山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

教育基本条例を問う―内田樹さん

2011年10月13日 04時41分09秒 | Weblog
 『朝日新聞』2011・10・13付けの内田樹さんの発言は、『朝日』でははじめてのスカっとした記事だった。「競争原理むしろ学力下がる」そのとおりだ。内田さん自身も大学の教員としての実体験から、多様なタイプの教師との出会いが学生の知的脱皮のために不可欠だという。小中高校でもこれは当てはまる。昔からの教育の原理的なことだ。
 教育を新自由主義的に商品化したこと、市場原理・競争原理を激しくしたことが、今日の教育の失敗の主因だと。それを極限まで徹底しようというのが橋下・維新。恐ろしい世界だ。
 内田さんの教育に関するエッセーには以前から注目していた。今回の発言は、かみ合っていてしかも正面批判なのでパンチが効いている。
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