日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

オーストラリア滞在(6:疑問)

2010-07-11 09:40:27 | Weblog
1、日本では、金・土の宿泊料金が普段よりも高くなっている所、多い。しかし、オーストラリアの宿泊施設の多くで、金・土・日の料金がはっきりと安い。何故かなあ?週休2日を利用して、家族旅行をしなさいってことかな?

2、貨幣を見ると、1ドルと2ドル、同じ色なのに、2ドルの方が小さい。何故かな?

3、トイレの多くに、ウォシュレットがない。水を大切にしている所だから、節約しなさいってことかな?

4、日本は3学期制だが、オーストラリアでは、その多くは、4学期制だ。
 ブリスベンを例に取ると、今年の場合、1学期:1/27~4/1まで、2学期:4/12~6/25まで、3学期:7/12~9/17まで、4学期:10/4~12/10までとなっている。
 春夏秋冬で、3学期制よりも4学期制の方が、合理的かな?

5、オーストラリアでは、大学進学率は、高くない。労働力が足りなくて、東南アジアから就労ビザで来ている人が多い様だ。
 人口は、アフガニスタンやネパールよりも少ないのに、文化やスポーツや経済や政治、とても盛んだ。何故かなあ・・・?

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オーストラリア滞在(5:旅)

2010-07-10 09:25:10 | Weblog
 ある○科の先生、沖縄県の南に位置する「小浜島」に、毎年行っている。行き出して、もう、かなりの年限になると言う。行くと、いつも宿泊するホテルの人と顔見知りになっていて、和気合い合いって感じで過ごせるとのこと。で、そこで何するのと尋ねると、「何もしない、ただ、ボーッとしばらく過ごすだけ!」と言われた。
 何でも、仕事がとても忙しくて、どうかなりそうで(今でも、○科に関しては、県下での年間手術数、恐らく、一人でしている数としては一番多いと思われるが・・・?!)、とにかく、ちょっとの間だけでも職場を離れたくて、・・・→日本の南の果てにある所に行って、1週間ほどゆっくりしたいと思い、その当時、ちゃんとしたホテルとしては、そこの島にあるホテルがたまたまそれに当たったからとのこと。(今では、もっと南の方に別のホテルが出来ているとのことらしいが・・・)
 ムーッ、その気持ち、よーく分かりますね。
 そして、今、ホントによーく、よーく分かりますね。
 人間、充電する時がないと、いつかはショートしてしまいます。ショートしてしまうと、元に戻りません。そうなる前に、自分なりに、最適な息抜きの方法を見つけることだと思います。
 あるデータによると、職場から遠くに離れれば離れるほど、免疫力が高くなるとか・・・。(救急病院で私と一緒に働いていた小児科の)あるドクター(今は、既に田舎で開業して、休みになるとトンボを追っかけていますが・・・)、(車を運転しながら私に)病院が次第に近くなると、頭が痛くなってくると真面目な顔をして言ってたことがありましたが・・・?!
http://www.churashima.net/shima/kohama/#3

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オーストラリア滞在(4:継続)

2010-07-09 09:03:06 | Weblog
 福岡から飛行機で発つ時に、ある診療所で、「○科診療24時間オープン」って看板を目にした。ちょっと無理をしているのでは・・・と個人的には思いました。
 365日24時間、いつでも、どうぞ!・・・→何て診療体制を小児科でとっている所もあるけど・・・(2次医療機関や3次医療機関は別にして)何でも受け付けてしまう感じになると、時間外に来なくてもいい人まで来て、コンビニ感覚の医療になれば、それこそ、(自費でなく保険制度の上でしている関係上)医療費の無駄となるし、それに、いつかは、医療従事者が行きついてしまうのでは・・・?!
 患者さんの意見を聞き入れるのはいい事だと思いますが、患者様と言う言い方を強制するのは、私自身は、少しやり過ぎと思っています。
 長く続ける為には、無理をしないことだと思います。スタッフにゆとりがなければ、いい仕事は出来ないと思っています。(有給休暇を100%取ることは、当然の権利ですが、職員にそれが出来ないのは、やはり、無理をしている証だと思います。)
 昨年、グラッドストーンに来た時、美味しくて、安い「タイ料理店」を見つけました。で、来た日から、3日連続、夕食は、そこを利用しています。
 店は、大繁盛していて、中で沢山の人が食事をしていて、1日目だけ、店内で食べれましたが、2日目も3日目も、お客さんで中が一杯なので、持ち帰りで食べました。
 その店、グラッドストーン紹介の多くの雑誌には、載っていません。
 営業は、月~金の11:30~14:30までと、毎日の18:00~22:00までですが、それ以外はしっかりと閉じています。スタッフは、休む時は、充分に休んで休養が取れている様です。しかし、毎日しているので、多くのお客さんに受けているのだと思います(もちろん、オーストラリア人に合う様に、本来のタイ料理に多少変化を加えて作られていることもあるのですが)。
 それに、持ち帰りは注文すれば、何でも出来るし、急ぐ時は、目の前のタイ料理の8種類を自分の手で好きな様に選んで、パック詰めにして直ぐに持ち帰れますので。
 医療も、患者さん側に立ってするのはいいのですが、その姿勢も、無理をすると、いつかは体を壊しますし、続かなくなると思います・・・・・・。(体に関してはプロの医師も、こんな当たり前のことが、長い年月が経って、自分が体を壊してやっと分かるんですね・・・?!!)
 

