山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

アベノミクスで正社員46万人減

2014年02月20日 09時24分48秒 | Weblog
 総務相が18日(2014・2・18)発表した2013年平均の労働力調査詳細累計によると正規労働者が急減し、非正規労働者が急増していることがわかった。この形の調査が始まった2002年以来最多の46万人の正規減少だ。いっぽう、非正規はこれも開始以来最多の93万人増。08年のリーマンショック以後12年までの4年間で48万人の増だったのに比べたら、異常な増え方だ。これがアベノミクスの矢が突き刺さった現実だ。
 安倍首相は以前、雇用がふえているといった。数は増えたが正規から非正規への置き換えがすすんだのだ。短期的に数がふえればいいというものではない。長期的に見て安定した雇用がふえたかどうかだ。非正規ばかりふえても、国民所得の増にはつながらず、購買力はふえない。若者の結婚率はふえず、出生率もふえない。いっそう少子化がすすむ。少子化担当大臣などなんの意味もない。
 安倍政治の1年でこれだけの激変が起きた。世界一企業活動がしやすい国をめざす安倍政権が何年もつづいたら労働者にとって世界一生きにくい国になるだろう。
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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2014-02-20 23:55:55
ダメノミクスにならないように。

雇用が増えても、非正規じゃねぇ。
たとえアルバイト入社でも、40代50代でも1年2年続いたら正規雇用にするとかしてほしいね。
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