西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

UMKスポーツフェスタ一日目

2012-03-10 18:45:34 | 日記
UMKは地元(宮崎県)の放送局です。
UMKが地域貢献の一つとして行っている事業に、スポーツフェスタがあります。
今年で17回目となります、このフェスタの特徴は選手のホームスティを行い、友情を深めることや、一流選手(指導者)を呼んで、スポーツ教室をしていることです。
こんな機会は地方にいるとなかなか無いので、うれしい限りです。
それではいつものように、写真を中心に・・・


県武道館の開会式


講師登場のシーンです


昨年の大会は東日本大震災で中止となりました、今年、福島の剣道の子ども達を大会に呼びました。

全日本空手道は元世界チャンピオン豊見城あずさ先生です。アーナンという型をとても得意とされていますが、今日はなんとそのアーナンを子ども達に指導してくれました。



アーナンの形です、後ろにいるのが私の道場(南空会)の緒方明日香さんです、頑張っています。


素晴らしい四股立ちです


これはやはりうちの道場の瀬戸星馬くんが、形の分解の相手になっている写真です(う~む星馬、うらやましいぞ!!)


全員で記念写真です

同じ西都市の征柔館の子ども達です。


そして我が南空会の子ども達


明日は組手の試合です、皆頑張れ!

さて今日は一般質問1、まちづくり(2)買い物難民です


壇上(私)二つめは買い物難民についてです、この買い物難民についてはちょうど一年前、農村部における問題として恒吉議員が質問されていますが、農村部だけでなく、街中でも考えなくてはいけなくなりました。
と言うのも、私が子供の頃とてもにぎやかだった平助通りの核であったスーパーが閉店しました。
出されている商品の品質がとても良く、私の家族もよく利用させて頂いたスーパーだっただけにとても残念でした。
その後ある妻北方面の方から、とても買い物が不便になったとと言う声を聞きました。
私みたいに足もまだ健在で、自動車にも乗る人にとってはそこまで切迫した問題とは思わなかったのですが、高齢化に拍車がかかる現在においては、これをそのままにしてはおけない問題です。
今から対策を練る必要があると思っています。そこでこの買い物難民について西都市として調査、研究された事があるのか、市長にお伺い致します。
(市長)
・買い物難民に限定した直接的な調査はしていない
・「西都市まちづくりビジョン」策定にあたり、平助通りのスーパー等の利用に対するアンケートを行った
・近くて便利、気軽に入れるという声だった
・地域に密着したスーパーの閉店は利用者、交通弱者への影響は大きい
・買い物難民について地域商店街と3度の勉強会をした
・今後も勉強会は続ける
・商店街と一体となった宅配事業の実施など検討研究を行っていきたい


質問席から
(私)
次に買い物難民について質問していきます。地元商店街と3度の勉強会をされたとのことですが、どのような意見が出たのでしょうか?
また状況把握として、買い物弱者のマップ作成、その地域の課題を探るなど対応されていますか?
(回答)
・参加者は地元商店街・商工会議所・社会福祉協議会・地元交通機関
・商店街でできる対策、実施可能な手法、対象地域など検討課題として取り上げた
・また宅配が高齢者の引きこもりを推し進めるのでは・・などの意見もでた
・状況把握としての弱者マップ、課題などについて、買い物弱者の定義が不明確で、把握が難しい
・事業実施に向けた検討を研究検討を地元商店街と行い、より良いものにしていきたい

(私)いろいろな難民のタイプがあると思いますが、買い物難民は全国で600万人と推計されています、高齢化や人口減少が続くために、更に顕在化してくるとのことです。さて先日行われた「まちなか地域福祉まつり」のなかで、将来の買い物の形を探るような、良い取り組みをしていました。
赤い羽根共同募金配分事業でふれあい・いきいきサロン事業というのがあります。これは住民が地域の中での活動を通して仲間づくり、支え合い体制の構築を目的とするものです、その中の三財地区「ほんならいこ会」の活動を、小野崎通り入り口の空き店舗で行いました。
そこに商店主の方が行きました、1つは買い物リストを配付して注文を取り活動の終了までに持って行く、もう一つは買い物同伴をしたそうです、利用者の評判は凄く良かったといっていました、このような取り組みについてどう思われますか?
(回答)
・今後の商店街による買物難民対策や地域内相互扶助んほ原型となるもの
・コミュニィテイビジネス、ソーシャルビジネスとしての可能性を感じる

(私)全国で、買い物難民対策の取り組みが行われています、大まかに分類して、3つの取り組み方法があります。
1つは身近な場所に店をつくる取り組み、例を言うと広島県では JAとYショップが合同したり、大分では周辺住民80人でNPO法人をつくり、「ノーソンくらぶ」を開業、憩いのスペースを設置し、小学生が集まる仕組みも作ったりなどです。
二つめは、家まで届けようという取り組み、高知、福井では移動販売車をやっています、ただこれは採算があまり良くなく、顧客の異変などを早期発見するなど、社会的価値に重きを置いた取り組みとして、創出しています。
また埼玉では地域ステーションつまり住民の近くの場所を借りて、商品受け渡しの場所としました、家にいる必要が無くまた集いの場所ができました、それ以外にもタクシーを利用しての宅配などがありました。
三つ目は家から出やすくしようという取り組みで、茨城県はコミュニティーバスと地域通貨を使ったり、NPOと病院・商店が共同して、バスを運行したりしています。
全国ではいろいろな取り組みがなされています、是非商店街の方と話し合い、買い物難民の方の状況を把握し、早めに対策に取り組んで欲しいと思っています。いかがでしょうか?
(回答)
・地元商店街と一緒に研究検討を行い、事業実施に向けて取り組んでいきたい

買い物難民は以上でした

西都モノクロームphotoーソウルー(Toshiro,s都市論)



コメント
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