天王寺美術館の「メアリー・エインズワース浮世絵コレクション」を観に行った。案内では、市内在住の65歳以上は無料とあった。証明書を示して入館した。ただし「コレクション展」のみだと。あ、ちょっと違うかなと思って1,2階の展示場に入ると、浮世絵コレクションではない。展示品は市立美術館所蔵品ばかりだ。里帰り中の浮世絵ではない。でも見てゆくと、重厚な日本人作家の洋画コレクションにすぐにひきこまれた。私が知っている作家のものもある。佐伯祐三の「教会」「ノートルダム」などもあった。「ノートルダム」は北野高校と六稜会が市立中之島美術館に寄贈したとなっていた。寄贈してしまうと、3年に1回、生徒、同窓生向けにやっていた校内展覧会行事ができなくなってしまう。以前は、図書館主催で佐伯のノートルダムをはじめ、林重義や手塚治虫その他多くの所蔵品を解説を付して展示会をしていた。だがそれを担ってきた職員も退職し、今の学校はほとんど余裕を持たなくなったので、行事もなくなり、手離したのか。管理自体が大変なことだった。
「コレクション展」は所蔵の美人画、化粧道具、和鏡など多くの展示もあり、十分満足した。
地下鉄天王寺の地下街で昼飯を食べた。串カツはじめいろいろあったが、天丼に引かれた。エビ天丼と生ビールを注文。平日の昼なので、ビールはわたしだけ。久しぶりの昼ビールはうまい。天丼客はカウンターの店に入るなり迷いなく注文する。天丼の出汁を自分でかけるスタイルだったが、客は慣れていて、さっと全部かける人、半分だけの人など迷いがない。わたしは、注文も出汁も、松重豊の「孤独のグルメ」のように回りを見たりでゆっくりだ。大阪でも天丼店がふえてきた。
「コレクション展」は所蔵の美人画、化粧道具、和鏡など多くの展示もあり、十分満足した。
地下鉄天王寺の地下街で昼飯を食べた。串カツはじめいろいろあったが、天丼に引かれた。エビ天丼と生ビールを注文。平日の昼なので、ビールはわたしだけ。久しぶりの昼ビールはうまい。天丼客はカウンターの店に入るなり迷いなく注文する。天丼の出汁を自分でかけるスタイルだったが、客は慣れていて、さっと全部かける人、半分だけの人など迷いがない。わたしは、注文も出汁も、松重豊の「孤独のグルメ」のように回りを見たりでゆっくりだ。大阪でも天丼店がふえてきた。