新聞の選挙報道はあまりに偏っている。事実上、自民・民主の二大政党しかあつかわない。その他の政党については、まったくの付けたしだ。
解散によって各政党の議席はゼロになった。何党が何議席とるかは選挙で決まる。それまではゼロであって、各党の扱いにおいて優劣をつけてはならない。これが民主主義の政治制度の根本原則だ。
以下ような許されるか。公営掲示板を自民・民主にたくさん場所をわりあてる。テレビの政見放送において自民・民主にたくさん時間をわりあてる。選挙公報において自民・民主にたくさん紙面をわりあてる。こんなことが公職選挙法で認められないのは当たり前だ。
新聞は選挙管理委員会が発行しているわけではない。だが、マニフェストの紹介報道、党首の発言や行動の報道、選挙運動の報道などで、各党を平等に扱うという観点のかけらもない。その差別的扱いには目に余るものがある。民主主義を標榜する新聞の使命は放棄したのか。新聞倫理綱領は忘れたのか。
これを考える際にヒントになるのが、テレビでの政党討論会だ。NHKだけでなく各局でやっている。自民・民主だけを呼んでやるという不公平なものもあったが、選挙本番になってからは、各党を平等に呼び、均等に発言をさせるように配慮している。新聞も参加する日本記者クラブ主催の討論会も意義あるものだった。その運営方法はじつに公平なもので気持ちよかった。
これに比べれば、新聞の日々の報道はあまりにひどい。90数%の完ぺきな2大政党制に持ちこむことをこの選挙を通じて実現しようとしている。もうこれは意図的政治運動である。多様な意見の尊重・交流が民主主義社会の基本だ。だがもう窒息寸前だ。
選挙はまだ行われていない。ただちに公平な扱いをするよう新聞各紙に求める。
解散によって各政党の議席はゼロになった。何党が何議席とるかは選挙で決まる。それまではゼロであって、各党の扱いにおいて優劣をつけてはならない。これが民主主義の政治制度の根本原則だ。
以下ような許されるか。公営掲示板を自民・民主にたくさん場所をわりあてる。テレビの政見放送において自民・民主にたくさん時間をわりあてる。選挙公報において自民・民主にたくさん紙面をわりあてる。こんなことが公職選挙法で認められないのは当たり前だ。
新聞は選挙管理委員会が発行しているわけではない。だが、マニフェストの紹介報道、党首の発言や行動の報道、選挙運動の報道などで、各党を平等に扱うという観点のかけらもない。その差別的扱いには目に余るものがある。民主主義を標榜する新聞の使命は放棄したのか。新聞倫理綱領は忘れたのか。
これを考える際にヒントになるのが、テレビでの政党討論会だ。NHKだけでなく各局でやっている。自民・民主だけを呼んでやるという不公平なものもあったが、選挙本番になってからは、各党を平等に呼び、均等に発言をさせるように配慮している。新聞も参加する日本記者クラブ主催の討論会も意義あるものだった。その運営方法はじつに公平なもので気持ちよかった。
これに比べれば、新聞の日々の報道はあまりにひどい。90数%の完ぺきな2大政党制に持ちこむことをこの選挙を通じて実現しようとしている。もうこれは意図的政治運動である。多様な意見の尊重・交流が民主主義社会の基本だ。だがもう窒息寸前だ。
選挙はまだ行われていない。ただちに公平な扱いをするよう新聞各紙に求める。