マイタのブログ

新潟県新潟市西区鳥原2595-8 前田商店 TEL 025-377-6327・FAX 025-377-7981

いい季節ですねぇ♪

2022年09月28日 | 鶴の友

 とても分かり難い場所に構えている当店、「偶然前を通ったら酒屋があった」と言って入って来られるかたは一年に二人ほど。探して来てくださる新規のお客さんもいらっしゃいますが、多くは定期的に来てくださるお客さんで、さらにその中の多くのかたがたが「定番」のお気に入り銘柄を中心に「ときどき違うのも飲んでみようかな…」という感じでお酒選びを楽しんでくださってます。銘柄を厳選しておりますので数は限られてますが、それでも今現在で種類にして23、さらに同じお酒でも容量の違うものを分けて数えると37になります。これから「しぼりたて新酒」の季節になればもっと増えますよ。(^.^)


そんな田舎酒屋ですので自然とお客さんとの会話が多くなります。いつも飲んでくださっているお客さんから、「いつも以上に旨かったわぁ」といったお言葉をいただくことがあります。ありがたいことです。造り手も喜びます。 

ご存知のかたも多いことですし当店も常々強調しておりますが、同じお酒でも時期により風味が変化しますので、「おっ 今日は一段と旨く感じるな」ということがあるのです。そこには一緒に飲む人や合わせる肴、酒器の形状や材質、部屋の温度・湿度、気持ちの有りようなどお酒そのもの以外の要素も大きく関わってくるんですけども、それはひとまず置いておきまして。

そして今の時期に「いつものお酒が いつも以上に旨くなってる!」というのが「秋上がり」という現象なのです。

直近で馴染みのお客さんから絶賛されたのがこちらの銘柄の「別撰」と「純米酒」です。見事に秋上がりしていると… もう話が盛り上がること盛り上がること、その日一日いい気分で仕事が出来ましたわ。(^o^)丿♪







また こちらも好評の定番酒。おもしろいことに時期を問わず同じころに出荷された同じ中身のお酒でもサイズによって熟し方に違いが出てきます。それがまた楽しいんですよ。



余談ですが新潟市の「地域のお店応援商品券」は今月いっぱいで期限切れになります。まだお持ちのかたはご注意くださいませ。



それでは本日も日本酒で乾杯!

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新潟市西区の、変わらぬ銘酒です。

2022年08月03日 | 鶴の友

 今日の新潟日報夕刊に「鶴の友」の記事が掲載されていると教えたくれたお客さんから一部いただきました。とても良い記事ですので多くのかたに見ていただけたら嬉しいですわ。



取材なさったかたのコメントでは「自然体の酒造り」、「変わったことをしなくてもうまさが醸し出されること自体、伝統のすごみか」と。さすがプロの表現は違いますね、短い言葉で「鶴の友」の本質を分かり易く伝えてくださってます。




生酒、季節商品など一切なし。冬に仕込んでしっかり熟成するのを待ってから瓶詰め。今では珍しくなった「普通の姿」です。それに徹しているからどこか懐かしさを感じる風味なんでしょうねぇ。

 


それでは本日も日本酒で乾杯!

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晩酌借景 その4、です。

2022年07月04日 | 鶴の友

 夜中にちょっと雨が降りましたが朝には上がって道路は乾いてました。午前中は雲がなかなか切れず、また降ってきてもおかしくないような空模様・・・ このかなり不安定な天気は台風の影響でしょうかね?



そんな週初め、カエルのためごろうは出張に行ったそうで、ためろく と ためしち が代役を務めてます。

おいおい、不慣れなのはいいけど汚したらキレイにしなさいな。







さて、本日の晩酌借景はY・Nさんの先日の夕食の画像を拝借。

奥さんの手づくり、暑さに打ち勝つ栄養満点の餃子がとても美味しそうですねぇ~ (^.^)♪


そして旬の食材も色鮮やかに。食べ物が美味しいとお酒が捗ってしまいますので飲み過ぎにご用心くださいませ。


画像には写っていませんが合わせてくださったお酒はこちら↓





「鶴の友」。 いいですねぇ~~~~。



そんなことを言っているうちに閉店の時刻となりました。

今日の我が家の夕食はなんだろな?飲む酒はすでに決まっているんですけどね。

 




ということで本日も日本酒で乾杯!

