7月の始まりは雨模様の新潟市西区です。
朝の用事を済ませてから車でひとっ走り・・・ 写真左手、緑の向こうに見えます黒塀の樋木酒造さんへ。 今日は新しい酒造年度の始まりですしね、図々しくもちょいとお邪魔しに。
お酒ツウのかたがたはとっくにご存じと知りつつも申しますと、酒造年度とは7月1日から翌年6月30日までの1年間を言いまして、えらく中途半端なころから始まるようですが秋からの仕込みに向けて醸造計画を立てたり、原料米の算段などを考慮しますとこの時期が適切だとお上が決めなさったらしいです。私が生まれる前の年(昭和40年)までは10月1日から9月30日までだったそうですけども。
たまに「平成〇〇BY」などと表示されているお酒の瓶を見たことがあるかたもいらっしゃるかと存じますが、この「BY」がBrewery Year、つまり酒造年度の略なのですよ。ですから「平成26BY」とあれば昨年の7月1日から今年の6月30日までの間に造られたお酒ということになるのです。
さて、知ったかぶり講座で文字数が多くなってしまいましたので本題を手短に。
ちょっと前から樋木さんの四合瓶に裏貼りが付けられました。
お客さんに向けての注意喚起の内容です。以前から表ラベルに記載されていたんですけど、さらに裏にまで。
飲酒と健康についてはお若いころから強く主張して来られた樋木社長、事務所にはこちらの本が何冊も置いてありました。
末永く健康で楽しく暮らしていただくためには、お酒と上手に付き合うのが大事・・・
常々おっしゃっておられることですわ。