山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

今治・加計だけを財政調査したのは加計ありきの証拠

2017年07月22日 22時29分32秒 | Weblog
 山本幸三大臣の無責任、インチキ発言はとどまるところを知らないが、昨年11月日本獣医師会を訪れて獣医学部新設の方針を伝えたその中身が、加計ありきを証明するものとなっている。
 山本大臣は、問題文書を獣医師会が公表したのに対して、「経緯について説明したが、四国で決めたとは言っていない。京都もありうるという話もした。加計学園と特定はしていない」と弁解の記者会見をした。
 加計と決めたとは言っていない、京都も言ったと言うが、その扱いが加計ありきだったことを証明している。獣医師会文書では山本氏の発言として、「財政的に大丈夫か、待ったをかけていたが、今治市が土地で36億円のほか積立金から50億円、愛媛県が25億円を負担し、残りは加計学園の負担となった」と記録している。これを山本氏は否定していない。
 加計ありきの証拠だ。わたしは加計の文字が出ていることだけでなく、「財政的に大丈夫か、待ったをかけていたが」を重視した。大学設置認可には財政的な基盤がしっかりしているかどうかが重要だ。だが、京都府・京都産業大学の財政基盤の調査はしていない。加計学園がA4・2枚のちょろい計画書を出してたのに対し、京都産業大学は本文A4で21枚の計画書を出していた。京都産業大学には「財政的に大丈夫か、待ったをかけていたのか」問いただす必要がある。京都にも同じような扱いをしていたら、加計ありきではないというのも少しは理解できる。そうでないとしたら、京都という言葉を発していようがいまいが、11月の説明は、加計ありきでことを進めていたことの動かぬ証拠となる。
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