佐渡産の酒造好適米、出穂です。
金鶴 酒米日記
「ササキの掲示板・その三」
五百万石の穂が出始めました。これから稲は九月十日頃の稲刈りに向けて太陽の光を米粒の実りへと変えていきます。温暖化の影響で五百万石の生育も私が米作りを始めた18年前の頃に比べてどんどん早くなっています。一般的に米は少しでも暑い時期を避けて実りの時期を過ごしたほうが良いとされます。早生品種の五百石石も佐渡では八月に入ってからの出穂が普通でした。田植えの時期を遅らせたりもしているのですが、やはり気象条件の影響は大きいと感じさせられます。これから出来る事はこまめに水をかけて、たんぼと稲を冷やしてあげる事です。
ささき
今のところ順調に生育している模様、台風などの影響なく無事に実りますように。