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今日から始まります。

2022年07月01日 | 鶴の友

「新しい年」は1月1日から。

「新しい年度」は4月1日から。

「新しい酒造年度」は7月1日から。


ということで本日は「酒造元旦」なのです。


明治のころは101日が酒造年度の始まりだったそうですが、秋から始まる酒造りの計画を立てたり、事前に準備する諸々のことを考えるともっと早いほうがいいと昭和40年(私が生まれる前の年)に71日に変更されたそうです。そうは言っても今でも101日「日本酒の日」のほうがなんとなく目立ってますけどね。


ちなみに「鶴の友」醸造元の樋木酒造さんでは、年に数回の「上々の諸白」出荷日のうちの1回を7月1日に合わせていたことがあったそうです。今年はその前に長々と品切れしてましたから酒造元旦を待たずして蔵出しされましたけども。そのおかげでとても助かりましたわ。

 

鶴の友 上々の諸白(じょうじょうのもろはく)

720ml  3,410円 税込



本日も当店は節電営業で照明を暗めにしています。でもお酒の味わいに影響はありませんのでご安心ください。皆さんのご来店をこころよりお待ちしております。

 

さて、花金の夜がやって来ますね。みなさん今日のご予定は?



あちこちで最高気温がかなり高くなってますが、爽やかな虫の声でほんの少しでも涼を感じてもらえたら幸いです。


それでは本日も日本酒で乾杯!

秋の夜の音・マイタのブログ

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鶴の友・上々の諸白、入荷しました。

2022年06月08日 | 鶴の友

 入荷のお知らせです。



鶴の友 上々の諸白(じょうじょうのもろはく)

720ml  3,410円・税込


(写真はダミー瓶なので日付が入っていません)



このお酒は製造量が多くはないので店頭から姿を消すことがたびたびあります。予めご了承ください。




「諸白(もろはく)」とは、酒造りに使う米(麹米と掛米)のすべてに白米を使用して造った日本酒のことで、平安時代中期ころに始まったとされています。麹米と掛米の両方(諸)を白く擦って使ったから「諸白」。それ以前は麹米に使う米は玄米や 良くても粗く精米されたものを使っていたと言われておりますのでかなり雑味が多かったことでしょう。そこに洗練された味わいの「諸白」造りのお酒が登場したわけですからさぞや話題になったはず。しかしその時代の酒造り用の設備を考えると精米することだけでもかなりの労力だったのは容易に想像できますので、頭では分かっていても「諸白」造りは簡単ではなかったと思いますわ。その後、江戸時代になって兵庫・灘の酒造家の人たちが地の利を活かして水車を使った精米法を発展させ、大量に良質の白米を入手できるようになるまでは。

充実のときを。 - マイタのブログ

充実のときを。 - マイタのブログ

江戸時代、上方から樽廻船で運ばれてくるお酒は大消費地・江戸の人々に「下り酒」(上方から来るから)と呼ばれて大変人気がありました。仕込みの一部に玄米または粗白米を...

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今では精米機の性能次第でとことん小さくなるまで簡単に米を削ることが出来ます。平安時代の人たちが見たらうらやましいと思うでしょうか? いえ、もしかしたら「なんてもったいないことをしてるんだ。」と思うかもしれません。良い酒を造るには ただ米を小さく削ればいいってものではありませんからね。

 

技術の行方。 - マイタのブログ

技術の行方。 - マイタのブログ

精米歩合につきまして、過去に取り上げたことがありました。お酒に興味のない方にはどうでもいい話題であり、かつ理屈っぽくて嫌がられるのではなかろうかという気がしなが...

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理想とする酒質と環境保護の精神、自然への敬意と感謝などを自分の中で融合させ、「無駄なまでに削らなくても良い酒を造ってみせる」という酒蔵の理念と気概と技術で造られたお酒が私は好きです。

 

清酒 鶴の友


おすすめのお酒です。



それでは本日も日本酒で乾杯!

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5月23日 月曜日 友引

2022年05月23日 | 鶴の友

 朝からはっきりしない天気の月曜日ですが早い時間からお客さんがご来店。遠方に持っていくお酒を買ってくださいました。とってもありがたいですわ。(^.^)












ずっと前から日本酒が好きだったお客さん。

最近日本酒を好きになったというお客さん。


いろんなかたが来てくださいます。

皆さん、お酒の話をするときは笑顔です。

飲めば楽しくなる魅力と、飲んでなくても楽しくなる魅力、それがお酒にはあるんですねぇ。



よーし明日もがんばろう!


