西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

ありがとうございました、一般質問終了しました

2012-03-08 22:20:56 | 日記
ということで、本日の一般質問の壇上での質問、全文載せます。


政友会の橋口登志郎です。
ちょうど一年前の3月議会、全ての一般質問がおえ、議案質疑があった午後、東日本大震災が起こりました。
家に帰る前、あるお店のテレビで津波の映像を見ました。
ヘリコプターから撮ったであろうその映像は、とても現実のこととは思えず、呆然(ぼうぜん)とテレビの前で立ちすくんだことを覚えています。
地震、津波、そして原子力発電所の放射能事故ととてつもない傷を日本にもたらしました。
あれから、1年復興にはまだ至っておらず、復興への足並みさえそろっていないようにも感じます。
この災害を決して忘却してはならないと思いますし、常にこれらの規模の災害を考えながら、自治体としては危機管理を整えなければいけないと思います。
つまり起きてから、あわてて対策をとるのでなく、危機を予知して、考え、いろいろな対策を用意しておくのが肝要かと思っています。
そういった観点から、通告書に基づき質問をいたします。
当局側の誠意あるご回答を望むところです。

それでは、1番目は「まちづくり」についてです。
このまちづくりに関しては、今までも何度か質問をさせて頂いておりますが、今日は3つの項目で質問をしたいと思います。一つめは、市民が主導したイベントについてです。
今年にはいって、「第2回西都食の大運動会」や「まちなか福祉まつり2012」が行われました。
それぞれ市民が実行委員会を組んで催しされました。
市長も参加されたようですが、このような市民主導のイベントについてどのような見解をお持ちかお伺い致します。

二つめは買い物難民についてです、この買い物難民についてはちょうど一年前、農村部における問題として恒吉議員が質問されていますが、農村部だけでなく、街中でも考えなくてはいけなくなりました。
と言うのも、私が子供の頃とてもにぎやかだった平助通りの核であったスーパーが閉店しました。
出されている商品の品質がとても良く、私の家族もよく利用させて頂いたスーパーだっただけにとても残念でした。
その後ある妻北方面の方から、とても買い物が不便になったとと言う声を聞きました。
私みたいに足もまだ健在で、自動車にも乗る人にとってはそこまで切迫した問題とは思わなかったのですが、高齢化に拍車がかかる現在においては、これをそのままにしてはおけない問題です。
今から対策を練る必要があると思っています。そこでこの買い物難民について西都市として調査、研究された事があるのか、市長にお伺い致します。

三つ目は子供が集う商店街の創生についてです。
1月28日に西都市主催で「西都市地域づくり講演会」が行われました。
基調講演は西都市の事業仕分けをされた宮崎大学の根岸准教授でした。
根岸先生が言われた言葉で印象に残っているのに、「地域づくりは絆の再生」と言う言葉と「子供にサンマが無くなった」つまり間という文字がある3つの言葉 時間・空間・仲間 が今の子供から失われたというものです。
このことについては、一年前にも質問しましたが、市長も教育長も前向きな回答を頂きました。
先に述べたスーパーの閉店によって、以前の中心地平助通りはひどく寂しい通りとなりました。
ですがよくこの通りを見てみると「ぐにゃっと曲がった、幅の狭い通りで、両側のお店が近く、まさにコミュニケーションが取りやすい通りです。案外そこに隠れた魅力があるように思えます。
イベントを持ってくるのでなく、只単に車両の侵入をふさぎ、子供達の空間つまり遊び場と仲間を作れる環境をつくり、そこに時間を与えることができると、いろいろな方面に効果があると思うのですが、どう考えられるかお聞かせ下さい。

2番目は自転車を活用した地域活性化策です。
自転車交通に関しては、何度も質問しています。
また私も国交省、県警、宮崎市などが協議してる自転車ネットワーク会議を傍聴させていただいています。警察庁の通達に対して地方はどのように取り組むべきか、いろいろな観点から協議がなされています。
自転車交通に関してはこの計画作成会議が母体となって宮崎県では進んでいくと思いますので、是非担当課としても情報を仕入れ西都にマッチした自転車交通体系としてもらえることを願っているところです。
さて、今年の市長の施政方針で「環境問題や健康つくりに関連して注目を浴びています「自転車」を通じて、本市の持つ豊かな環境資源を観光に活かすまちづくり」と言われましたが、具体的にはどのような事をお考えかお聞かせ下さい。

3番目は武道必修化における、安全対策についてです。
この件に関しては3回目の質問となります。
武道必修化がいよいよ始まるわけなのですが、特に柔道を選択した学校のカリキュラムについてお伺い致します。
授業時間は1年間に何時間行い、どのような授業内容で進み、時間毎の生徒数とそれに対応する教師の配置はどうなっているか、また安全対策を含めた研修の履修状況はどうなっているのかお伺い致します。

4番目は自殺防止の取り組みについてです。
私の年齢は50代半ばです、このくらいの歳になると、同級生や親しかった方も何人か亡くなっております。
ふと亡くなった要因を考えますと、自殺によるものがあまりに多いことに愕然とします。
全国では毎年3万人位以上の方が亡くなっておられますし、この温暖な宮崎が全国でも自殺率の高い県となっています。
平成19年は人口10万人当たりの自殺者数が34.6人と全国で2番目の数字を示したこともありました。
宮崎県ではその平成19年から「宮崎県自殺対策推進本部」を設置して取り組んでおられます、そんな中、西都市の現状と市としての自殺防止の取り組みについてお聞かせ下さい。

以上で壇上の質問とさせて頂きます、御答弁よろしくお願い致します。


という質問をしました、これに対しての当局側の答弁、またその後の自席からのやりとりは、何回かに分けてここに掲載します。

西都モノクロームphotoーソウルー(Toshiro,s都市論)

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