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佐賀北高校優勝の死角

2007-08-23 20:14:49 | Weblog
 もう、負けたと思って、途中から見てなくて、後で見た時は、もう佐賀北高校の監督がインタビュ一に応じていた。その後、テレビで何度も、8回裏の場面を見た。
 押し出しでフォ一ボ一ルで1点を取られた時、広陵の野村祐輔投手が笑っていた。それがどうしも納得がいかなかった。後で分かった、彼はてっきりストライクと思ったのだ。それがボ一ルと判定されて、エッと言った顔だったのだ。それで謎か解けた。
 相撲でも、明らかに負けてないのに、審判の采配で負けになることがある。プロ野球であれば、その時、乱闘騒ぎ一歩前って状態になるに違いない。しかし、そこは高校野球、そして、その精神的ショックからか、次のバッタ一に満塁ホ一ムランを打たれてしまったかも知れない。
 どうしても、高校野球ではカウント0-3からボール気味の球をストライクといったり、2-0からストライク気味の球をボールといって“試合をつくる”審判が少なくないとのこと。それの典型的な例が、8回裏だった様な気もする。
 「おかしいと思っても、高校野球では選手は口に出すことができない。だから僕が言うんです。あのジャッジはちょっとひどすぎた。(審判の技量について)高野連も考える時期に来てるんじゃないですかね。まったく負けた気がしません」テレビカメラを前に、自ら悪役を買って出た中井監督。その横で聞いていた野村と小林が必死に涙をこらえていた。
 体調不良でやっとベンチに出て来た中井監督に広陵の選手達は、優勝で元気にさせたかったと思う。そんな広陵のチ一ムの強い人間的な絆と判定の不満を口に出さない広陵の選手達に、惜しみない大拍手をあげたいと思う。
 

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