日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

グローバルな時代・・・

2011-01-19 13:03:28 | Weblog
 昨年の12月1日時点で、今春卒業予定の大学生の就職内定率が、68.8%とのこと。調査を始めた1996年以降で最低。これまで最低だった前年同時期を4.3ポイントも下回り、悪化は3年連続。
 それに反して、高校生の内定率(同11月末時点)では70.6%と同2.5ポイント上昇している。3年ぶりの改善で、「超氷河期」との指摘も出ている大学生と比べると、対照的。
 その理由として、厚労省は「長引く景気低迷による求人減少に加え、企業に新卒を育てる余裕がなくなり、即戦力の中途採用を活用する傾向が強まったことも影響した」と分析している。高卒に関しては「学校の進路指導強化で、一人一人の身の丈に合った就職先選びを徹底させたことが奏功した」とみている。
 大卒内定率は、理系が71.3%で7.3ポイント落ち込んだ。文系は68.3%と3.7ポイント下落。男女別では、男子が70.1%と2.9ポイントの低下にとどまったが、女子は67.4%で5.8ポイントも大幅に下がっている。
 海外へ出て勉学に励もうとする若者も、減少傾向だ。それと、今、アメリカンドリームでなく、チャイナドリームなる言葉も生まれている。つまり、中国が日本人を(和僑として?!)受け入れているのだ。それによると、・・・会社から派遣される日本人よりも、モチベーションが高い、やる気がある、直ぐにリストラ出来る、給料が安くてもいいなどと、それなりの企業側の理由もある様だが、・・・日本の会社からの派遣よりも能力に応じて高い給料をもらっているケースも現にある。それだけ、厳しさももちろんあるが・・・。
 又、日本側も、国籍関係なく、有能な人材を求めて行く傾向になりつつある・・・?!中国の人で、日本の大学を今年卒業する予定の人が、会社の就職説明会に出席しているケースが、テレビで出ていた。もちろん、中国語・英語・日本語を普通に話せる。
 会社側も、「国籍関係ないです!個人の能力です!」って感じで言われていた。今、中国では、蟻族と言って、就職難で大変な思いをしているエリートが多くなっている。能力のある中国人にとって、日本の方が、自分の可能性が実現できるチャンスが高いのだ・・・?!
 世の中、次第に、実力主義・能力主義って感じで、そんな感じになって行きそうだなあ(・・・←もう、既になっている?!)。既に、15歳~64歳までの日本の労働人口、減少しつつある。
 そう考えると、それまでのいい教育がとても大切と言うことに気が付く。今は、受験真っただ中だが、わずか年1回の試験の為に、長いこと多くの犠牲と労力を費やしてきている今の受験体制何て、もう、いいかげんに見直すべきだと思います。

*写真は、1月16日(日)に、大分駅構内で展示されて写真展の中の、「田中かつよ」さんの作品、「かかしの仲間たち」です。(・・・←思わず、シャッターをこれだけ切りましたが・・・)  

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上天草市・・・

2011-01-19 09:10:16 | Weblog
 1月18日(火)の朝から、再び、いつものパターンになっているかな。自分が不在の1週間(11日~17日まで)、時間外患者が111人来院し、その内、内科が56人、小児科が34人、外科12人となっていた。
 田舎では、当直の医師が何でもする感じになる。交通事故も来るし、マムシ咬傷も来るし、子どもの誤飲も来るし・・・。(それに、上天草市では、病院は、ここしかない・・・)
 当直の先生、常勤医の小児科の先生(当直もしているし)、大変だなあ。
 私の場合は、小児科以外は、手伝っていない。それに、当直もしていない。時々、深夜にベビーなどで呼ばれることもあるけど、回数が少ない。深夜、小児を当直に先生がよく診てくれる。その代わり、居る時は、特に土日祝の時間外に、自分なりに診療しているけど・・・。(アルバイト医なので・・・)
 佐伯市に帰ると、「いつ佐伯に帰るの?」って感じで何人からも言われる。が、まだ、ここで頑張れるし、頑張ろうと思っている。それに、自分の住んでいる龍ケ岳町、佐伯市に実によく似ている。
 城山の代わりに、(見晴らしのいい)龍ケ岳がある(頂上にプラネタリウムまである)。佐伯と同じ様に、新鮮な魚が美味しい。自然が保たれていて、景気がいい(佐伯は、国定公園、ここは、国立公園)。それに、何といっても、佐伯と同じく、気候が良くて、夏涼しくて、冬暖かい(・・・←理想的!)。それに、上天草総合病院も、こんな田舎に珍しく、スタッフ揃えて医療をしている(年に数回、ヘリコプターで遠方に送っているけど・・・)。
 兎に角、上天草市は、4つの町(大矢野町、松島町、姫戸町、龍ケ岳町)がひょろ長く続いていて、それに、隣接する天草市からも、来院している(半径10Km以内に、病院がここ以外にない!)。
 田舎の事情は、そこに住んでみないと分からない。佐伯市も交通の便が悪いと思っていたが、上天草市と比べると、とてもいい。何でも、天草を端と端から整備していて、最後が、自分が今住んでいる龍ケ岳町になっているので、殊更、遅れているらしい。そう言えば、前の道路の整備、自分がここに来た時からしているけど、まだ、開通してないなあ(そんなに長い道じゃないのだが・・・、狭くて、それに、見通しが悪い関係で、ここで時々、交通事故も起きているのだが・・・)。

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