山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

夏の研究会

2009年08月05日 23時22分42秒 | Weblog
 7月30日から8月1日まで3日間、六甲山で全国民主主義教育研究会の第40回大会に参加した。主に社会科の教職員の研究会だ。でも「自立と連帯」「民主主義思想」という分科会を設けているように単に教科の研究だけを目標にしているのではない。小学校の先生もいる。一般市民もいる。人数はそう多くはないが、質の高さでは他の会にひけはとらない。
 今度の大会では、「北野定時制72年の歴史から見る日本現代史」というテーマで、主にアジア太平洋戦争下の北野夜間中学のことを特別報告という形で発表させていただいた。満足するというより、新たな課題を与えられ、これからさらに勉強しなければという思いを新たにした。
 古くからの友人にも再会し、教え子も聞きにくれてとてもうれしかった。社会科にかかわる多くのみなさんの参加を期待したい。ホームページも開いている。機関誌として「民主主義教育21」を発行している。とても分厚い本だ。本屋にある。なければ注文を。
 民主主義についてのこころざしの高さでは自信をもっておすすめできる研究会だ。今の時代にこそふさわしい。一度のぞいて欲しい。
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合宿で真っ赤に日焼け

2009年08月05日 23時01分05秒 | Weblog
 今年、全日制に転勤し、野球部の顧問になった。顧問といっても監督をしている先生の添え物のような存在であまり役に立っていない。
 8月2日早朝に出発して、今日5日夜帰ってきた。全員元気で何よりだった。私は、3日の梅雨明け以後のカンカン照りで、顔はのつるつるの赤茶色、腕はタラコのようになった。唇も腫れてしまった。しょうがない。
 監督の先生は4つの試合と長時間の練習で疲労困憊だと思いきや、「いや、好きですから」といたって元気だ。学校現場は、このような先生に支えられている。もちろん、別のいろんなタイプの先生が学校を担っている。思うに、現在の学校は、社会がかかえるさまざまな課題を抱え込んでいる。また抱え込まされている。学校はそれに全面的に応えようとまじめに対応している。ヨーロッパ・アメリカ的な学校観からはありえないことだが、日本ではそうだ。それでも学校は非難されている。親から非難されるのは我慢して聞くが、上司が実情も知らずに罵倒するのだけは我慢ならない。とくに教育予算を20%も削って罵倒するのは許せない。罵倒するのは、20%予算を削るという政治目的を達するための手法なのだが、同時に本心からそう思っていることもほぼ確かなので、大阪の教職員の怒りは収まらない。
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