山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

山際大臣、葉梨大臣の辞任。自民党政治の腐敗劣化の象徴

2022年11月12日 20時48分53秒 | Weblog
 葉梨康弘法務大臣が11月11日辞任した。「死刑のハンコを押す、ニュースのトップになるのはそういう時だけの地味な役職」という笑いを誘うネタのような発言を何度も繰り返していたことが発覚して辞職に追い込まれた。人の命をも奪う権限を与えられた職を軽んじ、もてあそぶかのような人物にはあきれるしかない。
 大臣辞職の道をつくったのが山際大志郎経済再生担当大臣だ。統一教会との癒着では安倍、細田、萩生田に次ぐナンバー4だと私は見ているのだが、つぎからつぎへと関係を示されても、「記憶がない」と子どものような表情をして責任逃れをしてきた。国会と国民をだましたあげくに10月24日ようやく辞任した。
 ところがおどろくことに、自民党はその4日後に、山際氏をコロナ対策本部長に就任させた。記憶がない人物をコロナ対策の中心に据える?政府の役職でなければ、犯罪集団の統一教会と一体になった人物を何の問題もないとして就任させる自民党の神経にはほとほとあきれる。
 自民党茂木幹事長が任命責任を問われて、政務調査会のやったことだとばらした。萩生田政務調査会長が任命したのだ。統一教会一体グループの神経は民主政治の枠を超えている。
 葉梨氏も山際氏とその集団も議員をも辞職してもらわなければ正常化できない。

  

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