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イギリス住居の雑談。

2024-07-05 18:17:35 | Weblog

7月5日

誰かに使われる事が嫌だと退職したケイミ。

ケイミの性格はリーダータイプ。だだ思考が毎回気分的にコロコロ変わる。

ケイミの夢は自分のカフェを持つこと。

ケイミの母親はその昔京都の一等地でカフェを経営していたが身体を壊し継続困難な事から店を手放した。

当時のケイミはバリバリ働き子育てもあった事から母親の店には興味が無かった。

実は私はその経営者に名乗り出たがケイミの母親は友達へ売却した。

今じゃケイミは母が経営していたカフェの継続を後悔している。

自分の店を持つ夢は誰にもある。老後のカフェや隠れ家的な店をやりた人は多い。

コロナ前までは飲食店は3年続けば良い。

5年続けば直いい。10年続けば成功。なんて言われたが今じゃ半年続かない店が多い。

日本の飲食店経営は自宅兼OOと言うのがある。

1階は店。2階は住居。確かに店と商売が一緒ならビジネス家賃が掛からない。

これイギリスでは禁止で欧米にも多い。(B&Bは別)

ケイミも将来カフェをやるなら自宅兼カフェだ。ケイミは10年前にカフェでバイトをしていた時に飲食店の衛生管理資格を取得している。

物件を探していたがやっと見つけた物件には競争相手が居たが高額すぎる不動産に諦めた。

 

競争相手は中国人

ケイミが欲しかった民家の買主は中国人。あっと言う間に改装しゲストハウスにした。

ケイミが住む場所には多くの有名寺が多い事から宿泊が多いと話す。

ケイミは「そこの売却オーナーが上乗せしてきたねん」

そんな話は商売あるある。

経営者だってお金を多く出す方を選ぶ。

どっちみちケイミ手に入れたとしても銀行で金を借りるまでに時間が掛かる。

手っ取り早いのは現金を持つ人。

エジンバラで元エアーBを経営者の方はオーバーツーリズムが進む中、近隣住民との苦情からエアーBの運営方針が変わり大通りに面してる民泊のみ許可と住宅専門の弁護士を付ける義務化になった。

民泊営業規定が厳しくなり民泊で商売をしてる人は一斉に物件を売りに出す。

不動産投資の競争化から本当に住居が欲しい人が買えないのが原因。

イギリスで不動産投資を行うほどんどがイギリス在住では無く税金対策の為に海外に住む人が多い。

イギリスで沢山不動産を持っていてもその物件に住んだ形跡が無いなら税金は高額になる。(印紙)

「1年以上住みなさいよ」が条件だ。

イギリスでは売れない物件(ホテルを含め)には行政が買い取るケースがありその家やアパートを難民や移民の住居化してしまう。

これも近隣住民の抗議と苦情が絶えない。

この国では教会の経営が危なく案ると売りに出されモスクになる事も多い。

ロンドンであっても高級エリアでも同様に買い取り大家族を住ませる。

イギリス人はこういう事を把握している事から儲けを考えずに売却する事が多い。

ようするに金になるなら何でもありの国である。

 