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オーストラリア滞在(3:命)

2010-07-08 15:54:33 | Weblog
 人間って、生きる為に、食べる。食べる為に生きるのか、生きる為に食べるのか、そんな難しい話は別にして・・・・例えば、鶏の肉にしても、豚の肉にしても、牛の肉にしても、それを食べる為には、それを殺さないといけない。それを殺す人の気持ちや殺される動物の気持ち何て、あまり考えないで、多くの人は、出されたものを美味しく食べている。
 ある人の話だと、追い立てて食べた方が、豚の肉が美味しいとか。海の魚にしても、美味しく食べることにこだわる人は、釣った直後に、首にメスを入れて息の根を一気に止めて食べている。
 まあ、人間って、他の生き物から見れば、明らかに、勝手な動物と言うことになるでしょう。
 鶏と豚と牛では、世界の中では、豚が一番食事に使われているとのこと。知っての通り、イスラム教徒は、豚肉を食べないし、ヒンディー教徒は、牛を神聖化している。沖縄に行くと、豚の全てを食べているかな。
 日本人が馬の肉を食べるので、海外の人が驚いている。韓国では、犬を食べるケースもあり、又、東南アジアでは、ハトを見ると、ごちそうに見えるらしい。日本人が生卵を食べる姿は、異常に見えるらしい。
 日本人がクジラやイルカの肉を食べることに抗議して、オーストラリアでも、いろいろ騒がれているが、文化の違いで、そうなっている訳で、・・・?!
 新型インフルエンザの疑いで、多くの鶏が抹殺された。今年になって、宮崎県で、牛が「口蹄疫」の疑いで、かなりの数が抹殺されていて、とても深刻だが・・・。それまで大切にそれを育てた人、つらいだろうなあ・・・!
 まあ、人それぞれで、それぞれの考え方に理解を示さないと、お互いに気まずくなると思うのですが・・・。
 日本人の、食べる前に、手を合わせて、「(貴方の命を)頂きます!」と言う言い方、とてもいいですね。
 ・・・と言うことで、カラスがハトを食べるのも、生態系の考えからは、理解を示さないといけないかな。


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オーストラリア(2:鳥)

