ウチはハゲの家系だから、そのうち髪を切ってもらう必要が無くなるかもね・・・ などと、行きつけの床屋さんで散髪してもらいながら冗談ぽく言ってはみるものの、心の中では少なからず心配している私です。
その床屋さんのご主人は私より3つほど年下でして、仮にK君と呼びましょうか、そのK君が「いや、実は俺も…」と、髪が薄くなってきたことに不安を抱き、職業柄知り得る対策で最善のものを試しているそうで。見た目には全然そんな気配は感じられないのですが、分からないものですねぇ。
「若いころに髪を染め過ぎたから」とか「パーマばかりかけてたから」とか「いやストレスが」などなど、原因らしき事柄は枚挙に遑(いとま)がないのです。最近ではよく知られるようになった「シャンプー原因説」もまんざらでもないとはK君の言。
「よく宣伝している〇〇〇ってあるでしょ。あんなの使ったら最悪だよ。」 そのシャンプーの何が悪いのか、理想的な洗髪はどういうものか・・・ 本職の言葉だけあって説得力がありますなぁ。残念なことに、売ることを最優先して結果的にユーザーの不利益になる商品ってのはどの業界にも存在するようです。勝てば官軍ってことですかねぇ。別の角度から見たら違った意見もあるのかも知れませんが、なんともスッキリしませんわ。
家に帰って かーちゃんにそのシャンプーの話をしたところ、とっくに娘から聞いて知っていたとのこと。なーんだ、有名な話だったのね。