1週間前の日曜日、孫一家が来て大人数で晩御飯を食べた。八宝菜、煮豚、春巻き、シューマイなどをつくった。
シューマイはじつに30年ぶりだ。30年前はよく作り研究した。というのは、当時世間で売っていたシュウマイはやや粉っぽく、冷めたら硬さが気になっていた。そこで冷めてもおいしいシュウマイをつくろうととりくんだ。行きついたのは、玉ねぎを多くすることだった。当時も今でもシュウマイの売り文句は、お肉たっぷりの肉シュウマイということだ。蒸し立てならいいが、時間が経つといまひとつだ。
その後なぜかシュウマイはつくらなくなっていた。ふっと思いついて久しぶりに挑戦した。昔つくったのは、玉ねぎ自身の甘さを生かした薄味だったが、今度は中華味を盛り込んだ。玉葱2、豚ミンチ1のシュウマイの具に対して、片栗粉、砂糖、しょうゆ、オイスターソース、中華だし、ごま油、塩、しょうが汁、胡椒をそれぞれ少しずついれて混ぜ合わせ、シュウマイの皮(餃子の皮、ワンタンの皮)で包む。
砂糖、しょうゆ、オイスターソース、中華だし、ごま油などでおいしい中華味になったこともあり、また柔らかなので、孫たちはおいしいと、予想以上に喜んだ。