そういう気持ちにさせてくれる力もお酒にはあります。

もちろん飲み過ぎは厳禁、楽しく飲んで翌朝気分よく目覚めることが肝心なのです。それが長く続けられる秘訣ですな。


皆さんと楽しい要素を共有していけるよう精進しますので今後ともよろしくお願いいたします。



 

今日は友引。ということで私の晩酌酒は「鶴の友」。

では、本日も日本酒で乾杯!

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月曜日の朝はハツラツと。

2022年05月09日 | 鶴の友

 昨日の「母の日」に娘の旦那(他に良い言い方はありますか?)が かーちゃんに贈ってくれたプレゼントが好みにピッタリ合うものだったので本人は上機嫌。「母の日だからタケノコのアク抜きをしようかな。」などとほざいた私は大きく引き離されたようです。だって夕食当番だしさ。



それはさておき週明けは朝からいい感じで仕事しております。

そして早い時間にお詫びの貼り紙を作って入り口に・・・



ご迷惑をおかけしますがご了承ください。「鶴の友」の特撰・純米酒・別撰・上白は在庫がありますのでよろしくお願いします。




さて、お客さんが来られる前にちょっとだけお香を。






そのあとで入り口を開け放ち、風を循環させて新しい週らしく準備します。





今年は店内の低いところに吊るした風鈴、北寄りの風が思った通りちょうどいい間隔で鳴らしてくれます。





それでは今週もごひいきのほど どうぞよろしくお願いいたします。(^.^)

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今日も楽しく、明日も楽しく。

2022年05月04日 | 鶴の友

 みどりの日、晴天です。

久しぶりにご家族が揃ったり、

久しぶりに遠出したり、

皆さん楽しく過ごしていらっしゃることでしょう。そしてそれぞれの場面でお酒がお役に立てていたら嬉しいですわ。もちろんお酒が苦手なかた、体質的に合わないかたは無理をなさらずに。お酒は人生を豊かにするための一要素、それが無くても豊かな時間を過ごすための要素はたくさんありますからねぇ。私は私で欠かすことのできない大事な要素に位置付けてますけども。



さて、ちょっと前に また飲酒と健康に関する本を読みました。
読書は得意ではありませんがこういう類の本は出る都度読んでます。ほとんどは復習というか再確認的な内容ですが、たまに新しい情報が含まれているときもありますので目を通しておくのは酒屋の務め。インターネットでいろいろ調べられる時代とは言え、ご存知の通りネット上の情報は信憑性に欠けるものもたくさんありますのでそういうのと照らし合わせて考えるための材料としても使わせてもらっております。中には酒の長所を見ずに害悪だけを訴える情報もありますが、体調を崩してそう言わねばならない境遇にならないためにも、健康の秘訣は「飲み過ぎないこと、食事とともに飲むこと」だと思うんですよね。



そしていつも思いますわ、

「これって、樋木会長が昔からずっと言い続けていることなんだよな・・・」

と。


樋木会長とは清酒・鶴の友 醸造元の樋木酒造 樋木尚一郎さんのことです。「量を控える。空腹で飲まない。それが正しい飲み方です。」と ずーーーーーっと言い続けておられます。多分50年くらい前からではないかと…



くり返しになりますが、酒は人生を豊かにするものです。

美味しいお料理を食べながら気が合う人たちと楽しく飲んで、もうちょっと飲みたいな…というところで盃を伏せてもらえたら嬉しいですわ。続きはまた後日…で。そうやって「健康飲酒寿命」を延ばして皆さんと楽しいお付き合いを末永く続けることが私どもの願いです。




それでは本日も日本酒で乾杯!

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明日も天気が良さそうです。

2022年04月19日 | 鶴の友

 日中はそこそこ気温が上がり、車に乗っている分には暖かいです。今日もまた夕方近くに西区の酒蔵さんまで。









お酒が飲みたくなる光景ですな。黄色いラベルに鶴が二羽お酒が。


おっと、まだ仕事中ですので頭を切り替えましょう。





配達の道すがら眺める田んぼ・田んぼ・田んぼ… 田植えの準備が着々と進められております。農作業は天気に大きく左右されるでしょうから晴れてるうちにやってしまいたい仕事がいろいろあるんでしょうね。お疲れさまです。今年も豊作になりますように。

それにしても日が暮れるとやはりまだ冷えますわ、もうしばらくはコタツのお世話にならねばなりませんかね?



こういうのも居ますし。





こんな絵面が暑苦しく見える季節まで もう少しです。

 





それでは本日も日本酒で乾杯!

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むかしむかし、正しい飲み方を説いた人たちが居られました。

2022年04月05日 | 鶴の友

(紛らわしい表現がありましたので4月6日に一部修正しました。) 


尊敬する日本酒の蔵元からヒントをいただき、「酒道」というものについてあれこれ調べ出したのは何年か前のこと。室町時代(*1)に始まり江戸時代に廃れたとされる飲み方の文化は、資料の乏しさから私の中で多くの疑問が残ったままなのです。





最近になって その疑問のいくつかが解決しそうな手ごたえを感じております。古い時代のことですので断定するにはまだ相当時間がかかりそうですけども…




そんな曖昧な状態ですが わずかでも進展する都度、日本酒を通してそれぞれの時代の人たちのこころに触れることが出来たような気持ちになれるのです。もちろん歴史上の話はどんなジャンルでも諸説ありますし、後世の人たちが都合のいいように解釈してしまっているものもあるはずですから間違いなく事実だとは言えませんが、「日本酒」というものが人々の生活においてどのような存在だったのかがボンヤリと見えてきただけでも私には大きな喜びなのですよ。そういう人たちがいてくれたからこそ今でも日本酒があるんですから。




微生物の存在など知る由もなかった時代の酒好きの人たちに飲ませてあげたいですねぇ・・・

日本酒はここまで来ましたよ。そしてこれからも。









今日はウグイスの初鳴きで目覚めました。


天気は最高でした。


孫の入園式でした。

 




気分のいい日は やっぱり日本酒で乾杯です。

明日もよろしくお願いします。

 

(*1)・・・「酒道」という言葉が使われ始めたのは室町時代からと言われております。

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春の幸が出てきたことですし、

2022年03月15日 | 鶴の友

 公園で土筆を見つけました。昨年より1週間ほど遅めですね。






車の往来が少ない当店前の道路、それでも日に何台かは地域外から来てくださるかたがおられます。ありがたいですわ。





パフィオ ペディルム栽培家のHさんが店飾り用に新しいのを持って来てくれたので一輪挿しに。



ちょっと位置が低いかな・・・ということで丸太を切って台にしたりして。久しぶりにノコギリ使ったら けっこう腕に来ましたわ。その甲斐あって思った通りいい塩梅です。



Hさん愛飲の「鶴の友」といっしょに一枚。





昨日の繰り返しになりますが、休肝日の翌日はお酒が一層美味しくなります。

その他にも温度や器によっても味が変わります。

 

そしてなによりもお酒を美味しくしてくれるのは、

仲がいい誰かといっしょに美味しいお料理を食べながら飲む… その環境なんですよね。



そろそろ飲みに行こうかな? あのお店に。

そんな計画を立ててもいいころでしょう。

 



それでは本日も日本酒で乾杯!

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日本の酒だもの…の巻

2022年03月08日 | 鶴の友

 踏み込めば日本酒の何たるかに通じるところまで行くのでしょうが、難しいことは置いておき、とにかく世界に誇るべき酒造技術が昔から受け継がれているということを多くの人に知っていただける好機ととらえております。

「日本の伝統的な酒造り」(本編)






世界的に有名な 泡の出るワインの醸造最高責任者を28年務めあげたかたが、第二の人生に選んだのが「日本酒」。きっと日本酒には大きな可能性があるということなんでしょう。今では富山県に日本酒の醸造所を構えておられます。

それに関する話は先日の経済新聞にも大きく出てましたわ。







それらの流れから連想してしまう日本酒があります。瓶の肩貼りにも堂々と日本酒と書かれた「鶴の友」。

なぜ連想するのかはここでは言えませんが。













醸造元の樋木酒造さん、裏側から見た今日の外観です。






そういえば以前、ドイツの若者たちが「鶴の友」を試飲する場面に同席したときに「自然な味わいだ!」と上機嫌で言っていたのを思い出しましたわ。私は言葉が理解できませんので新潟大学の学生さんが通訳してくれたんですけどね。 あぁ外国の、それも若い人たちにも伝わるものがあるんだな…と確信した瞬間のことを。





椿の赤が仕込み蔵の白壁に映えてましたよ。

きっとこの景色の中にも外国のかたがたに伝わるものがあることでしょう。


と言って勝手に伝わるのを待つのではなくもっと頑張ってお伝えするのが私どもの役目、しかしぜんぜん足りてないのが現実です。

当店なりのやり方で努力しますので皆さんお力添えのほど、よろしくお願いいたします。

 



それでは本日も日本酒で乾杯!

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続・田舎酒屋的こころ。

2022年02月12日 | 鶴の友

 昨日は何かの手違いで同じ内容のブログが重複してしまいました。申し訳ありません。

原因は分かりませんが私のミス以外考えられませんので今日から気をつけます。






 さて、昨日来てくださったお客さんが「このお酒が雑誌に出てましたよ。」と 教えてくれたので早速その本を買ってきました。



へぇ~ 嬉しいですねぇ。   

1980年代後半からの新潟の酒ブームだったころは県内のあらゆるお酒がいろんなメディアに取り上げられたものですが、そういうところで注目されるのは斬新な話題性のあるお酒ですからね。品質は良くても人目を引く要素に欠けるお酒は徐々に掲載され難くなっていったように感じます。

見た目やストーリー性よりも品質の良さこそお客さんが求める一番大事な要素だと思うのですが…


そのような流れを感じていただけに意外だったのですよ。メディアに対する自己PRが不得手なこのお酒が取り上げられたのを見て、やっとそういう時代になったのかな・・・と。






もっと驚きました。同じ雑誌に・・・






「鶴の友」(この界隈では「ツルトモ」とも呼ばれてます)まで。もちろん品質はずば抜けていいですよ、これ。でも斬新さは微塵もありません。ずーーっといい酒。そのいい酒であり続けるために常に新しい努力もされてます。


(新潟大学方面から坂を下ると見える鶴の友醸造元・樋木酒造さんの仕込蔵)








近年、自動車や清涼飲料などのCMソングに昭和の名曲が多用されているのも、いいものは時代に左右されず受け入れられるということだと思っています。古くならないんですよね、いいものって。





今日もありがたいことに 実直にコツコツ酒造りをしている人たちが手掛けたお酒をお求めにお客さんが来てくださいました。週末の夜を楽しく過ごす一要素としてそのお酒たちが活躍してくれることを願っております。

 




それでは皆さん、本日も日本酒で乾杯!

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鶴の友・特撰 入荷しました。

2022年02月04日 | 鶴の友

立春・・・   節目を越えて寒さが明けるころ。



そう思いながら見る窓の外。






今日は金曜日、それだけでいい日になる予感がします。いえ、良い事柄に目を向ければ今日に限らず日々是好日ですね。

 





鶴の友 特撰

1.8L  3,025円(税込)

 


しばらく品切れでご迷惑をおかけしました、本日入荷です。やはり好日ですわ。


威風堂々… まさにその言葉が似合いますな、このお酒には。


それでは本日も日本酒で乾杯!

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芳醇周知世 蒼翠幾千歳

2022年02月02日 | 鶴の友

 昨日の閉店間際、車を移動する際に車内から一枚。

水っぽい雪がぼそぼそとフロントガラスに落ちてきます。ここ数日は降ったとしても綿毛のようにふんわり舞い降りて来て都会的な絵面でした。でも原住民の目にはこっちのほうが新潟っぽく写りますね。









一夜明けて「鶴の友」の樋木酒造さんまでお酒の引き取りに走ります。

幸い夜中には積もらなかったので車もスイスイ行けますわ。(^^♪



15分で到着。同じ西区ですからこちらも屋根の上や路肩、日陰などにちょっと名残があるくらいですね。





椿が咲いてます。







人の姿は見えなくとも ダクトからブワーーーーッと吹き出す蒸気で酒造りの勢いが伝わってきますわ。







その熱で溶かされた雪と風圧で飛ばされた水滴のしぶきが活き活きと踊ってますよ。いい光景だわぁ~。



おっと油を売っている場合じゃありませんな、酒屋なんですから。
早く帰って仕事をせねば… これも仕事ですけども。




お酒は嗜好品です。

美味いと思うかどうかは飲む人の感性により、

お客さんに自信を持っておすすめできる酒だと思うかどうかは酒屋の感性。   

その両方がピッタリ合ったときは心の底から嬉しくなります。




鶴の友 上白 1.8L  1,925円(税込)  自信を持っておすすめします。



それでは本日も日本酒で乾杯!

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