作家さんを絞ってその方の作品を続けて読破するのが好きな私。
Myトレンドは精神科医の和田秀樹氏。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/84/bc33a1f00f1416631d541887329150ac.jpg)
「80歳の壁」を書いた方ですというと・・「あ~」と思われる方も。
『老いの品格』より。
作家 赤瀬川平さんの「老人力」より。
「物忘れが多くなった」のは「忘れる力がついてきた」ともいえます。
嫌なことを忘れることができる。嫌なことをそうとは認識しなくなるのは、
生きやすくするための生物的な適応現象である可能性もあります。
認知症が重くなるほどにこやかにしている人が多いという印象。
認知症は周囲からは悲惨な病気に見えがちですが、本人は幸せかもしれないのです。(同感です。)
認知症になると、何も判断できないように思われがちですが、
認知症が相当進んだ人でも、車が近づいてくれば危険を感知して避けます。
そういた「怖いものを怖いという思う感覚」は、かなり最後まで残るのです。
認知症になると、自分の身を守るためにより安全にふるまおうとする傾向が強まります。
120円のジュースを買おうとするときに、同じものがかっては40円だったと記憶しかないとしても、
店の人からとがめられるかもしれません。そんな危険を避けるために、値段がわからなかったら
とりあえず1,000円札を出しておくのです。
このように認知症の人は安全策として、「大は小を兼ねる」対応をするようになります。
ごく少額の買い物でも1,000円札を出して支払おうとするので、財布が小銭だらけになって
しまうことがよくあります。
また、「誰にでも敬語で話す」のも、その一つです。
相手が誰なのかわからなくなると、トラブルを招かないように
とりあえず誰に対してもていねいに接しておこうとするのです。
結果的に認知症が進むほど、いつもにこやかに誰に対しても物腰の柔らかい
理想的な高齢者になれるという面があります。と・・・(確かに。)
ただ・・・認知症にも種類がいろいろとあって。
脳血管性の認知症や幻聴や幻視が見える認知症では症状が異なります。
本に書いてある認知症は「アルツハイマー型認知症」の方の症状です。
高齢になったら、健康診断の結果よりも、転倒しないことや、食事をしっかり摂ることのほうが
長生きをするうえでとても意味が大きいのです。
「病気とともに生きる」老いを受け入れることも上手になりますと。
高田純次さんの言葉
「歳とってやっちゃあいけないことは『説教』と『昔話』と『自慢話』」(確かに・・)
この本、チョイスする部分が多すぎるので、気になった言葉をピックアップしてゆきます。
・自分は最期に泣いてもらえる人間かを考える。
・人生いろいろで多様性を認める。
・やってみないとわからない精神でチャレンジする。
・高齢期こそ長い目で見る力を鍛える。
・人に頼るかわりに自分に何ができるかを考える。
・感情は豊かに、でも感情的にはならない。
・自然にまかせず、「そうなる」と意識して生きる。
・お金や地位があるだけでは、幸せな老人にはなれない。
・老いることにジタバタしない。人には品格がある。
・できないことはあきらめて、できることを活かす。
なるほど~と、名言たくさんです。
高齢期と言わず・・いつの世代でもあてはまる気がします。
Myトレンドは精神科医の和田秀樹氏。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/84/bc33a1f00f1416631d541887329150ac.jpg)
「80歳の壁」を書いた方ですというと・・「あ~」と思われる方も。
『老いの品格』より。
作家 赤瀬川平さんの「老人力」より。
「物忘れが多くなった」のは「忘れる力がついてきた」ともいえます。
嫌なことを忘れることができる。嫌なことをそうとは認識しなくなるのは、
生きやすくするための生物的な適応現象である可能性もあります。
認知症が重くなるほどにこやかにしている人が多いという印象。
認知症は周囲からは悲惨な病気に見えがちですが、本人は幸せかもしれないのです。(同感です。)
認知症になると、何も判断できないように思われがちですが、
認知症が相当進んだ人でも、車が近づいてくれば危険を感知して避けます。
そういた「怖いものを怖いという思う感覚」は、かなり最後まで残るのです。
認知症になると、自分の身を守るためにより安全にふるまおうとする傾向が強まります。
120円のジュースを買おうとするときに、同じものがかっては40円だったと記憶しかないとしても、
店の人からとがめられるかもしれません。そんな危険を避けるために、値段がわからなかったら
とりあえず1,000円札を出しておくのです。
このように認知症の人は安全策として、「大は小を兼ねる」対応をするようになります。
ごく少額の買い物でも1,000円札を出して支払おうとするので、財布が小銭だらけになって
しまうことがよくあります。
また、「誰にでも敬語で話す」のも、その一つです。
相手が誰なのかわからなくなると、トラブルを招かないように
とりあえず誰に対してもていねいに接しておこうとするのです。
結果的に認知症が進むほど、いつもにこやかに誰に対しても物腰の柔らかい
理想的な高齢者になれるという面があります。と・・・(確かに。)
ただ・・・認知症にも種類がいろいろとあって。
脳血管性の認知症や幻聴や幻視が見える認知症では症状が異なります。
本に書いてある認知症は「アルツハイマー型認知症」の方の症状です。
高齢になったら、健康診断の結果よりも、転倒しないことや、食事をしっかり摂ることのほうが
長生きをするうえでとても意味が大きいのです。
「病気とともに生きる」老いを受け入れることも上手になりますと。
高田純次さんの言葉
「歳とってやっちゃあいけないことは『説教』と『昔話』と『自慢話』」(確かに・・)
この本、チョイスする部分が多すぎるので、気になった言葉をピックアップしてゆきます。
・自分は最期に泣いてもらえる人間かを考える。
・人生いろいろで多様性を認める。
・やってみないとわからない精神でチャレンジする。
・高齢期こそ長い目で見る力を鍛える。
・人に頼るかわりに自分に何ができるかを考える。
・感情は豊かに、でも感情的にはならない。
・自然にまかせず、「そうなる」と意識して生きる。
・お金や地位があるだけでは、幸せな老人にはなれない。
・老いることにジタバタしない。人には品格がある。
・できないことはあきらめて、できることを活かす。
なるほど~と、名言たくさんです。
高齢期と言わず・・いつの世代でもあてはまる気がします。