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マンション修繕

2019年04月10日 | マンション管理
マンションの長期修繕計画書をご依頼されて

とても安価な価格で作成させて頂くことが多々ありますが。


実際には、修繕工事を実施しようとする際に

赤外線劣化診断や打診検査などを実施して細かい数字を積み上げることに

なる訳ですが・・・。


大まかな概算数字を掴みたい時には、国土交通省が提示している

「長期修繕計画書作成のガイドライン」を参考にして

修繕周期にもとづいて、大まかな数量を算出し

計画書に落とし込むという、これだけの作業で長期修繕計画はできます。


FP流でいえば・・・キャッシュフロー表です。

修繕積立金として入ってくる「イン」の費用と、

修繕工事として出てゆく「アウト」の費用。


ただ、がちがちに数字を積み重ねるだけ積み重ねてしまうと。

現実味のない・・「支払いが不可能」なくらいの修繕積立金になります。

特に住戸数が少ない物件では。


なので・・・現実味をもたせるために、

そこに住む住民の皆さんの生活レベルをある程度把握したうえで、

このへんまではという数字を参考に。

逆算して、修繕がまん計画・・「節約計画」も盛り込むという事で

数字は現実実を帯びてくるのです。


この辺りの調整は、きっと経験値ですね。


ただ、既存物件であれば・・・

今までにどのくらい修繕を実施してきたのか?等によっても

修繕実施個所は異なります。


長期修繕計画は一度作成すれば終わりではなく、

5年毎に見直しをしましょうというのが、ガイドラインでもあります。


建築士などに依頼して莫大な費用を支払うのもいいですが・・

数字に強い方が、エクセルで作成したらふらふプランで

将来予測の大まかな数字を把握し、ことある度に作成しなおしてゆく。

この方が現実とマッチしているかもしれません。


管理組合によっていろいろな考え方がありますが・・・。

ご自分達のマンションです。是非、トライしてみてください。
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