日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

続・幸せになるには・・・

2014-01-06 19:45:15 | Weblog
 愛し合った者同士が結婚式を挙げた時って、最高に幸せと思いますね。しかし、まる2年間を過ぎると、元に、いや、年が過ぎれば過ぎる程、それ以下にどんどん幸福度が低下する傾向にあります・・・?!
 (2年間を過ぎると、脳の「ときめき細胞」の活動電位がなくなって、脳が冷静になって普段の状態に戻り、相手の欠点もしっかりと見えるようになってくるのですが・・・?!)
 又、愛する夫が亡くなった場合でも、その直後は、女性は、何もかも失ってしまったかの様になって、生きる価値がない何て考えることにもなりますが・・・→まる2年間も経過すると、又、元の状態になり、それ以後は、時間が経過すればする程、幸福度が増してくる傾向になる例が多いとか・・・?!
 もちろん、以上の変化に関しては、個人差が大きく、例外も多いのですが・・・。

 「幸せを見付ける鍵」として、次の3つのことが示されました。

1、「人との交わり」
 社会との結びつきが強い人ほど、幸福度が高くなります。他者と密接な関係を持てば持つ程、ヒトの幸福度が増すのです。
 例えば、コンビニで買い物をする時、店員さんと目を合わせ、少しでも会話をして買った方が、そうでない時よりも、幸福度が増すのです。
 そう考えると、趣味も、自分だけが楽しむのでなく、他者を交えて楽しむことの方がいいのかも知れませんね・・・?!!

2、「親切心」
 生きる上で、まず、「感謝する」気持ちが大切です。
 感謝することは沢山あります。食事に出される目の前の(店で買った)魚1匹食べるにしても・・・それを捕まえに行く船が必要だし、捕まえる為の道具やエサも必要だし、養殖の魚だと、長い間それを管理するのも大変だし、その魚を売る人、魚を運ぶ人、それを調理する人など・・・→感謝するべき人は、沢山沢山いますね。それに、生きたモノを殺して食べる訳ですから、その魚にも当然感謝するべきですね!
 この感謝する気持ちが幸福度と直結しています。
 ボランティアをする人は、幸福度が高いことが知られています。それに、免疫力が高いことも実証されています。
 他人には、分け隔てなく親切にしてあげ、又、してもらったことには、厚く感謝する気持ちが、自分の幸福度を上げることになります。
 
3、「ここにいること」
 ヒトは、あることをしている時、うわの空で聞いたり、物思いにふけったりしていることがよくあります。そんな集中力のないことが続けば、幸福にはなりません。
 まず、眼の前のことに「集中すべき」です。この時間、この瞬間に、今いる所で、今している事に集中すべきなのです。
 今の様に、スマートフォンが流行してしまうと、それが気になって集中出来ません。これでは、幸福度を下げるばかりで、ヒトのホントの幸せと結びつきません。

 さて、この「白熱教室」の「幸福論」は、今からNHK教育テレビ始まりますが、この先の内容も、真剣に集中して見たいものです。
(白熱教室の内容を私なりに少し変えて記載しています、ご了承のほど、お願い申し上げます・・・)

 
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20130825/1
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20100601/2
http://www.pref.kumamoto.jp/site/kumamoto-happiness/kumamon-syuunin.html(熊本県には、しあわせ部が出来ています・・・くまモンが部長ですが・・・)



