「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

弘道館の春ノ雪

2011年02月11日 22時17分23秒 | 水戸
弘道館の春ノ雪





今年は記録的な大雪のところが多かった。
水戸も雪が舞ったことが数度。
幸いにして、交通に支障が出るほどではなかったが。
今日(2月11日)から3連休の方もいるだろう。
旅に出かける方、或いは水戸に梅を観に来てくださる方も多い。

昨夜から雪となり、朝には一時止んだが、午後から再度降り始めた。
春の雪だが、粉雪で積もりやすい。
今夜半まで降りそうなので、明朝には雪景色となるかもしれない。

夕方6時頃、弘道館から旧県庁舎付近を散歩した。
弘道館は水戸藩の藩校として、天保12(1841)年に18万8000平方メートルという敷地に建設された。
現在の弘道館公園・旧県庁舎・三の丸小学校を含む広大な場所。
学問・教育の地であったが、精神文化として儒教を奉じた。


雪に誘われ、久しぶりに散歩しながら、往時を偲びたくなったのだ。
中学・高校時代、いつも弘道館を抜けて通学していたから、思い出はいっぱいだ。



孔子廟も祀られている。

学問に所縁のある梅の木が植えられた。



かなりの古木『臥龍梅』と呼ばれている。
弘道館建設の翌年には梅の名所となる偕楽園も開園する。


水戸に来られる皆様方、偕楽園を訪れる前に弘道館公園に御出で下さい。
幕末の戦乱や第二次大戦の空襲にもかかわらず生き残った、弘道館正庁・至善堂・正門が水戸藩の歴史を伝える建造物です。

静かに梅の香りをかぎ、水戸の歴史を偲んでください。


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クワイエット・アテンションズ  彼女からの出発

2011年02月11日 11時09分35秒 | 水戸芸術館
クワイエット・アテンションズ  彼女からの出発
2月12日(土)~ 5月 8日(日) @水戸芸術館敷地内+現代美術ギャラリー








昨10日の水戸芸術館の―ちょっとお昼にクラシック ―「躍動のパーカッション・デュオ」は内容豊かな演奏会だった。
マリンバ、ヴィブラフォンなどはメロデーを奏でるが打楽器と再認識した。
陶芸家が作った卵を半分にして筋を入れた、オリジナルの打楽器は、水の落ちるような幽玄な音色。
大太鼓、コンガ、トムトム、フットドラムなど強烈で迫力のあるリズム。
クラッシクに疎い僕にも十二分に楽しめた。
水戸に芸術館があって良かった、と幸せに思った。


明日12日から、水戸芸術館敷地内+現代美術ギャラリーで『クワイエット・アテンションズ  彼女からの出発』が始まる。
女性の社会進出は今や当たり前、何の不思議もなく、男を上回る状況となっている。
展覧会内容をパンフレットから拾い上げれば、

韓国、ブラジル、インドといった近年現代美術で注目を浴びている地域のアーティストを含めた9カ国14名の近作・新作インスタレーションや立体作品を通し、新世代の女性アーティストたちの現在進行形を紹介される。

写真や映像、音や立体、ドローイングなど、さまざまな要素も楽しみ。

出品作家 は
木村友紀+ユタ・クータ+荒川医、アン・カンヒョン、ラウラ・ベレン、小林史子、Sachiko M、三田村光土里、ナム・ファヨン、スーザン・フィリップス、ランジャニ・シェター、土屋信子、ツェ・スーメイ、タチアナ・トゥルーヴェ


更に、関 連 企 画 も盛りだくさん。


2.12 SAT. / 2.13 SUN.
オープニング記念アーティストトーク
参加アーティストたちが制作活動や展示作品について語ります。
2011年 2月12日(土)、13日(日) 各日14:00~15:30(開場13:30)
出演:12日(土)=ラウラ・ベレン、アン・カンヒョン、ランジャニ・シェター(英・日逐語通訳)
出演:13日(日)=小林史子、土屋信子、三田村光土里、木村友紀+荒川医

2.19 SAT. / 5.1 SUN.
Sachiko M one day limit sound installation -I'm Here plus-
冬と春、異なる季節の気配を感じながら、当日限定のライブサウンドインスタレーションを公開します。
寒明 kan-ake 2011年 2月19日(土)15:00 start ~日没
青嵐 ao-arashi 2011年 5月 1日(日)15:00 start ~日没

3.27 SUN.
木村友紀+ユタ・クータ+荒川医 パフォーマンス
「管理企画のファンタジー/The Structure of Fantasy」
2011年 3月27日(日)14:00~15:00

4.10 SUN.
レクチャー&トーク「女性とアート -- これまで、そしてこれから」
クリエイティブ・ディレクターとして日本のアートシーンを開拓してきた小池一子さんと、展覧会企画や著書で女性現代美術アーティストを多数紹介してきた岡部あおみさんをむかえてのレクチャートークです。
2011年 4月10日(日)14:00~16:00(開場13:30)
出演:小池一子(クリエイティブ・ディレクター)、岡部あおみ(武蔵野美術大学芸術文化学科教授)
水戸芸術館会議場

4.23 SAT.
川上未映子 meets 阿部海太郎 ポエトリーリーディング
阿部海太郎さんの音楽とともに、小説家で詩人の川上未映子さんがポエトリーリーディングをおこないます。
2011年 4月23日(土)14:30~15:30(開場14:00)
水戸芸術館ACM劇場  定員:300名

5.5 THU.

Chim↑Pomエリイのアート公開診断
Chim↑Pomエリイがアーティスト志望者10名の作品を公開診断しながら未来のアートについてディスカッションをおこないます。
2011年 5月 5日(木・祝)14:00~15:30(開場13:30)
水戸芸術館現代美術ギャラリー内ワークショップ室

5.8 SUN.
クロージングパーティー 南風食堂 ワンプレートギャザリング
高校生ウィークと連動したワークショップ「料理の時間」の参加者と南風食堂が、茨城の食材を使った料理でクロージングパーティーを開催します。
2011年 5月 8日(日)14:00~ (料理がなくなり次第終了)
水戸芸術館回廊2階  定員:80名



更に、教 育 プ ロ グ ラ ム として

3.3 THU. - 4.3 SUN.

高校生ウィーク2011
毎年恒例の高校生および同世代のための展覧会無料月間。期間中は、ギャラリー来場者は誰でも利用できるカフェ+交流スペースを開設し、その運営も高校生、大学生を中心とした若い世代が担います。今年はレギュラーの部活動に加え、展覧会と連動した、バラエティ豊かな講師陣によるさまざまなワークショップが展開されます。
期間:2011年 3月 3日(木) ~ 4月 3日(日)

「水戸の梅まつり」の季節と重なっての今回の展覧会。
多くの人たちが、水戸を楽しんでくれることを願う。


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