2010-07-07 20:07:26 | Weblog
  7月7日(水)、朝、早くからカラスが鳴いていた。それも、何羽も、しかも、異常に大きな声で鳴いていた。午前中、ずっとそんな感じだったが・・・。
 で、遅く9時過ぎに起きて、ホテルのベランダ(5階:最上階)からホテルの隣の(公共機関の)建物の上に、鳥がいるのに気が付いた。家内が(大きさと色から)ハトではと言う。既に死んでると思っていたが、周りの木の動きから、どうも、風によって羽が動いているとも思えない。怪我をした感じで(?)、時々、動くが、よく見ると、片方の羽しか動いてない。しかし、それも次第になくなって行った。
 それを目当てで、多くのカラスが鳴いていた様だ。これは、いつかは、やられると思った。動きが急に少なくなって行く感じで、これはもう、時間の問題だなと思った。
 案の定、ハトらしきその鳥は、(見だしてから)1時間もしないで全く動かなくなり、その後、カラスが直ぐにつついていた。家内は、見る見兼ねて、ベランダから部屋の中へ入ってしまった。大きなカラスが初めに、次に、小さなカラスが加わって・・・。
 (つつきだしてから1時間もせずに)大きなカラス、少しヨタヨタした感じになって、その後、動かなくなって、じっとしている感じになっていた。家内が、「食べ過ぎて、動けないのヨ!}と言う。(カラスも食べ過ぎるのだ・・・何て思っていたが・・・→さて、どうなるかな??)
 そのカラスの傍で、その後、他のカラス達も肉をついばんでいた。私が、「生き物の世界は、厳しいね。しかし、食べないと生きていけないし。今日は、久し振りのごちそうだ何て感じで、夫婦で食べてたんじゃないの・・・」何て家内に言って、私もしばらく見ないでいた。
 で、しばらくして、ふと見ると、どうも、初めに食べていた大きなカラスが、倒れている感じに見える。まだ、少し、動いていたが、次第に動きが止まってしまった。→死んでしまった感じだ。
 で、カラスの鳴き声も、カラスも、周りから全くいなくなって、2羽の死骸だけが残った感じになってしまった。
 意外な展開!!・・・→一体どうなっているのか?ハトが農薬の入った食べ物を食べて、それで、フラフラして、何かにぶつかって一方の羽を骨折し、それを知らずにカラスが食べて、農薬で死んだのかな(全くの想像)。しかし、同じものを食べた他のカラスは、どうなっているのかな?
 毒味をするカラス何ているのかな?初めに食べたのは、大きかったので、オスに違いないが、・・・(鳥の場合、オスの方がメスよりもきれいなのは、・・・メスを守る為に、襲われた時、より目立つ為とのことらしいが?)強いオスが先に食べる意味も、そんなこともあるからかなあ・・・?
 カラスに聞いてみないと分からないなあ。
 ・・・どうなっているのかなあ・・・?!
 死んでしまえば、カラスも終わりだと思うんですけど・・・・・・

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オーストラリア滞在(1)

2010-07-07 09:43:18 | Weblog
 7月4日(日)の昼前に佐伯を出て、7月5日(月)の13:15過ぎに福岡空港を出て、15:00過ぎに成田に着いた。
 昨年と違っていたことが2つ。成田空港の第2ターミナルの4階、賑わっていた(新装したのは、つい最近かな?!今年、イスタンブールに行く時には、気が付かなかった・・・)。それと、チェックインする前に、預ける荷物のチェックが省略されていた(少し、セキュリティに関して、心配になるが・・・、関係者に尋ねると、ちゃんとその後、チェックするとのこと。)。
 その日の21:10に成田空港を出て、8時間半余で、ブリスベンに着き、現地時間(1時間のズレあり)の(6日の)11:15に、ブリスベンを出て、12時過ぎに無事、グラッドストーンに着いた。
 成田からブリスベンの飛行機の中では、自分の座席の前の画面で、「ブルーマン」の太鼓の演奏や、西田敏行の「釣りバカ日誌」の初めの作品を見て、面白かった。この「釣りバカ日誌」、見ていたのに、半分ぐらい見て思い出した。自分の記憶って、いいかげんなものと思った。いろんな釣りバカ日誌の内容が一緒になっていて、かってに自分の頭の中でストーリーがそれなりに修飾されて、記憶されていることに気が付いた。
 グラッドストーンは、この時期、乾期で、湿度も高く感じられず、少し、膚寒い。が、今回は、昨年と違って、太鼓を持っていかなかったので、初めから精神的に楽だった。それに、これと言った予定もなく、気の向くままに(こんなことも殆どなかったなあ・・・)、家内と気楽に過ごすことにしている(グラッドストーン滞在後は、ゴールドコースト→ブリスベンにも寄って帰国の予定)。
 来年からは、7月の休暇の予定は(当分)ないので、悔いのない様に、過ごすつもりだ。
 グラッドストーンの人には、誰にも詳しい日程を教えていなかったので、当然、迎えの人はいなかった。
 タクシーで宿泊するホテルに行った。このホテル、昨年の今頃は、まだ、建設中だったが・・・。

