goo blog サービス終了のお知らせ 

下関あいFP・マンション管理士ブログ★ 山口・北九州を中心に活動する実務経験豊富なマンション管理士★

★山口県西部~北九州市内を中心に管理組合運営・会計補助等、コンサルティングご相談を受け賜わっております。★完全予約制★

階段

2014年07月29日 | 建築物環境衛生管理技術 午後
★直通階段とは・・

建物の上層階または地下階から、地上または避難階に直通する階段。

階段から次の階段へは可能な限り短く連続したものとし、経路が分断されることなく、

まちがいなく容易に避難できなければなりません。


特殊建築物等では、避難階以外の居室のある階には、歩行距離が一定数値以下になるように、

直通階段を設置することが定められています。

(建築基準法第35条、同施行令第117条、第120条、第121条)

※避難階:直接地上へ通じる出入口のある階(施行令第13条)


★2以上の直通階段とは・・

一定の階に居室がある建築物や一定の特殊建築物(居室の用途・規模、設置階による)には、

2以上の直通階段の設置が義務付けられています。(施行令第121条)


・6階以上に居室があるもの、または5階以下でもその階(避難階以外)の居室の

床面積合計が100平方メートル超(避難階の直上階は200平方メートル超、

主要構造部が準耐火構造以上か、不燃材料であれば各倍読み)であれば、

建築物の用途にかかわらず直通階段は2以上必要です。(令121条第1項第6号)


・ただし、その階の居室の床面積合計が100平方メートル以下

(主要構造部が準耐火構造以上か、不燃材料であれば200平方メートル以下)で、

かつ避難バルコニー、屋外通路や屋外避難階段、特別避難階段を設置した一定のものは

免除されます。(令121条第1項第6号)


・居室から直通階段までの歩行経路は2方向避難を確保するため、

「直通階段までの歩行距離」の数値の2分の1以上重複できません。(令121条第3項)



