西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

議案質疑です

2012-03-13 16:31:43 | 日記
一般質問が終わり、議案質疑が行われました。
今議会で提案された議案は36件、報告1件、陳情2件、それに新たに3つの議案が追加提出されました。

それらの内、平成23年度一般会計予算補正のように23年度の会計10件については質疑を行った後、委員会付託を省略して、本日討論採決いたしました。
また報告一件も終了しました。

さて残りの議案と陳情は3つの委員会(総務・文教・産建)に、それぞれ分けて付託されます。
明日から3日間は委員会で当局側の説明を聞きながら議案を精査します。
3月ですから、来年度予算が中心です、来年度どのような予算組をして、どのように市政を動かそうとしているのかがわかる委員会です。
付託された議案、予算を読み、市民のために活かせるような意見を述べたいと思っています。

さて一般質問は2番目の「自転車を活用した地域活性化です」これは、当局側が凄く踏み込んだ答弁をしてくれました、お楽しみにそれでは
(私 壇上)
2番目は自転車を活用した地域活性化策です。
自転車交通に関しては、何度も質問しています。
また私も国交省、県警、宮崎市などが協議してる自転車ネットワーク会議を傍聴させていただいています。警察庁の通達に対して地方はどのように取り組むべきか、いろいろな観点から協議がなされています。
自転車交通に関してはこの計画作成会議が母体となって宮崎県では進めていくと思いますので、是非担当課としても情報を仕入れ西都にマッチした自転車交通体系としてもらえることを願っているところです。
さて、今年の市長の施政方針で「環境問題や健康つくりに関連して注目を浴びています「自転車」を通じて、本市の持つ豊かな環境資源を観光に活かすまちづくり」と言われましたが、具体的にはどのような事をお考えかお聞かせ下さい。
((市長回答)
・環境問題、健康つくり志向の高まりを受けて「自転車」に関心を持つ方が増えた
・なので、観光地巡りやイベントなど自転車を積極的に活用することで、環境問題の啓発や新しい体験型の観光メニューを開発して地域活性化に活かそうというもの
・ジテパライン西都は口コミだけの広報だったが100人以上集まり、参加者は高い評価をした
・自転車プロチーム、アンカーからも西都の環境は自転車で走りやすいと評価がもらえた
・西都市地域雇用創造協議会において自転車で西都市内を巡るモニターツアーを企画するなど、自転車、地域資源、観光を融合した商品開発を行っている
・民間団体では、西都原をコースにした競技性の高い自転車レース開催も検討されている
・市としても先進事例を検討するなどの費用を次年度盛り込むなどして、支援していきたい
・宮崎県サイクリング協会ではサイクリングロードを活用した「サイクルマラソン」大会も開催される
・テレビ局主催の自転車に関するフォーラムにパネリストして、自転車推進の西都をアピールしてきた
・絶好の機会だと思うので、官民協働で様々な活動に取り組んでいきたい

(私)次は自転車を活用した地域活性化についてです、これもホントにしつこいくらい質問させて頂いています。ありがたいことに宮崎県は自転車交通の先駆けになるのじゃないか、と思えるような環境もできあがっていますし、橋田市長の大いなるご理解の元、宮崎県内のなかでも西都市は取り組みを進めて頂いていると喜んでいるところです。
先ほどの市長の答弁も非常に前向きで、ありがたいなと思っています。産業建設常任委員会の行政調査で全国の観光地を調査しましたが、どこでも出る言葉に観光の形は変わったということです、つまり観光からツーリズムへ、ツーリズムとは体験・交流を表していますが、名所を見るだけではなく体験とか交流など目的が観光を引っ張るということでした、つまり観光は画一的なものでなく、個人によって多様化したものになったということです。楽しい気持ちになりたい、癒されたい、ゆっくりとした時間を楽しみたいというものや、本物志向になってきた成熟した人はお仕着せのものじゃなく、個人的な関心事をめぐる観光へと変わってきました。そういった観光の形において、交通手段として、自転車は最適だと思います。
私も旅に行ったときは自転車を借りて、街中をぶらぶらとさるきます、観光バスなどは点から点の観光ですが、自転車は点と点を結んだ線まで楽しませてくれますし、線と線が面をつくり、そこがまた旅の楽しみを増やしてくれます。是非、更なる自転車を利用した取り組みお願いいたします。さてこの質問で1つだけお伺いいたします、私もブリジストンのアンカー選手からその可能性を聞きましたし、市長の答弁にありました、西都原をコースにした競技性の高い自転車レースについてですが、これはエンデューロのことだと思います、素晴らしい構想です、これをどう展開され、地域活性化にどう活かすお考えなのかお聞かせ下さい?

(回答)
・レースの概要は周回コースによるエンデューロ耐久レースを想定している
・西都原御陵墓を周回する約4kmを数時間道路封鎖して、チームや個人で時間内に何周走れるか競うレースである。
・600名以上の選手を見込んでいる、道路封鎖に当たっては警察や地元住民の皆様との協議m調整が必要だが、実現に向かって取り組んでいきたい
・大会運営経費は参加料他、県の口蹄疫復興対策運用型ファンド事業の適用も視野に入れており、民間団体を支援してきたい
・地域活性化に活かす方法と言う質問に関してですが、このような大会は全国各地で開催され、どれも人気が高いようだ
・道路を封鎖して、100km以上のレースに人気がある
・九州の「ツールドオキナワ」は2000名以上の参加者、経済効果は5億円と言われる
・レースはカテゴリーに分かれ、宿泊が必要となり、経済効果がある
・九州本土では公道封鎖型のこのようなレースは無いため、素晴らしいPR効果となる
・レンタサイクルを利用して西都原と市街地結び、導く効果がある
・観光客の滞留時間の延長にも効果ある

有り難うございます、素晴らしい展開です、是非早めの実現を期待をしています。

西都モノクロームphotoーソウルー(Toshiro,s都市論)


コメント
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