RunRunTako

takoのラン日記

橘湾岸スーパーマラニック島原ステージP100km部門2012完走記−おまけ

2012年11月13日 20時50分29秒 | 大会記

ゴールしたら、ぎんさんが走りよって来て
ハグしました。
すごく喜んでくれました。
inoueママも見守ってくれていて
抱きしめてくれました。
このときには、ぐっとこみあげてきました。
ママも泣いていました。
感謝の気持ちでいっぱいになりました。
でも、そのあとはさっぱりでした。
わたしは、
「あれ、わたし泣かないよ。
号泣すると思ってたのに」
と自分でも不思議でした。
泣かない自分に、かなり残念な思いがしました。

さぁみんが記録係をしていて
チェックシートを忘れたわたしは
「怒っちゃダメ!これにちゃんとパンチしたから」
と、マップを出しました。
それから、拾ったチェックシートを出しました。
みんなが大喜びしました。
持ち主のYさんからはすごく感謝されました。
そうとうパニクってたらしいことがうかがわれました。
拾ってよかった。

そのあと、
お風呂に入ってさっぱりしてからは
記録係のお手伝いとか
片付けの手伝いをしました。

ひびきちゃんがゴールしてきました!
やった!元気にゴールです!
突進していって、力一杯ハグしました。
ぐっと来ました。
ひびきちゃんも泣いていました。
よかった、よかったね、ひびきちゃん!
やっぱり、人の完走でもうれしいものですね。

なんか、自分の完走よりも
クリアに感激できました。
なんでかな?
というので、これから数日悩むんでした。

ゴール会場では、
100キロ一番のkizenさんは
ずっとゴールでテープをもったり
旗をふったりしてました。
ikedaちゃんは写真係でずっとゴール写真を撮ってました。
まるで写真業者さんばりに。
みんなげんきやなあ〜。
わたしは力のいらない、動きの少ない作業しか
手伝えませんでした。

打ち上げでは眠くて眠くて
あんまり食べれませんでした。
となりにいたkimiさんがかわりに食べてくれました。
5年越しの故障から復帰ランで完走したということで
一言言うときには、
ボラのみんなが喜んでくれたことに
ぐっと感激がこみあげてきて、
ちゃんと話せませんでした。

そのあと、二次会で改めてみんなで乾杯しました。

その後、4日たって
やっとわたしは完走できたんだと実感できて
部屋でひとりで号泣したんでした。

そして、
きょう、治療院で先生が
「今月卒業をめざしましょう」
と言いました。
またかという感じもしますが
わたしは信じて目指そうと思います。


橘湾岸スーパーマラニック島原ステージP100km部門2012完走記−5

2012年11月13日 19時28分54秒 | 大会記

最後の6キロです。
全部歩いても1時間半くらい?
でも、できる限り力を出すと決めていたから
これまでずっとそうするように考えて進んできました。
これからも、足首(の皮)が痛いものの
それでもできる範囲でがんばろうと思い
とにかく好きなくだりはこれからは
歩かず走ることに決めました。

必死にくだってると、前方の道のまんなかに
なにやら紙くずが落ちてる。
通り過ぎようとして、
おお!これはチェックシートじゃないか!
と気がつきました。
こりゃあ、落とした人はいまごろ
パニクってるだろう、と思ったので
拾ってポーチに入れました。

ほどなく、グリーンロードに合流し、
橋を渡ってトンネルをくぐります。
ここからのぼりです。
ここののぼりは全部歩きました。
歩いてるとかわりゅうさんが追いついてきました。
まえからどの人かな〜と気になってましたが
やっとお顔がわかりました。
少し話してかわりゅうさんは先に行かれました。

57号線に合流したらすぐに分岐を左折。
そこからはくだりです。
ここからは歩かない!と決めて
かけくだりました。
途中、無人エイドでコーラを飲んで
また走り出しました。
不思議と元気は衰えてませんでした。
あの島原で復活してからずっと
足は元気なままでした。
足首(の皮)が痛くて走れないだけで。
いや、そのおかげでセーブできて
元気が残っていたのかもしれません。

