山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

橋下グループの暴挙

2011年06月05日 12時46分21秒 | Weblog
 橋下グループは今、大阪で暴挙のかぎりを尽くしている。
 法律家でありながら、教員に人権はないといいきる。国の法律を越える違憲の条例。教育委員会の専管事項に平気で踏み込んで条例で縛りをかける。
 さらに議会の定数をいちどに21減らした。ほとんどを定数1にし、1票の格差を拡大させた。少数意見には耳をかたむけず、数の多数が正義だと。議会の閉会直前に定数削減の条例案を上程し、いっさいの審議なしに強行採決。
 議論もせずに決めるべきでないと批判すれば、マニフェストに掲げていたという。では、君が代起立条例はマニフェストに掲げていないのになぜ突如持ち出して強行するのか。
 もう府議会は、議会としての本来の機能を、「維新」という橋下私兵によって踏み荒らされてしまった。審議抜きの強行採決を批判されたのに対して、橋下は、「今までのシャンシャン議会を考えれば、新しい地方議会の第一歩」と胸を張った。普通の人間には考えられない異常な神経だ。審議抜きに強行採決をくりかえすのが新しい政治なのだ。
 マスコミもそろそろ橋下をもちあげるのをやめにしたらどうか。
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