日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

国際看護学講義終了・・・

2011-02-25 13:44:11 | Weblog
 2月22日(火)と24日(木)と25日(金)の3日間(10:20~12:00までの100分間)、上天草市立上看護専門学校で、「国際看護学」の一環として、多国語中心に講義をした(新カリキュラムで、今年から)。自分なりに、いろんな宗教や文化の違いなどに付いても話したが・・・。
 で、講義終了後、3回とも、多国語の試験をした。
 驚いたのは、看護学生、よく試験ができていた。やはり、興味深く、楽しく聴いてもらえたのかなあ・・・?!(3回の平均点が、90点以上が4人、80~89点が12人、70~79点が11人、60~69点が5人、60点未満が2人だった。最高点は、300点満点で、100点100点96点で、296点・・・←スゴイ!スゴイ!、最低点は、300点満点で152点だった。)
 で、思ったのだが・・・→アラビア語とハングルで、34名の生徒全部の名前を書いて上げたのだが・・・→これで、生徒のハートを掴んでの結果かな・・・?!
 講義も、反応がいいと、教える方も、やり甲斐がある。眠っていると、こちらもやる気が少しなくなりそうになるかな・・・?!
 (2月20日(日)の9:50~17:00までにあった)今年の看護師国家試験、例年と比べて、基本的なことを問う問題が多い感じで、(国際化を反映してか、病名を英語でも書いていて)問題自身も、少し易しかったみたいだが・・・。
 昔は、年に2回あったのになあ・・・→本当の心配は、厚生労働省が、何割合格させるかだなあ・・・?!何故、何%出来れば合格と、はっきり言わないのかなあ・・・?!
 看護師国家試験も医師国家試験も、合格率を初めから決めていると言う噂もある・・・→もしも、それがホントだったら、看護師や医師不足の状況で、資格試験でなく、競争試験が行われているってことになるけどなあ・・・?!
 今回の問題は、心の優しい年配の人が中心になって作成した感じがするけど・・・?!

 ちなみに、私の試験の内容

国際看護学講義終了後の試験問題(第3回目)
平成23年2月25日(金)2時限目 

最も関係のある項目を、下から選びなさい(ダブりなし)。
チベット語  ミャンマー語  ベンガル語  ヒンディー語  パンジャービー語  タイ語  アルメニア語  グルジア語   フランス語  スペイン語  イタリア語  ドイツ語
(4点×10=40点)(図と解答欄、省略)

正しい内容を5つ選び、その番号を記入しなさい。
(6点×5=30点)
1、日本語のアイウエオは、5つだが、ハングルでは、7つある。
2、ハングルでは、日本語と同じ様に、母音で終わらず、子音で終わる単語は(ん以外)ない。
3、ハングルでは、女言葉と男言葉の区別がある。例えば、アンニョンハシムニカは、男言葉である、アンニョンハセヨは、女言葉である。
4、ハングルでは、声調が4つある。
5、中国語には、有気音と無気音の区別がはっきりとある。
6、タイ文字とカンボジア文字は、似ているし、タイ文字とラオ文字も似ている。
7、ベンガル語には、有声音と無声音、有気音と無気音の区別がはっきりとある。
8、ミャンマ一語では、声調が4つある。
9、インドネシア語では、ke mana?(クマナ)と最後を上げ気味に言えば、「どこに行くのか?」の意味になり、挨拶言葉にもなる。
(正解は、35679)

次の言い方は、「ありがとう」の意味である。何語か、下から選びなさい。(3点×10=30点)
ドイツ語 フランス語 イタリア語 スペイン語 ポルトガル語
ロシア語 中国語 ハングル ベトナム語 カンボジア語
1、カムオン・・・・(           )
2、メルスィ一・・・(           )
3、グラッツィエ・・(           )
4、カ一ムサハムニダ(           )
5、オ一クン・・・・(           )
6、スパスィ一バ一・(           )
7、グラスィアス・・(           )
8、ダンケ・・・・・(           )
9、シェシェ・・・・(           )
10、オブリガ一ドゥ(           )
(正解は、ベトナム語、フランス語、イタリア語、ハングル、カンボジア語、ロシア語、スペイン語、ドイツ語、中国語、ポルトガル語)

http://blog.m3.com/syumi-syounikai/categories/343
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/categories/145

↓上天草市本渡(記事とは、関係ありません)
http://www.youtube.com/watch?v=2Mu6Z6wVWek
 

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祈り・・・

2011-02-25 12:13:57 | Weblog
 2月25日(金)の朝の民放のテレビで、クライストチャーチでの地震で助かった日本人男女が出ていた。二人とも、19歳。
 男性は、初めての海外で、語学研修に来ていて、足を切断して、救助されている。「元々プラス思考ですから・・・」と言われていた。明るい言い方をしていて、又、海外に行きたいと言われていた。
 女性も、語学研修に来ていて、足を痛めていたが、幸いに骨折などなくて、国体の選手だったりしたこともある関係か、逞しく話されていた。
 両者とも、まだ、救出されない人を気遣って、自分たちだけが助かったことを心底から喜べないって感じで言われていた。
 ガレキの下にいる人を救う為に、日本から既に犬を連れて救助隊が駆け付けているが、救助する方も、命懸けなのだ。
 かってのニューヨークでの「9・11」の時も、勇敢な救助隊が直ぐに駆けつけたが、それで、亡くなっている。ホントに気の毒だなあと思う。完全な殉職だ。
 世の中には、仕事とは言え、人知れずに、命を救う為に、時間を問わずに昼夜頑張っている人、多い。
 地震の惨事と同時に、アラブ世界での民衆の暴動が毎日報道されている。
 チュニジアの大学生が、(貧乏で生活が出来ないので)アルバイトでモノを売っていて、それを、政府の役人が理不尽な態度で、道具も全部取り上げて、賄賂までを要求した。その大学生、焼身自殺してしまった。それから火が付いて・・・(大人しいムスリムの多くの民衆が団結して立ち上がり)大きな動きになっている。
 貧乏な為、モラルもなくて、人殺しが職業って感じになっている人もいる。今回のリビア政府側に付いて、民衆の頭に銃を向けて発砲している人が、そうだ。アフガニスタンやパキスタンでも、少なからずそんな感じの人、いると思う(そんな人も、よく考えると、そんなことにしか生活の手段を見い出せない何て、心がとても貧しいと思うけど・・・)。
 今、クライストチャーチの地震後の惨事と、アラブ世界の惨事が同時に報道されている。
 前者は、自然災害、後者は、人為災害。
 個人的には、見守って祈るしかないが・・・出来るだけいい方向に、行ってもらいたいものです。(合掌)

*写真は、クライストチャーチでなく、北島のオークランドで演奏した時の模様。

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