それにしても、
ついにこれだけ走れるようになり、
完走ができそうだというのに、
わたしは感激していない。
あれ〜?
このへんからもう泣きまくるだろうと予想してたのに。
と、
ハートピアの建物が見えたら
うるっときました。
えっ、えっ、
と嗚咽。
ああ、ついにこのときがきたんだ!
でも、意外とそこまで号泣にならず、
そのあとは淡々とくだりました。

レンガ色の道におりてからが、意外と長く
歩かないと決めていたのに
「長過ぎ・・・」と歩いてしまいました。
「あと少し、がんばりましょ〜」と2人に抜かれました。
「酒」の看板が見えました。
表通りに出ました。
よし、ここからは歩かず走ろう!
よちよちになってもいいからと走り続けました。
公民館が見えてきました。
手前の望洋荘の前で
murakamiさんが出迎えてくれました。
笑顔でこたえました。
やった!完走だ!
バス停をすぎて、ゴールにたどりつきました。

ぎんさんがすごく喜んで抱きしめてくれました。
ぎんさんが喜んでくれて、
悲しませずにすんで、
わたしはうれしいというよりも
すごくすごくほっとしたんでした。

ああ、無事に完走できてよかった。
そう思いました。


橘湾岸スーパーマラニック島原ステージP100km部門2012完走記−4

2012年11月13日 16時43分51秒 | 大会記

なぜかテーピングをやり直すという発想がなかったわたしは、
つっぱる皮をちょこちょこ伸ばしながら
走っていました。

うしろから足音がして、見たらogawaちゃんでした。
「あれ、ひょっとして、たこさん?
走ってるし〜」
て、
走りますとも!
まあ、これまでのわたしならこの70キロすぎたところで
なお走れてたことなかったですからね。
ogawaちゃんがそう思うのもムリはないか。
ogawaちゃんと、しばらくしゃべりながら
のんびり歩きました。

その先の大野木場73、3キロエイドには
午前9時16分につきました。
しげこねえとコーセーさんが担当していました。
お豆腐とお味噌汁とおいなりさんをいただきました。
ここでものんびりしました。
そして元気を回復して、走ってスタートしました。
コーセーさんが気合いをいれてくれました。

ここからも30走ったら30歩く、
50走ったら50歩く、
そしてときどき歩きで挫折Σ(;・∀・)
を繰り返してのぼりました。

78.8キロ地点、俵石エイドには
午前10時34分につきました。
足首(の皮)が痛くて歩きが遅いので
ペースがだいぶ遅くなってます。
ここはテクさんの選手の奥様のペアが担当でした。
奥様が肩をもんでくれました。
すごくさっぱりしました。
つめたいぜんざいで元気が出て
また走ってスタートしました。

また数をかぞえながらの行進です。
仁田峠との分岐点が坂の最高点なんですが
そこまでが長い!
途中、ベンチで爆睡してるランナーがいました。
起こそうかとも思いましたが
「ここで休んで後半一気に挽回作戦」だろうと思ったので
起こさないようにそっと通過しました。

足首の皮の痛みと戦いつつ
やっとのことで頂点を通過したら
あとは大好きなくだりです。
雲仙の温泉街まで一気にかけくだりました。

そして、雲仙名物の地獄巡りです。
おととし参加したときは
ここまでがすでにそうとうな地獄だったので
勘弁してくれ、という気分でしたが
今年はだいじょうぶ。
でも、地獄のあのにおいにやられて
むせりながらめぐりました。
チェックポイントは地獄巡りの奥の方にあります。
チェックは残りひとつになりました。
チェックシートを忘れたわたしは
コースマップにパンチを入れてました。

地獄巡りを抜けたら、雲仙エイドです。
86、2キロ地点です。
午後0時18分につきました。
ここにはボラがたくさん集まってました。
あったかいそうめんをいただきました。
泡のジュースもすすめられましたが
ゴールまでがまんします。
もう、完走まちがいないね!
とみんなに言ってもらえました。
うん!だいじょうぶ!
やっとそう思えて来ました。

