日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

本番に備えて・・・

2009-08-08 15:12:12 | Weblog
 昨日、佐伯に帰ってきた。前は一人で帰ったが、今回は、家内と帰った。明日の本番に備えて、昨日も今日も、「佐伯音頭」と「佐伯小唄」の盆踊り太鼓の練習をしている。
 佐伯市総盆踊り大会は、19:00~20:00まで1時間あり(その後、花火大会)、太鼓は3人で交代に打つ。「佐伯音頭」は5番まであり、(レコードで)歌っているのは、男・女・男・女・男女となっていて、2番と3番の間に間奏が入る。間奏の時には、特に強く打つべきだと思っている。1番と2番は、全く違った打ち方をし、3番~5番は、その場の状況で、打つことにしている。2番が終わった後に、いきなり間奏の打ち方に入れないので、2番の終わりをしっかりと見極めておかないといけない。「佐伯小唄」は4番まであり、2番と3番の間に間奏がある。これも、1番と2番は、全く違った打ち方で打ち、3番と4番は、その時の流れでミックスした感じで打つことにしている。
 自分の最も贅沢なコトとして、自宅の半地下に太鼓部屋を設けている。コンクリートで周囲を囲み、入口もそれなりに塞ぐと、家の3方向が道路なので、中で強く打っても周囲にあまり聞こえない。今、家には、1.4尺の太鼓が2つと、海外演奏で持って行った縦が長い(特注の)太鼓が1つある(母の住んでいる所には、1.6尺の太鼓があって、上天草のアパートの自分の部屋には、太鼓が3つも置いている)。
 実践では、打ち始めは、音楽よりも早く打つ傾向になってしまう。又、疲れてくると、音楽よりも遅くなってしまう。盆踊り太鼓は、音楽に合わせないといけないし、更には、踊りに合わせて打たないといけないので、打つ間ずっと、よく、感覚器官の耳と目をよく働かせておかないといけない。
 私は、打ちながら自分も踊っている感じで打っている。昔はよく家内からビデオに撮ってもらって、自分の格好を研究していたが、今は、「同じでしょ!」と家内から一括されて、協力してもらえない。が、家内の耳は肥えている様で、音楽のテンポと合ってないと、「ちょっと早いのよね!」とよく言われる。べた誉めされること、まずないです。べた誉めされていたら、もう、医者をとっくの昔に辞めていたかも知れません。
 下手に打って音楽と合わなくても、佐伯の人達は心が広いので、苦情を言いません。むしろ、一生懸命に打ってくれるだけで、周囲が有り難いと思って、温かく見守ってくれている様です。佐伯市は、盆踊りのとても盛んな所です。(ある所では、下手に打つと、ヤメレーと言って罵声が飛んでくるそうですが・・・?!)
 天気が心配で、明日の18時からは、50%の確率で雨が降ると今の時点でなっています。祈るばかりです。

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(私の大好きな)盆踊り太鼓

2009-08-08 05:47:05 | Weblog
 佐伯にいる時には、盆踊り時期には、10カ所前後で打っていました。(たはら小児科医院を)閉院して佐伯にいなくなってからは、帰省した時のみ、機会があれば打つ程度になってしまいました。8月14日の女島地区と、16日の(自分の地区の)長島地区と、その隣の地区の来島地区(15日前後)以外は、殆どありませんでした。
 (今年の3月に退職した関係で)今から、フルに盆踊り太鼓がアチコチで打てるかと思うと、嬉しくてたまりません。
 8月9日(日)の花火大会の前にある「佐伯市民総盆踊り大会」で打ち、女島地区や来島地区や長島地区以外でも、機会があれば、打つつもりでいます(少なくとも、7~8カ所の予定)。
 盆踊り太鼓の本当の魅力は、それに入り込んでしまった人しか解らないと思っています。
 右や左や上や下に頭が傾けば、それなりにバチが自然と動いて打っています(延岡のばんば踊りなど、打ち方が決まっているのは、その通りに打っていますが)。太鼓の縁を、360度全てフルに使っています。もちろん、縁が「ご飯」で、中が「おかず」って感じで、太鼓の中心を時々強く打つ以外は、(長目の硬くて細いバチを人差指と親指だけで持ち、スナップを利かせて、軽やかに縦横無尽に)太鼓の縁を打っています。そこには、自分だけの自由な開かれた世界があります。
 ホントの盆踊り太鼓打ちは、どんな曲でも、例え初めて聞く曲でも、すばやくそれに合わせて打たないといけないと思っています。
 ところで、ある人から、普通の太鼓と盆踊り太鼓って、どんなに違うんですかとの質問を受けました。以下は、私なりに返事をした内容です(かなり偏見があるかも知れませんが)。

 ・・・私も、太鼓を始める前、太鼓と盆踊り太鼓の区別が付きませんでした。簡単に言うと、普通の太鼓は、太鼓の面の真ん中を中心に打ちますが、盆踊り太鼓は、縁の方を沢山打ちます。360度、どこからでも打ちます。少なくとも、私は、そんな感じで打っています。奥が深くて、私は、大好きなのですが、日本人、あまり興味ないって感じで踊り中心に見ています。今の時代は、特にそうです。炭坑節などでは、常に、打ち方を変えて打っています。右に体が傾けばそれなりに、左に傾けばそれなりに、疲れれば、それなりにって感じです。盆踊り太鼓、打てるまで3年間掛かります。上手に打てるまでには、10年近く掛かると思っています。上手か下手かは、民謡の先生が決めます。曲に合わせて踊り易く打たないといけません。太鼓の打ち手だけ満足していても、ペケなのです。


 ある記念式典の祝賀会で、主催者から頼まれて「河内おとこ節」を太鼓で演奏したことがありました。終了後、(御神楽の横笛を吹いている)ある人から、太鼓を打っているんじゃなくて、太鼓からポンポンとバチが跳ね返されて打たれている様に見えましたと言われたことがありました。(嬉しかったです。)

佐伯でよく踊られている(延岡市の)「ばんば踊り」(延岡市では、毎年、ばんば踊り太鼓のコンテストが行われている!)
http://www.youtube.com/watch?v=fKcgPe1A2ck&feature=related

http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20080517/1

東京音頭
http://www.youtube.com/watch?v=AZA_JRSvRGQ


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