http://blog.m3.com/syumi-syounikai/categories/1081 

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国際的視野の必要性・・・

2010-07-04 20:26:34 | Weblog
 7月4日(日)の11時過ぎより1時間程、NHK大分で、大分県別府市にある「APU(アジア太平洋大学)」の特集があった。APUがオープンしてちょうど今年で10周年目を迎える。
 開設直前まで、賛成意見や反対意見、不安と期待の中で誕生した感じだった。とにかく、学生の半分が海外からで、入学時期は、4月よりも9月の2回何て、それまで、国内の大学にはどこにもなかった。(海外から学生が集まってくれるかと言うことさえ、問題になっていた様だ・・・?!)
 言葉の障害、文化の違い、経済的なこと、いろんなハンディーを乗り越えて、10年間が無事過ぎ、既にAPUの卒業生がアチコチで活躍している。
 成功の一番の原動力は、もちろん、学生の優秀さもあるが、何といっても、大分県民、特に別府市民の温かい受け入れだったと思う。
 経済的に苦しい生活を余儀なく強いられていた留学生の多くは、円高が更にそれに拍車をかけていた。その為、多くの留学生がバイトをし、それを、(市民ぐるみで)周りが温かく見守ってきている。
 私の場合、たまたま、APUの学生さんを紹介されたのが、バングラデシュのダッカの人だった。それも、たまたま、大分市に行った時に、「多国語を話しませんか・・・」のチラシを見て、その会に(子ども中心だったが、何となく)出席して(その会への出席はそれ切りだったが)、彼を紹介してもらったのだ(彼がその会にしばしば来て、日本の子どもと一緒に遊んでいた様だった)。
 彼は、敬虔なるイスラム教徒(ムスリム)で、彼を通じて、イスラムの世界を直に知り、ベンガル語を学ぶことが出来た。それどころか、ダッカの彼の家で、ホームステイすることさえ出来た。
 卒業式にも招待状をもらい、(私は仕事上行けなかったが)私の家内と私の兄夫妻が出席した。
 彼は、優秀で、在学中に、アメリカにも留学していた。  彼から、インドネシア(ジャカルタ)の人(女性、キリスト教徒)や、タイ(チェンマイ)の人(女性、キリスト教徒)を紹介してもらい、インドネシア語やタイ語も、ベンガル語と平行して勉強することになった。(タイのチェンマイでの宿泊先のゲストハウスは、タイ語を教わった人の父親の紹介だった。)
 多国語が面白くなり、その後、アフリカのコモロの人(男性、イスラム教徒)を紹介してもらい、アラビア語も勉強することになった。コモロの人は、高校時代に、エジプトのカイロに住んでいて、彼の父親は、アラビア語の先生をしていた。
 そして、最後に、トルコ(クシャダス)の人(女性、イスラム教徒)を紹介してもらい、今年、その人の家に(イスタンブールに行った時に家内と一緒に)訪問出来た。
 別府の亀川まで行って、長い「断食」終了後に、APUのイスラム教徒の学生さんが作った食事をごちそうになったこともある(デザートもしっかりと付いていて、とても美味しかった・・・!)。APUでの学園祭の時に、30分間ほど、広い会場で演奏させてもらったこともある。
 海外からのAPUの多くの学生さんがしばしば言っていたこと、「・・・日本語の講義が一番難しい!」と。
 今からは、日本人の多くが、視野を広く持って、国際的な目で物事を考える能力が必要かな?!そして、出来れば、海外の人とも、上手く付きあって行ける能力も必要かな?!
 今後は、益々、自国のことだけ考えていてはやっていけない時代になるだろう・・・?!!
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/categories/145

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パッション・・・

2010-07-03 19:31:31 | Weblog
  ビデオを借りてきて、家内と一緒に、「パッション」なる映画を見た。
 アカデミー賞を席巻した「ブレイブハート」の監督、俳優メル・ギブソン。彼が12年もの構想歳月を費やし、約30億円という私財を投じて完成させた渾身の衝撃作。「パッション」とは、キリストの「受難」。
 高校1年生の時、英語の教科書で、ゴルゴダの丘でのキリストの様子が描かれていたのを思い出したが、それを、もっとリアルに表現していた。(残酷なシーンが多いが・・・)。
 この映画の中で、メル・ギブソン自身が、一度だけこの映画に登場している。イエスの手に釘を打ち込んだ人が、メル・ギブソン監督。監督の意気込みが感じられる。
 さて、この残酷な人の集団の中で、一人、以外な人物がいた。それは、あの十字架刑の指揮をした百人隊長。(キリスト殺しのリーダーの)彼が、終わりに近づくにつれて柔和な顔になり、母マリヤを親切にもてなし、最後には兜を脱いで、敬虔とも祈りとも言える姿になっている。
 実は彼は、かつて自分のしもべをイエスに癒してもらった人だった。イエスに助けられながら、自分は彼を殺す。この悲劇。イエスに愛されながら、彼を十字架につけ、彼の手に釘を打ち続ける自分。しかしイエスは、十字架の上で、「パッション」では手に釘を打ち込まれた瞬間に、「父よ、彼(ら)を赦してください!」と祈っている。
 復活のシーンがしばらくあるかと思っていたが、ナザレのイエスが徹底的にやられるシーンが大部分だった・・・。
 死後に、復活したので、キリストが信じられる様になった(と私は思っているが・・・?!)。利休も、秀吉に屈服することなく、信念を通す為に切腹して、茶道の道を守り抜いた(と、私は思っているが・・・?!)。
 参議院選挙が間近だが、長期政権で今の状態にしてしまった自民党も、まだ、実績が目に見える感じではっきり出てない民主党や、まだ、未知数の多くの党、有権者は、大いに迷うだろう。
 今の日本の政治家にも、キリストや利休の様な確固たる不動の信念は、まず、無理だと思うが、せめてその欠片(かけら)だけでも・・・→今の様な政治家を選んだのは、正真正銘、我々日本国民一人ひとり。棄権も、それなりに政治に加担することになると思うのですが・・・。
 今度の参議院選挙では、自分は、パッション映画でのどの役になっているかなどと考えるのも、一考だと思いますが・・・。
 清き一票、自分の意志を選挙で積極的に示しましょう。

