山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

目の前で憲法無視・憲法違反をつづける自民公明に憲法改正を語る資格なし

2017年08月24日 10時28分20秒 | Weblog
 8月23日、自民・公明両党は臨時国会を9月末に召集することで一致した。だが待て。6月末に野党は、衆参いずれかの議員の4分の1以上の要求があれば内閣は召集しなければならないという憲法53条に基づき臨時国会を要求している。取り下げてはいない。53条は何日以内にとは書いていないが、合理的な範囲というのが常識だ。自民党の改憲案には念を入れて、「20日以内」と書いてあるではないか。9月末が20日以内か。90日を20日と読むのか。目の前で憲法無視、憲法違反をつづける政党に、憲法改正をうんぬんさせるわけにはいかない。資格がない。
 森友学園。『朝日』が8億の根拠だというゴミの穴の写真を入手した。3・8メートル以下に47・1%の混入率でゴミがいっぱいだという政府の説明をくつがえす写真だ。ご栄転の佐川・前理財局長が買取価格は提示したこともないし聞いたこともないと断言していたのに、実際はいくらだったら出せますかとねんごろにやり取りしていた事実もあきらかになっている。安倍昭恵氏の喚問もまだだ。大阪では、学校建設の根幹となる基金には4億の寄付があるといっていたのが架空のものだった。右翼教育にほれ込んでいた歴代維新知事の下で森友の幼稚園教員を次々表彰し、架空の基金を見抜けぬまま、あっという間に認可適当のお墨付きを与えた。これからが糾明の本番だ。
 加計学園。今年1月20日事業者を加計に決めた最終日に初めて加計の応募を知ったという安倍首相の超おとぼけ証言。国民の誰も信じていないウソを放置できない。建設費が192億円だからその半分96億円を愛媛県・今治市が負担するという。ところが実際の建設費は127億だ。その差額65億円はどこへ消えるのか。県民市民の税金の詐取ではないか。しかも127億でつくる建物の坪単価は150万円。北里大学獣医学部の改築は坪82万だった。倍近い。ところが加計獣医学部の建物は鉄骨造りで通常のビルの建築法だ。マンションや学校はより耐久性のある鉄筋コンクリートだが、鉄骨造りだと坪単価は70~80万らしい。おかしい。ということは、県市の補助金だけで建物のほとんどが建ってしまう計算だ。森友学園と同じじゃないか。補助金詐欺だ。籠池氏は逮捕されている。こんなものを逃がすわけにはいかない。加計孝太郎氏も喚問だ。
 稲田・自衛隊日報問題もある。国会はすぐ開いて徹底究明すべきだ。
 安倍首相は河口湖での夏休み別荘ライフを今年は短くしたといっている。別荘がご近所の加計孝太郎氏と出くわしたりしたらあらぬ疑惑を呼ぶので、今年は東京高級ホテルの夏休みだ。昨日は六本木のグランドハイアット東京のフィットネスクラブで運動をした。運動も高級ホテルでするとは安倍お坊ちゃまは違うなあ。冷房が完備したとかで、高校どころが小学校までもう学校が始まってるではないか。高級ホテルライフを楽しんでいる場合ではないよ。すぐに臨時国会を開け。
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