7月8日
近くのコープに荷物を出した。日本で言うならコンビニに宅配サービス。
ここのエリアはお洒落なエリアで小さな個人店、雑貨屋、カフェなどが多く人気のエリア。
コープの入り口の横に2人の夫婦が物乞いをしている。
イギリスの物乞いは銀行のATM、スーパーの横に居座っている。
私は目を疑ったその2人は妻は60代くらい。夫が70代くらい。身なりもキチンと装い何処から見ても普通のシニア夫婦。清潔な感じ。
散歩の帰り?買い物の帰りか?と言うカジュアルだ。
段ボールの上に座り込みテイクアウトの紙コップに「恵んでください」
う、うそやろ
日本人の物乞いのイメージはきっとボロを着てゴザの上に座るイメージだと思うだろうが物乞い、ホームレスであってもプライドがある人が多い。
イギリスの街角に見る物乞いホームレスの大抵は薬物系、移民系、ビザなし不法滞在だが時々普通の人も座り込んで本を読んで物乞いをしてる普通のおっさんもいる。(←謎)
その辺の通行人が物乞いやホームレスにマックやらジュースやら渡す人もいる。
コロナ禍から現金を使う事が減りイギリスではデジタル払いが多い為にパフォーマンスの投げ銭やボランティアでの募金活動などに寄付する人が減っている。
例えばロンドンに地下鉄のパフォーマンスへの投げ銭はクレカ払いになっており各自支払いマシーンがある。
これ税金払い確認もあり誤魔化しが出来ない。
近年はスーパーに小銭機械を装置しており現金とスーパーの金券と交換も増加。
物価高騰化から小銭思考の変化だ。
イタリア、スペイン、パリなどの地下鉄、電車内でのスリと物乞いが非常に多い。
彼らはグループ、家族系で物乞いで生活をしている。
昔はジプシーやロマと呼んでいたが差別用語になる為この国では「キャラバン」と呼ぶ。
イギリスでは禁止になっており警備員が乗車し連行するケースも増えた。
このキャラバン何故かアイルランド系にも多くキャンピングカーで各地を巡り物乞い、窃盗、強盗で暮らす。
定住はせず川沿いの河川敷を占領し暮らす。子供達は学校には行かない。
キャラバンは数台の集まりでは無く数百台も集まるくらい1つの村をあっと言う間に作る。
これが市の行政との闘いになっており不法滞在の1つとみなされている。
パリの地下鉄の物乞い。
パリの地下鉄の車内でカラオケを歌う人が多い。
物乞いにも自分なりのパフォーマンスがあるようだが自分の歌を熱唱し乗車してる人に「お金、お金、お金」と廻る。この人はプロでじゃない。
ほぼ払う人はおらず無視をしているが時々変なおばちゃんが小銭を渡したりする。
物乞いの人の身なりは綺麗で靴も新品じゃないか?なんで物乞いしているんだ?と困惑する。
出会った物乞いの人は「俺は会社でクビになった。今、失業してる。だから物乞いをする」と演説もあった。
その話が本当か嘘かは分からないがこういう系が本当に多い。
もしも貴方の良心的な気持で物乞いやホームレスにお金を渡しても金額が小さいなら文句を言う人も居る。
副業で物乞いをする人もおり彼らには帰る家がある。装いを見る限り。
イギリスにはホームレスシェルターがありホームレス団体が声を掛けシェルターに案内する。
これ自立支援もある事から自立を嫌がる人もおり自らホームレスを選ぶ人もいる。
シェルターの滞在期間もある。
ホームレスから脱出したい人にはありがたい支援であるのに対し仕事を拒む人もいる。
拒む理由は先ほど言ったようにイギリス国民では無い事もあり得る。
イギリスでは不法移民はルワンダに強制送還される事が決まっておりボート難民だけじゃ無くイギリスに不法している全員を指している。男女関係ない。
え 日本人はあり得ないでしょ???と思うだろうが長くイギリスに住むと犯罪に手を染める日本人もいる。詐欺を働く日本人もいる。国籍は関係ない。
詐欺で儲ける。人の金で飯食いをする。
ある動画にて有名占い師?がこんな事を言った。
詐欺してお金を作る人が多い・・・。
この言葉に私は思わず「そうそう」とうなずいた。
詐欺にも色んな手口がある。
この占い師は以前はライブ配信を行い投げ銭を貰って視聴者の対応をしていたが投げ銭を取りためた。
確かに・・・ユーチューバーでも貧困話やお涙頂戴話に投げ銭をの数を見て驚く。
芸人のS品は世界でも1位を争うくらいの投げ銭が多いのも有名。軽く億を超える。
投げ銭をするくらい庶民のお金が有り余っている意味だ。本当に支援をしたい人に(寄付など)すれば直いい。
投げ銭も1つの物乞い。
そして本当に苦しいなら生活保護と言う制度がある。
生活保護の申請が出来ない理由の1つは貯金がある事を示す。隠し金とか・・・。
もしくは他の口座を持って貯金や資産があり手を付けないケース、タンス預金
知人で母子家庭のAさんの仕事はデパートの販売員。Aさんは生活保護を受けており団地で暮らし毎月行政から振り込まれる援助金で生活を過ごしているがAさんはキッパリと
「生活保護を受けていても貯金は出来る。それは私が出来ているから証明できる」と話していた。
生活保護を受けている人からの話を聞いたことが無かった私にはこの世界は本当に知らない。
Aさんの貯金の仕方を聞くと普通にある生活光景。
1 職場にはお弁当
2 本は買わずに図書館
3 コンビニには行かない、外食しない。
だだお金に心配から友達が失ったそうだ。交際を辞めたそうだ。
私が一番驚いたのが最新のアイフォンを持っていた事だ。生活保護だから贅沢はNGと言う人がいるが、
自分のお金になれば何に使ってもいい。それが消費。
Aさんはコツコツとお金を貯めてお遍路の旅へ出掛けた。
本当に生活にお金が困っていたら家族に相談するか行政に相談するか消費者金融に助けを求める人もいるだろう。
同じお金であっても詐欺をして得たお金とは訳が違う。
お金があるのにお金の不安から詐欺をする人も居る。まったく悪気も罪悪感も無い。
ハイエナの様に金を持つ人の臭いが分かる。
食事に行こうと誘われ会計の時に消える人も多い。
昔、いい奴だった人が災害やコロナ禍で変わる人も増えた。あまり言いたくないが〇北地震の被災から?
被災者にも2極化であり流石に政府は待ったが出来ない。これはリアル現地の声。
私は日本へ里帰りをし懐かしい知人と再会をする。
関西に住む知人B子の旦那は私が帰省する度にレストランを予約するが会計は私。
この前は高級中華屋に連れて行かされ支払いは私だった。
最初の1度目は「いいわよ~。私が出すから~。」なんて思って居たが毎回それが続いた。
自分達が行きたい店を予約し会計は他人。
それに気が付いたB子の旦那はファミレスに連れて行き自分の食べたいものオーダーした。
え ちょ、ちょっと・・・私が頼みたい権利が無い???
それって・・・焼肉屋に行き他の人に権限が無いやり方だ。
テーブル一杯に出された食事はB子の旦那が全部食べた。
人は歳を取るとゆるい犯罪、詐欺をしたりする人が目立つ。シニアの万引きも年々増加もしている。
払うお金があるのに払うのが馬鹿らしくなる。という声も多い。
こういう事を平気で言う人は貧乏神である。