 (↓長男がこの映画に感化されて、曲を作って演奏しています。・・・)
http://emeets.jp/pc/artist/4769.html


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大分のお産・・・

2010-07-03 00:48:33 | Weblog
 7月1日(金)19:30から20:43まで、大分合同新聞社共同企画で、NHK大分が、「ししまる(しら真剣丸ごと)TV」なる番組で、「大分のお産を救え!」と題して、放映していた。
 スタジオには、大分大学の医学生(5年生が3名)、妊婦さん、助産師、(大学や県病の)産婦人科医や、県の産婦人科医会会長さんなど、その関係者が集まっていた。
 大分県は、16年前には、分娩施設が70カ所もあったのに、今では、その半分以下の34カ所になっている。
 (九州で一番面積が広い)佐伯市も、2つの病院でお産が出来ていたのに、2つ共、(医師不足で)閉院となった。そして、2年前に、佐伯市で開業した産婦人科医院が紹介されていた。
 そこでは、年間のお産が350ほどあって、家族を大分市に残して、単身赴任で孤軍奮闘されている一人の産婦人科医の姿が紹介されていた。
 2週間ほど前に、私の姪の子どもがそこでお産したばかりだったが、(その姪の話だと)その時に、帝王切開が2例たて続けにあって、外から医師の応援をもらって、とても忙しそうにしていたとのこと。
 ちょうどこの日の昼過ぎ、母の所に行く途中で、道端である僧侶とバッタリ会った。この人、(長女が通っていた)保育園の園長先生で、向こうから声を掛けてくれた。
 「今から、○○○先生の所に行くんですよ。」と言う。「○○○先生、どうしてますか?」と尋ねると、「86歳にもなってるのに、運動もして、元気にしてますよ。もう、仕事は、絶対したくない!と言ってますよ。」と言われた。(昭和55年4月から私が、佐伯市の病院で働いた時、○○○産婦人科に、時間外に、輸送用の新生児保育器を持って何度か救急車で迎えに行ったが・・・)
 放映の内容では、・・・後少なくとも10年は、産科医の増加は、見込めない。その理由として、大分県の産科医の高齢化が進んでいる(60歳前後)し、産婦人科医を希望する若い医師が少なくなっているから。何故、産婦人科医を若い先生が希望しないのか、・・・→きつい、訴訟が怖いから。
 ある病院の(働き盛りの)産科医が、「個人個人がみんな頑張っているから大きな事故が起きてないけど、大きな事故が起きてないから大丈夫だとみんなが過信しているので、そこが逆に問題だと思う。」と言われていた。(→私も、その意見に同感です)。
 又、ある産科医が言っていた、「一生懸命にしても、結果が悪くて、訴訟になると、それでやる気をなくして産科医を辞めてしまうケースもある。」と。
 又、ある産科医は、「お産は、病気でなく正常の出来事と思われるが、(数は少ないが)何かあっても不思議ではない。小児科(の救急)と違って、正常と異常の区別が、患者さん側に判断しにくい。」とも言われた。
 助産師さんの不足の問題も取り上げられていた。かって7万人にもいたのに、今では、3万人足らずとのこと。(もっと、助産師さんを上手に利用すべきだとの意見あり)
 兵庫県のある市の住民が、病院の小児科医を守る為に、1、コンビニ受診を辞めよう、2、かかりつけ医を持とう、3、小児科医に感謝しよう、の3点をスローガンに積極的に動いている姿が紹介されていた。
 そうだなあ、小児科医も産科医も、その資源は、限られている。お互いに、よく理解し合えることが大切かな?
 医師は、患者さんから、確かに育てられていますね・・・?!!
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20070107/8.956_