イギリスに不動産ありますが住んでません。

イギリス人のポールとベトナム人のリンは結婚し20年間はイギリスに住んだ経験が無い。

理由はベトナム人ビザ。

ポールは30年近く海外で暮らし60歳の退職を機にイギリスに戻る決意をしたが早3年・・・未だにカタールに住んでいる。

税金はゼロであるが移住、物価は高い。物価が高い理由は全てが輸入品。

ポールが生涯稼いだ給料は13件のアパートオーナーになり賃貸に出している。

ポールは老後にイギリスに戻れない理由は奥さんのビザと仕事。

10歳も年が離れ高齢出産をし子供が2人が居る為に10年以上の学費、老後の資金を考えると不安でカタールから離れ慣れない病になっている。

その理由は2人には年金が無い。

リンもエンジニアの職を持ち稼いでいるがイギリスの戻って苦労するのが職探し。

イギリスでは海外で働くイギリス人は祖国に戻ると就活が難しい。その理由は多くの企業が現地採用を重点としている。自分の見合ったポジションが中々無い。

退職しのんびり静かに過ごしたいポール。

老後はアパートの大家で暮らしが希望の反面、現役で働きたい妻。

イギリスに戻れないなら2人の老後は物価が安いベトナム移住と検討をしているが中々踏み切れないポール。

その理由は社会主義国家の為に何時何が起きるかは分からないからだ。

資産がある外国人の没収だってありえる。もしかして国を脱出する事も厳しくなる。

香港やミャンマーなどの政治情勢、発展途上国に住むとリスクは高い。

 

香港で15年間暮らしていたニコラスは雨傘運動から香港を脱出する事が揺らいだ。

絶対にいい方向に向かう。と信じていたが香港で暮らす外国人はどんどん国を離れた。

一家が決意したのはコロナ禍。この時期を逃したら未来が分からない。

ニコラスが15年間も香港で暮らす理由は税金だ。海外に5つも不動産を持ち不労所得で暮らす生活を過ごす。

そんなニコラスが15年間もイギリスに戻った時は浦島太郎だった。

香港で優雅な暮らしを送ってたニコラスはイギリスに戻ればダダの無職の人。

フラットを借りるのにも「香港から来た」と言う理由で何件も何件も断られ不動産所有を5つ申し出ても

現金が無い事から家すら買えない。

不労所得であっても安定しない判断から不動産弁護士から言われた事は「欲しい物件があるなら今の不動産を売却か担保に入れるか」と促された。

コロナ禍からイギリスでは賃貸契約が非常に厳しい。

ニコラスは香港で不労所得の生活を過ごしていた事から香港を離れる時は自腹でイギリスにリターンした。

200個近い段ボール。家族の航空代、次のアパート契約、学校の学費、妻のビザ代、医療費代。

自分達が住んでいる国の情勢からとっさのお金が無いと脱出が出来ない。

 

更に進むイギリスの後退と二極化

14年ぶりのイギリスの政権交代。労働党とは日本で言えば民主党。

民主党政権となるとどんな事が起きるのか?と言う想像は今の国民には想像すら出来ない。

しかも名前が労働党って・・・まさにサッチャー時代の政権の名残だ。

今のイギリスには労働を示す人は医療関係、公共交通機関、学校教師と公務員を指す。

政権が労働なら賃上げは更に進むだろう。

労働の人の為の政権であるなら大きく変わる事は税金。

すでに私立学校の税金を上げる方針を打ち出している。

 イギリスって私立校の税金が高いの??? 

お金があるから私立校へ行く。一番金が貯まる。一番金を取りやすい。この発想が日本と異なる。

私立校の意味は個人で運営する幼稚園、保育園、小、中、高校、語学学校、専門、大学全てだ。

イギリスで暮らす投資家、豪富の約1万人がこの国から出た と言う話まで出ている。

イギリスの商店街を見れば分かるがインド系、アラブ系、中華系が目立つ。

一体ここは何処なんだ と言う店が増加してきた。そうマネロン商売が。

イギリスでの企業の住所はアイルランドが多い。理由は税金。そのお陰でアイルランドの物価は高く人材給料も高い。

アイルランドからイギリス本土まで飛行機で30分で行ける事から気軽に再就職をする人も増加。

元はイギリス本土だったし変わらない風景にも違和感が無い。イギリス本土と同じ店だってある。

だだロンドンのような活気は若干薄いがちょっと田舎に引っ越してきたくらいの感覚。

北アイルランドに住む人はEUであるアイルランドでも働ける特権がある。もちろんビザの変更も可能。

EUのパスポートがあれば何処でも働ける なのは正しいが言葉が異なる。

だだ移動は簡単あるが移住となると話は変わる。

今後4年間のイギリスはどう変わるのだろうか・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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