マイタのブログ

新潟県新潟市西区鳥原2595-8 前田商店 TEL 025-377-6327・FAX 025-377-7981

当地・黒埼の名所  その一

2010年05月19日 | 日記・エッセイ・コラム

005_3  平安時代、黒鳥兵衛(くろとり ひょうえ)という大悪党が居ったそうで。

資料によると武将・安陪貞任(あべの さだとう)の残党で、大男で妖術使い、真夏に雪を降らせることも出来たそうな。越後に流れ着いては放火略奪など極悪非道の限りを尽くし、討伐に来た朝廷の軍をも打ち破るほどの力を持っていたとのこと。

しかし最期は源 義家(義綱との説も)がその首を討ち取り、胴体は塩漬けにして埋め、その上に鎮めの八幡宮を建立したと言われております。

これがその緒立八幡宮。はねられて飛んで行った首を求める不気味な「胴鳴り」が聞こえたこともあるそうで。首は10数㎞離れた弥彦山まで飛んで行ったとか、カラスが弥彦まで咥えて運んだとか…

Photo

ここに埋められているのは首のほうで、胴が弥彦に埋められたとの説もありますが、どちらが真実かは知る由もありません。かなり物語的な言い伝えですしね。

026

019

はっきり分からないところがいいんですよね、こういうのは。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする