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管理業務主任者がいない

2017年09月13日 | マンション管理
最近、管理会社からよくお尋ねされることがあります。

「管理業務主任者の方をご紹介していただけませんか?」という質問です。


北九州と下関でお仕事をさせて頂いている私。

どちらの地域でも、まったく関連性のない管理会社から同じお尋ねを受けました・・・

ってことは、どちらのエリアでも、どこの管理会社でも同じ状況なのでしょうか?



管理会社では、マンションのコンサルタントという言い方をする場合もありますし

「フロント」と呼ばれることもありますが・・・。



管理会社の顔としていろいろな管理組合の要望を受けて運営補助をする仕事。

管理業務主任者の免許がなくてもフロント業務は可能ですが。

総会での管理報告や管理組合との管理委託契約の締結には管理業務主任者の資格が必要です。



でも、この仕事。結構大変なのです。

マンション管理士の仕事もそうですが・・・


答弁能力、文章作成能力。そして建築・設備・お金・法律と結構幅広い知識も必要です。

そして、スピーディに対応できるフットワークとコミュニケーション能力も備えておかなければなりません。

そして、もっと重要なのが…メンタルが強いということも重要な要素なのです。



なので・・・どうしても、若い方は長くはかないかもしれません。



長く続かず退職するからベテランがいない。

訳のわからない新人が手探りで仕事をするから問題が起きるという悪循環。



ですが、フロントが優秀かどうかで管理会社としての評価も決まってしまうとのが現実。

なので、いい管理業務主任者をご紹介していただけませんか?という具合です。


管理組合の仕事、本当に難しいと思いますよ。

それぞれ管理組合によって癖もありますし・・・それぞれの歴史もあります。

キーマンもおられます。


そして、運営は・・単年度ではなく、十年、二十年、三十年と続いてゆきます。


それを見極めて、その管理組合に合った運営を提案する。

これぞプロの仕事です。


奥の深い仕事だと思います。がんばれ~フロントと言いたい。
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