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一段落・・・

2010-07-02 10:00:34 | Weblog
 昨日は、出席者が少なくて、拍子抜けって感じだったかな。それでも、出席していた人は、真剣に聴いてもらえた感じ。60分間の講演って、あまりしたことなかった。もっと時間が欲しかったなあ(少なくとも90分間)。
 海外から見た日本でなく、県外から見た佐伯市って感じで話して、スライド、半分も行かなくて、3分の1ぐらいで終わってしまった。
 佐伯市は、国際観光都市として行けるって話をしたけど、「彩木の会」の人たちは、どう思われたかなあ・・・?
 市のトップ集団にその意識がないと、なかなか、難しいかな。
 熊本城に来ている人、韓国の人が多い。阿蘇だって、そうだ。集団でバスで来ていて、見ると、別府経由で来ていて、別府→阿蘇→熊本城ってコースみたいだ?
 小樽にしても、札幌経由で(電車で30分ほどで)来ている。佐伯だって、高速道路を使えば、別府から40分余で来れるはず。少なくとも、熊本よりはずっと近い。
 しかし、佐伯に来ても、韓国語や中国語での説明、殆どない。海外からの観光客の受け入れ体制が、まだ、しっかりと出来ていないのだ。その点、小樽市や旭川市や富良野市や熊本市では、行政も市民も、一丸となってどんどん進んでいる感じがするけど。

 次の質問をした。
○イスラム教徒と言われた場合、イメージするのは、
1、少し怖い感じがする。
2、親しみを感じる。
(1が多かったなあ。自分は、2だけど・・・。実際に、イスラム教徒の人たちと直接接してみるといいのだが・・・)

○日本の乳児死亡率(1000人生まれて、1歳までに亡くなる数)は、次の内のどれか?
1、2≦X≦3
2、3≦X≦5
3、5≦X≦7
4、7≦X≦10
(正解は、1。これ、世界一なんだけど・・・それに携わっている日本の小児科医は、体ボロボロ?!)

○抗生物質は、ウイルスに効果があるかどうか?
1、ウイルスには、全く効果なし。
2、少し効果がある場合もある。
3、しばしば有効である。
(正解は、1。細菌には、効きますけど、ウイルスには、全く無効ですね。)

○顔面まひの時、まず、かかるべき科は?
1、神経内科。
2、脳神経外科。
3、耳鼻咽喉科。
(正解は、3ですね。田中角栄氏がそれになった時、まず、耳鼻咽喉科を受信し、次に、麻酔科を受診した様ですね・・・)

○細菌性腸炎による下痢の場合、下痢止めは、与えるべきか?
1、積極的に与えるべき。
2、与えるべきでない。
3、ケースバイケース。
(正解は、2です。O-157の時、下痢止めを上げて、べロ毒素の排泄が遅くなって、大変なことになりました。で、今は、細菌性下痢の時は、下痢止め禁忌となっています。ウイルス性の場合、時に、使用しているケースもある様ですが・・・)

○子どもの教育は、いつから始まるか?
1、生まれてから。
2、妊娠中から。
3、その他。
(自分の子どもが、その子どもを上手く育てられて、初めて上手く出来たと言えるとのこと。つまり、3代上手く行ってとなる。それで行くと、少なくとも、その母親が出産年齢になるまで、つまり、生まれる20年程前からと言うことになるかな・・・?!)

○義務教育で、落第させることについて、どう思われますか?
1、義務教育の段階では、どんなことがあっても、落第させるべきでない。
2、(かなり下げた)基準以下であれば、落第させる。(次に受け持たれた先生が大変だし、土台、本人がそのご困るだろうから・・・)
3、小中学校では、落第制度は、作らない。高校では、義務教育でないので、落第制度があってもいい。
(先進国で、落第制度がないのは、日本だけ!小学生の3割が、中学生の5割が、高校生の7割が、授業に付いて行けてないとのこと。しかし、大学を含めて、トコロテン式に進級出来ている日本の教育制度、→何故おかしいと多くの関係者が思わないのかな・・・?!)
 

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