

老齢年金は、原則として65歳から支給されますが、実際に受け取るためには、
どれだけの間、掛金を払わなければならないのでしょうか?

納付済期間が必要とされています。
その期間には、直接国民保険料を払う第1号被保険者だけでなく、
厚生年金・公務員共済・共済の加入期間や、その配偶者だった期間も含まれます。
保険料の納付が免除された期間も加算されます。

多くの方が45歳で、将来受け取る権利を手にします。
ただし、老齢基礎年金の満額 年額792,100円を受け取るためには、
480ケ月(40年間)が必要ですので、さらに15年間(60歳まで)の
保険料納付期間が必要です。
若い方にとっては、なんだか気の遠くなるような話かもしれません。
国民年金の保険料は、月額14,660円(2009年度)ですので、
単純に計算すれば、40年間で払う保険料は約700万円。
(すべての期間が第1号被保険者の場合)。

厚生労働省の発表によると、
日本人の平均寿命は、女性が86.05歳、男性が79.29歳。(2008年度)
65歳から老齢年金を受給したとして、
平均して女性が約21年間、男性が約14年間受け取ることになります。
現在の年金額で単純に平均寿命まで生きたとして計算すると、
受け取る金額は・・。(加入により個人差はありますが・・)
基礎年金だけで女性が1,660万円、男性が1,100万円です。
金利や物価の変動がありますので単純に比較できませんが。
将来的な不安はあるものの悪い数字ではない様な。
また、国民年金には障害年金や遺族年金もあります。

制度の内容をよく知ることも大切です。
詳細は、社会保険庁や、各市役所の年金窓口にてご確認ください。
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