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幸せになるには・・・

2014-01-06 19:37:36 | Weblog
 平成26年1月3日の深夜に、NHK教育テレビで、「白熱教室」があり、その中で、「幸福学(幸せを見つける鍵」が論議されていました。
 どうしたら幸せになれるのでしょうか・・・いろんな人がそれぞれいろんな事を言っていますが・・・ただ、言えることは、多くの人が「幸せになりたい、幸せになってもらいたい!」と願っている事だと思います。
 どの親も、自分の子どもに将来幸せになって欲しいと願っています。しかし、その為の最もいい方法が分からないのです。親がいいと思って、子どもの為にしていた事が、真逆になることもある訳で・・・反面教師ってこともありますし・・・「親はなくても子は育つ」って言葉もあるぐらいで・・・現実に、親を若い時に失くしたりした人が偉人になっている例が多いし・・?!
 実際の所、最善の方法は、人それぞれで、一概に言えず、誰にも解らない感じなのですが・・・。
 その幸せも、親はどうなっても子どもだけでもと願うケースから、他はどうなってもいい、自分の家族だけがとか・・・いろいろあるのでしょうが・・・?!
 昔は、女性の幸せは「結婚」で、花嫁姿に憧れていた女性が多かったみたいですが・・・今は、どうでしょうか?!男性も、「仕事」が生き甲斐って人、多かったのではないでしょうか・・・で、今は、どうでしょうか?!
 「幸福感」は、大脳生理学的には、前頭葉の左側にあって・・・脳下垂体後葉から分泌される「オキシトシン」が、「セロトニン」と同じように「幸福ホルモン」として扱われ・・・オキシトシンと言えば、お産の時に大いに関係しているホルモンで、分娩時の促進剤として使われ、子宮を収縮することで知られていますが・・・そのオキシトシン、男性にもあって、大切な働きをしていて・・・→ストレスを軽減したり、免疫力を亢進したりすることに関与しています。
 外来で、いつもニコニコしている子どもがいて、何故かなあと思って考えてみると・・・→その親御さんも、そんな感じで、終始、ニコニコしているケースが多くて・・・やはり、「子は親の鏡」だなあ何て思うことも多かったのですが・・・どんな環境になってもノイローゼにならない感じの人がいる様に、どうも、幸せを感じる人間になるには、遺伝的な要素が強く関係しているみたいなのですが、もちろん、それまでの環境などにも、大きく左右されます。
 
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20060726/9
http://shuchi.php.co.jp/article/1092  

 

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9連休の統計・・・

2014-01-06 14:22:25 | Weblog

 平成25年12月28日(土)~1月5日(日)までの9連休での上天草市立上天草総合病院の小児科外来に、総計126人来院しました。
 9連休の間、当院小児科では、小児科医により毎日時間を決めて診療してしていることを公にしてなかったのですが・・・→いないと思って来なかったり、他の医療機関に救急で行ったりして・・・こじれた感じのケースも少なからずありました。
 来年も、12月27日(土)~1月4日(日)まで、9連休となっています。小児科の資源は限られているので、どうしたらいいのか、難しいところですね・・・?!

「平成25年12月27日~平成26年1月5日までに126名来院」 
12月28日(土)・・・11名
12月29日(日)・・・・4名
12月30日(月)・・・20名
12月31日(火)・・・14名
1月1日(水)・・・・・18名
1月2日(木)・・・・・23名
1月3日(金)・・・・・10名
1月4日(土)・・・・・19名
1月5日(日)・・・・・・7名

 小児の救急医療は、私が医師になる前からずっと問題視されてきています。集約化や機能分化で、上手く行くかに思えましたが、個々のケースでは、今も、問題山積状態です。
 ここでどうしても言いたいことがあります、それは、小児科医だけでは、小児のいい医療は出来ないと言うことです。「多くの人の理解と協力」がどうしても必要なのです。
 今の私を例に取ると・・・
1、点滴をナースがしてくれます。(ベテランナースが手際よくしてくれます。外来での大きな子のインフルエンザ検査などもしばしば・・・)
2、当直のドクターが、私が決めた時間(帯)以外は、小児を診てくれます。当直医からの私へのコールは時にありますが、1カ月に1(~2)回程度です。
3、(小児科医私独りなので小児科の)入院を持っていません。(新生児・未熟児の当院出生の入院は、軽度のケースは、受け持っていますが・・・)
4、いざと言う時、24時間365日、「天草地域医療センター」(時に日赤)が紹介を快良く引き受けてくれます。
5、9年目にもなると、患者さん側が、時間外、ドクターが決めた時間(帯)に来院するケースが殆どです。(前もって患者さん側から電話があって来院することが殆どですが、知らないと、そのまま来るケースも・・・)

 1~5の様に、多くの人の御理解と支えがあるからこそ、小児科医独りで出来ることなのです!ありがとうございます。

http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20140104/1

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