日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

新生児医療・・・

2011-01-10 17:59:33 | Weblog
 3連休、いつもの様に多くはないが、患児がアチコチから来る。時には、2時間近く掛けて来ている場合もある。「今、医療機関に掛かっているが、今日はその先生と連絡が付かないので、来ました・・・」と言うのが結構多いかな?!
 8日(土)・・・11名(内、19時過ぎ4名)
 9日(日)・・・・7名(内、19時過ぎ2名)
 10日(祝)・・・8名
 10日の18時時点で、総計(延)26名診ている(その内、自分が診てないのは、10日の深夜に来た1例だけ・・・)。
 RSウイルス感染症、ノロウイルス感染症、アデノウイルスが多い。インフルエンザは、この3日間、ないみたいだが・・・。
 しかし、時間外で一番気になるのは、小児病棟患児と、お産からの新生児医療。
 予定日過ぎてもなかなか産気付かない人がいて、ずっと気になっていたのだが、自分が立ち会って、10日の13時に無事に生まれた。
 産科の先生が、「経産婦でなかったら、帝切になっていたなあ・・・」と言われた。普段よくある「前方後頭位」でなく、珍しい「前方頭頂位」で、吸引を1回し、子宮圧迫も1回し、首の巻絡も1回あって、医療側もドキドキだった。(・・・→無事でホント良かった!)
 お産は、直前まで、いつ何が起きても不思議でない。ベテランの医師が診ていても、直前まで、分からないことも確かにある。お産も新生児も、待てないので、神経使うし、それなりに手も取る。佐伯市で新生児・未熟児医療をしている時も、器械につながれた未熟児が1人いると、深夜も、ホント大変だった。
 窓越しに、保育器の中で元気に動いているベビーを、その子の姉である2歳の女児と8歳の女児が(男の兄弟は、いないが・・・)、一生懸命に父親と一緒に見ていた。8歳の女児は、ニコニコして、デジカメで何度も撮っている。昨日から、NHKの大河ドラマが始まって、3姉妹の内の「江」の誕生のシーンがあったが、長女の茶々のイメージとその子がダブって見えてしかたなかった・・・。
 新生児医療、医療訴訟を恐れたりして、それなりに神経を使って暗い面もあるが、全く対照的に、光り輝く感じで、産まれて来た新生児から夢や希望をもらって来ていることも、確かなこと・・・!
 明日から、1週間休みをもらっている。郷里に久し振りに帰るのも、昨年の8月以来。途中の阿蘇、雪が積もっているかな?


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成人の日・・・

2011-01-10 11:58:39 | Weblog
 今日(1月10日)(月)は、成人の日だ。
 もう、その年限を3回もクリアーしたんだなあ・・・。
 佐伯市の場合、当時、成人式が夏に行われた(と記憶している)。自分は、2浪の時だった。佐伯市小学校の講堂に行ったのを覚えている。沢山の人が集まっていて、同級生男女(MH君とMYさん)が代表で言葉を述べていたが、どんな内容だったのか、全く覚えていない。
 ベビーブームで、1浪の時は、東大中止の時で、2浪の時は、浪人が加わって、更に競争率が激しかった。もう、開き直った感じになっていたかなあ。アポロの乗組員が月に着陸した年だった。
 成人式の日に決意したことって、しっかりしたものはなかったが、兎に角、大学に受かりたい、もう、浪人はしたくないということで、頭の中が満たされていた様に思う。
 正直言って、3浪までして、医師になる気はなかった。兎に角、浪人生活を終わりにしたかった。同じことを覚えることの中に、楽しみを見出すのは、なかなか、難しかった。大学に入って、好きな勉強が出来ることを楽しみにしていた。
 浪人生活のッコツが、2浪目にしてやっと分かった感じになっていた。もう、来年の今頃は、大学生活を送っているだろう、もう、浪人しなくてもいい、そう自分に何度も言い聞かせて、毎日を送っていた様に思う。
 今の人生観は、「万事塞翁が馬」で、モットーは、「誠実・寛容・感謝」で、生き方は、「(カキクケコ)感動・緊張・くつろぎ・継続・好奇心」かな。


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