横須賀幸男 展 「再生の庭 - rebirth -」@ギャラリーしえる
横須賀幸男さんの作品展が今日まで、滑り込みセーフで拝見できた。
横須賀さんは、茨城大学教育学部美術専攻科の頃からグループ展や個展など精力的に活動を続けている。
キャンバスは手作りの変形、或いはオブジェを付け加えるなど既成の絵画のわくに拘らない抽象作品を発表している。
見た目は現代的だが、日本の伝統的な山川草木を愛する心、古典文学に題材をとったタイトルもあり、しみじみと心に響く。
一昨年から、家のうらに小さな菜園を作り始め、日々に移り変わる庭に佇み観察するようになったとのこと。昨年はその記憶を定着させた作品を発表した。
今年は3月11日以降『今まで信じていた美の普遍性がはたして本当に絶対なものかを疑いたくなる日々が続きました』と庭にも出なくなった、と述べているが、僕も、震災と原発事故は、全て信じられないと思うことばかりだった。
横須賀さんの菜園は、『背の高い夏草の繁茂する藪になったが、何故かそれが、生命力に満ち、美しく感じ始めた』『死と再生の場所を見つめなおしたい』
として描いたのが今回の作品。
自然にまかせ、筆が進むママに描かされた。
と思える作品は「再生の庭」「廃園」などの大画面。
「ホトトギス」などの草花をテーマにした小品の数々。
何れも、彩色された墨絵のようだ。
ギャラリーしえる、次の展覧会は「笠山会 第2回展」
9月20日(火)~9月25日(日)
出品作家は石島弘之、黒羽昭夫、白相光康、住谷亮逸、松前孝幸、皆川憲弘
横須賀幸男さんの作品展が今日まで、滑り込みセーフで拝見できた。
横須賀さんは、茨城大学教育学部美術専攻科の頃からグループ展や個展など精力的に活動を続けている。
キャンバスは手作りの変形、或いはオブジェを付け加えるなど既成の絵画のわくに拘らない抽象作品を発表している。
見た目は現代的だが、日本の伝統的な山川草木を愛する心、古典文学に題材をとったタイトルもあり、しみじみと心に響く。
一昨年から、家のうらに小さな菜園を作り始め、日々に移り変わる庭に佇み観察するようになったとのこと。昨年はその記憶を定着させた作品を発表した。
今年は3月11日以降『今まで信じていた美の普遍性がはたして本当に絶対なものかを疑いたくなる日々が続きました』と庭にも出なくなった、と述べているが、僕も、震災と原発事故は、全て信じられないと思うことばかりだった。
横須賀さんの菜園は、『背の高い夏草の繁茂する藪になったが、何故かそれが、生命力に満ち、美しく感じ始めた』『死と再生の場所を見つめなおしたい』
として描いたのが今回の作品。
自然にまかせ、筆が進むママに描かされた。
と思える作品は「再生の庭」「廃園」などの大画面。
「ホトトギス」などの草花をテーマにした小品の数々。
何れも、彩色された墨絵のようだ。
ギャラリーしえる、次の展覧会は「笠山会 第2回展」
9月20日(火)~9月25日(日)
出品作家は石島弘之、黒羽昭夫、白相光康、住谷亮逸、松前孝幸、皆川憲弘