あとはくだるだけです。
のぼりもちょっとあるけど
ちょっとだけだし。

エイドのみなさんにお礼を言って
林間の遊歩道に入って行きました。
ibi先生と一緒になりました。
先生はこのあいだの阿蘇といい
このごろいい走りをされてます。
すぐに置いてきぼりにされました。

森をぬけて国道57号線に出たら
すぐに389号線に入ります。
17時間を切れそうです。
くだりをがんばってかけくだりました。
足首が心配だったので、
途中何度かスピードを殺すために立ち止まりました。

小浜木場へ向かう分岐に無人エイドがあり
そこで数名の人と一緒になり
少し話してから出発しました。
みんな速い!
どんどん置いて行かれましたが
その中のひとりとペースが同じだったので
この人についていこう!と決めて
くらいついていきました。
小浜木場のエイドまで一気に行きました。

小浜木場最終エイド95、5キロ地点到着!
午後1時40分でした。
15時間40分です。
またエイドで肩をもんでもらいました。
肩がこりこりだったから助かりました。

さあ、あとはゴールまで6キロです。


橘湾岸スーパーマラニック島原ステージP100km部門2012完走記−3

2012年11月13日 15時49分54秒 | 大会記

島原城を出たら、武家屋敷の家並のあいだを走ります。
細い水路のあるところは、土の道で
少し足にやさしかったです。
武家屋敷エリアを抜けて広い通りに出たら
いよいよのぼりのはじまりです。

足首の皮が突っ張ってる感じがするので
ときどきストレッチをして筋肉ならぬ皮を伸ばして
坂をのぼりました。
30走ったら30歩く、
50走ったら50歩く、
というように、そのときの気分で
数を変えて数えながらのぼりました。
坂のこう配がきつくなろうがなるまいが
決めた数だけ走り、決めた数以上歩かないように・・・
しようとしたけど、何度か挫折Σ(;・∀・)
途中、ちょうど調子良く走ってるときに
コーセーさんとしげこねえの車が来て
写真を撮ってくれました。

この坂を歩くことなく走り続けて
のぼってくるランナー4人に抜かれました。
強いな〜。
わたしは半分以上歩いたと思う。

この坂は眉山ロードといいますが
その頂点に平成新山のネイチャーセンターがあります。
その頂点にusirodaパパが待っててくれてました。
「平成新山と月をながめながらいくといい」
「あとはくだりだからね」と元気づけてくれました。
いつも雲がかかっていることの多い平成新山が
この日は、ほんとうにきれいに見えました。

頂点を過ぎてくだってすぐ、展望遠地があり
そこが65キロ地点のエイドになっています。
午前8時03分につきました。
kimiさんが担当しててくれました。
杏仁豆腐をいただきました。
この杏仁豆腐はほんとうにおいしいです。
でも、kimiさん、すっかり冷えたようで
食べれないと言ってました。
そこへikedaちゃんがやってきました。
1時スタート組の4番手です。
60キロで追いつくつもりだったそうなので、
5キロ逃げ切ったことになります。
kimiさんに「もう完走できるね」
と言ってもらえました。
「でも、欲を出したらいかんよ」とも。
「これからsakamotoさんを追いかけようとか
思ったらいかんよ」とか
「ikedaちゃんと並走しようとか思ったらいかんよ」
と言われました。

でも、そこからのくだりは
ikedaちゃんが並走してくれました。
走りながらikedaちゃんが「きつい、きつい」と言いました。
ぜんぜんきつそうじゃないのに。
「きついね〜。でもだいじょうぶだよ〜」
と言ってくれてるのかなと思いました。

ほんとうにいい天気でした。

くだりがおわりになってきて
わたしは少し歩くことにしました。
ikedaちゃんは先に行きました。

水無大橋の手前の無人エイドで
給水して、そこで一緒になった人と少し話してから
スタートしました。
ここからまたのぼりです。