チャバネゴキブリ

2014年07月28日 | 建築物環境衛生管理技術 午後
・チャバネゴギフリは成虫になるまで約100日といわれている


・卵鞘の中には、約30個~40個の卵がはいっている


・加熱蒸散にメトキサジアゾンのように、ピレスロイド抵抗性

チャパネゴギフリに有効な薬剤成分も利用されている


・生息するチャパネゴキブリは低温に弱く屋外で越冬ができない


・雌の産卵回数は、約5回である


・チャパネゴギフリの雌は、卵鞘を孵化直前まで尾端に保持している


・クロゴキブリの雌は、卵鞘を唾駅などでくぼみや隙間に固着させる

ことが多い


・ゴギブリ類の食性は、発育段階によって変化しない


・日本の建築物内に定着していることが知られている

ゴキブリ類は、6種類ほどである


・チャパネゴギフリの発育期間は、気温や生息場所によって異なるが

夏で3ケ月。冬でも6ケ月以内である

建築物清掃の管理区域

2014年07月05日 | 建築物環境衛生管理技術 午後
■管理区域とは

電気室・機械室・中央監視室・守衛室・管理事務室等の区域や

作業員休憩室・更衣室等の、建築物の運転管理を行うために

必要な区域である。


この区域は、一般の方が立ち入らないため

汚れの量は確かに少ないが、管理作業を円滑に行うためには

日常的に整理整頓・清掃に努める必要がある。



■共用区域は、建築物内で最も頻繁に使用されるところであり、

日常頻繁に清掃を行う必要がある。



■専用区域は、毎日1回以上清掃を行って清潔の回数に

努める必要がある。


ダニ

2014年07月01日 | 建築物環境衛生管理技術 午後
・ダニの体は、口器がある顎体部と、頭、胸、腹が融合した胴体部に分かれている


・屋内塵性ダニ類のなかで、優占率の高い種類は、ヒョウダニ属のダニである


・トリサシダニは、軒下などに作られた野鳥の巣から室内に侵入する


・ハダニ類は、鉢植えなどで屋内に持ち込まれるこてとがある


・人の居住空間に生息するダニの大部分は、ヒョウダニ類(チリダニ類)で

カビや人のフケなどを餌としている


・吸血性ダニ類は、ツメダニ類等に比べ殺虫剤感受性は高く有機リン剤や

ピレスロイド剤等一般的に使用されている殺虫剤で対処できる。


・吸血性ダニ類は、殺虫剤感受性が低いので、効果が期待できる殺虫剤は限定される


・イエダニの防除においては、本来の吸血源であるネズミの対策も重要である


・ヒョウダニ類は、殺虫剤感受性が低いので、十分な効果が期待できる

殺虫剤は少ない。


・ヒョウダニ類は、人の垢やふけ等を餌として繁殖する


・ツメダニ類は、他のダニ類や小昆虫を捕食して繁殖する


・ダニの脚は、幼虫が3対・成虫が4対である


・ダニの体は、顎体部と体の主部である胴部の2つに区分されている


・タカラダニ類は、初夏から夏にかけて発生し、屋内に入り込むこともある

廃棄物の種類と中間処理方法

2014年06月26日 | 建築物環境衛生管理技術 午後
・発砲スチロール・・・圧縮


・ビン・・・破砕


・ちゅう芥・・・・脱水


・新聞・・・梱包


・注射針・・・・滅菌



■建築物内廃棄物の適正処理について

建築物内における維持管理マニュアルにおいて、廃棄物の適正処理に当たっては、

減量(減容)・再利用・再使用が求められており、法律や条例により

分別が義務化されている。

発生時点で分別を行うことが、安全・衛生・効率の観点から必要である。



■建築物廃棄物の運搬方法

・エレベーター方式は、ダストシュート方式よりランニングコストがかかる


・エレベーター方式は、自動縦運搬より設置スペースが少なくてすむ


・自動縦運搬方式は、ダストシュート方式に比べて高層建築物に適している


・自動縦運搬方式は、エレベーター方式より作業性に優れている


・ダストシュート方式は、衛生面の管理などに問題がある。

感染症の病原体と感染経路

2014年06月25日 | 建築物環境衛生管理技術 午後
■病気・・・病原体・・・媒介者の関係(ポイント)


1.ウィルス 日本脳炎・テング熱・(インフルエンザ)


2.リケッチア ツツガムシ病・発疹チフス・発疹熱


3.細菌(バクテリア) ペスト・赤痢・腸チフス・パラチフス・コレラ・サルモネラ


4.スピロヘーター  ワイル病・咀咬病・シヤガス病


5.原生動物(原虫) マラリア・ねむり病・シャガス病


6.線形動物(線虫) フィラリア・オンコセルカ



■媒介者と病気

蚊・・・日本脳炎

ノミ・・・ペスト・発疹熱

ハエ・ゴキブリ・・・赤痢・腸チフス・パラチフス・コレラなど消火器感染症


ガス設備

2014年06月20日 | 建築物環境衛生管理技術 午後
・都市ガスの高圧供給方式は、発電所などのごく一部に用いられる方式である



・ハウスレギュレータは、ガバナ(整圧器)のうち、小流量かつ簡易なもので

内管に設置するものをいう



・マイコンメータは、異常を感知して自動的にガスを遮断する保安機能を

有したガスメーターである


・ガスが漏洩した場合には、都市ガスは天井付近に、プロパンガスは床付近に滞留する



・LPガス容器類は、高圧ガス保安法に基づく検査合格刻印がされたものなどで

なければならない。



・ガバナ(整圧器)は高圧で供給されたガスを低圧に調整する装置

消費量の増減があっても供給圧力を一定範囲に保つ機能をもつ



・緊急ガス遮断装置は、緊急時に遠隔操作または自動的にガスを遮断し

大規模な地下街・超高層建築物・中圧ガス設備のある建築物等に設置が

義務づけられている


・マイコンメーター・・・震度5強相当以上の地震を感知し、自動的に

ガスを遮断する保安機能をもっている



・ヒューズガス栓・・・過大にガスが漏れるとガス栓内部のボールが

浮き上がり、自動的にガス供給を遮断する



・ガス漏れ警報器・・・ガス漏れを検知し、警報を発するものであり、

ガスの種類により設置場所が異なる。