Weblog
2月4日


2?年振りに、マックの商品を口にしました。

ジャンクフードとは縁が無い私ですが、

息子が 

「マックのアップルパイとフレンチフライが食べたい」と言うことで

買い物の帰り道に新しく出来たマックへ・・・。


えーーーーーっ

何とタッチパネル式になっているではありませんか

レジカウンターは2台。

タッチパネルが2台。(両面式使用可能)

オープンカウンター形式で、従来のマックとは大違いです。

タッチパネル式はカードしか使用が出来ません。(クレジットかデービットカード)

会計後にオーダー番号の用紙が(レシート)が出てきます。

その後モニターで番号が呼ばれるシステムです。


従来のマックなら、長いカウンターのイメージがありますが コンパクトさが清潔なイメージに感じました。

レジ打ちをしている従業員よりも、オーダーされた商品を詰める従業員の数の方が多いかもしれません。

ちょっと前にアメリカでの自給を15ドルに上げろなんて、デモ運動がありましたが

いやいや、このタッチパネル使用の方が全てがスムーズであり物が準備されるまで早い事にも驚きました。

世界のマックで一番高く、時給も高いのがノルウェーとスイスです。

その中でもダントツ ノルウェーで食べるマックが高いこと・・・・

子供達が買い食いするレベルの金額じゃ~ありません

ちなみに時給は日本円にて2000円。

ノルウェーの物価の高さが分かりますが、このシステムが導入されたら人権削減も可能です。

時給を上がるならタッチパネル方式は徐々に、あらゆる所に浸透してきます。

今では当たり前のようになったスーパーのセルフ・レジ。

クリニック(診療所)の受付もタッチパネル式となり、病院の窓口で働いている人は予約の受付をする事務数名しかいません。

もちろん、外国人や老人にも分かりやすいタッチパネル方式です。

銀行も同じです。

どんどん店舗の閉店が相次いています。

大きな郵便局でさえ、セルフ・レジがあります。(自分で送り先をパネルに記入し重さを量る)

世の中が便利を求める追求は社会全体がIT化に確実に進んでいます。

私の知人はロンドンの中心部で勤務ですが 買い物は わざわざ店まで行かないと話されました。

行くのは勤務地の近所になるサンドイッチ店くらい・・・と。

観光客があふれるロンドン市内で、混雑している中での買い物よりも ネット注文して配達して貰った方が余程効率がいい・・・・と言います。

だから、今流行の店なんて まったく知りません。

そして相次ぐのは、本屋さん、DVDなどを取り扱う店の閉店です。

今ではレンタルビデオ店はありません。

私はイギリスの本屋さんの空間が大好きで時間があると立ち寄ります。

本だけでは無く、カフェがあったり 面白い雑貨があったり、珍しい、センスがあるアート本、子供の絵本は素敵な物も多く発見が多い場所

プレゼント、お土産に なりそうな商品の穴場ではないでしょうか?

手に取ってみるも大切です。




マックで買った 熱々のアップルパイ・・・。

サイズが小さくなり、ちょっとがっかり。

物足りなさがありますが、やっぱり マックのアップルパイは味も変わらず美味しいのは◎です





































































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