下関あいFP・マンション管理士ブログ★ 山口・北九州を中心に活動する実務経験豊富なマンション管理士★

★山口県西部~北九州市内を中心に管理組合運営・会計補助等、コンサルティングご相談を受け賜わっております。★完全予約制★

軍艦島

2013年08月24日 | マンション管理
気になっていた場所・・「軍艦島」へ出かけてきました。


軍艦島は、長崎半島から西4.5キロ。三菱石炭鉱業の炭鉱があった高島から西南に約2.5キロ。

長崎港から南西19キロの沖合いに位置する「端島(はしじま)」とも言われる島で、

南北に約480m・東西に約160m・周囲約1200m・面積約63000㎡

という海底鉱山の島。

外観が軍艦にも似ていることから「軍艦島」と呼ばれるようになったとか。



炭鉱閉山後、長い眠りについていた島ですが、2009年世界遺産暫定リストに掲載され

「近代化産業遺産群」の構成資産の一つとして注目されている場所。



もともとの島は、草木のない水成岩の瀬にすぎなかったものが、

天草の小山秀市が開坑に着手。その後、佐賀藩鍋島孫六郎が経営。

その後、1890年(明治23年)三菱の経営となり、三菱が鍋島孫六郎より10万円で島を買収

1891年から採炭を開始という歴史。


1916年には日本初の鉄筋コンクリート造の高層集合住宅が建設され、

最盛期には約5300人もの人が住み、当時の東京の9倍もの人口密度だったとか。



その後、エネルギー革命により、エネルギーの需要が炭鉱から石油に移ったことで、

人口も徐々に減少。1974年1月に閉山。同年4月には無人島になったという島です。


生活水はどうしていたの? 電気は?などと色々な疑問が湧いてきます。

水は、当初船で運んでいたものが、昭和32年には半島から海底のパイプを通じて

水の供給をしていたとか。

では電気は?というと・・高島からやはり海底パイプで供給していたといいます。


もともとは、岩だけの島なので土はなく。

ただ、子どもの情躇教育の為、緑が必要とのことで・・・

炭鉱の廃物である「ボタ」を利用して、高層住宅の屋上に緑を植えたとか。


これって、今でいう屋上緑化です。

コンクリートの島は、当時エアコンがない状態でしたが、この屋上緑化のおかげで

随分と高温からしのいでいたといいますから、すごいですね~。


話を聞けば聞く程、すごいと思います。これ・・昭和30年代のお話ですよ。

こんな高度技術の結晶が詰まっているからこそ、産業遺産なのです。素晴らしい。


と・・・ここからは、目でお楽しみください。

伊王島からクルージング始まります。



全く関係ないけど・・ペンギン号(かわいくない?)



伊王島はこんな場所。




クルージングは、「ブラックダイヤモンド号」で。

まずは、高島に立ち寄り予備知識を学びます。





これは100分の1の模型。高島炭鉱資料館に立ち寄り。



高島はこんな場所。




もともとの軍艦島は、濃い紫部分。これが6回の埋め立てを経て現在の形に。




外観・・・



















残念ながら、波が高く上陸できませんでしたが。

見る価値はあります。素晴らしいです。


ここは・・・日本初の造船所の場所だとか。(長崎港へ向けたクルージング中に見えます。)




記念品・・・




上陸できる可能性は7割らしいです。う~~ん、晴れ女ですが。波にはかないませんでした。

上陸はまた、次回トライします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする