Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてII

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

龍門寺(2016年11月6日参拝)

2016年12月06日 | 仏閣
本日最後の参拝となるのが龍門寺というお寺。

事前チェックではなかなかの立派なお寺だったので、
参拝がとても楽しみです。



所在地:兵庫県姫路市網干区浜田812
宗派:臨済宗妙心寺派
御本尊:十一面観世音菩薩
創建:寛文元年(1661)
開山:盤珪永琢国師
札所:揖保西国三十三ヶ所観音霊場


【縁起】


当寺は臨済宗妙心寺派の禅刹で不生禅を説かれた盤珪国師の根本道場として、
当時の遺構をそのままに350年の法灯を持続している。

開創に当たり京極高豊候は方六十間境内用地を寄付され、
この地の富豪、佐々木道弥、正意、道珠の兄弟は巨資を投じて創建に尽力した。

又、民衆も献身的な奉仕に依り土木の役
に当たって造営に尽力する。次いで延宝元年(1673)大方丈、
禅堂寺が完成して一層壮麗を加えて播州随一の大叢林となる。

元禄三年(1690)に下された東山天皇の宸輸にも、
「龍門の巨寺、宗風を播陽に起す。」と仰せられており、
郷土の誇りとする寺院である。


【大門】


立派な山門です。

山門横から境内に車を停めることが出来ました。


【不動堂】




弘法大師作と伝わる盤珪永琢国師の念持仏を祀る為に、
貞亨3年(1686)に建立されたもの。

残念ながら堂内を見ることは出来ませんでした。


【経蔵】



【唐門】



【境内】


この先は進めませんでした。

左手に進むと開山堂に行けるようです。


【花】



【水掛一願不動尊】



【鐘楼堂】


元禄5年(1691)創建されたもの。


【観音堂】





【地蔵堂】





【禅堂】





【中門】



【庫裏】


庫裏で拝観料500円を支払って大方丈の中へ。


【不生庭】





【大方丈】




本堂にあたり宝永元年(1772)に再建されたもの。






御本尊様や達磨大師像は盤珪永琢国師作と伝わるそうです。


【通玄庭】



【禅堂】



【寺号額】


盤珪永琢国師直筆。


【襖絵】


これは見事な龍です。








狩野常信の筆で「降龍」と名付けられていました。






こちらは「昇龍」です。





【床の間】



【湯呑茶碗】


妙心寺に行幸された天皇・皇后両陛下が使用されたものとか。

これは貴重ですね。


【備前焼】


何故か備前焼の作品が売っていたのですが、
他はリーズナブルなのに、人間国宝伊勢崎淳の作品が300万円だった件。

これはどう考えてもボッタクリ。(苦笑)

今時、備前焼で人間国宝とはいえ、せいぜい何十万円がいいところ。

天皇・皇后両陛下が使用された湯呑茶碗でも、
さすがに300万円はしないと思う。


【御朱印】


書置きでわざわざ貼ってくれていた。


後で知ったことだが、拝観料を支払えば大方丈の他に、
唐門から開山堂に行けたとか。

知らんかったわ~。

どう見ても勝手に入ってはいけないようにしてあったもん。(泣)

ま、しょうがない。

またの機会にしよう。