バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

繊維芽細胞増殖促進剤

2007年02月17日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2005-201419 出願日 : 2005年7月11日
公開番号 : 特許公開2007-16004 公開日 : 2007年1月25日
出願人 : 独立行政法人水産総合研究センター 発明者 : 石原 賢司 外2名

発明の名称 : 繊維芽細胞増殖促進剤

【課題】新規な繊維芽細胞増殖促進剤を提供すること、従来はほとんど使用の途がなかった二枚貝の内臓や紅藻類に属する海藻の中でも低品質で食用に不適なノリから有用な繊維芽細胞増殖促進剤を抽出して提供すること、及び創傷治癒剤や化粧品等の構成原料としてすぐれた効果を奏し、しかも使いやすい繊維芽細胞増殖促進剤を提供すること。
【解決手段】マイコスポリン様アミノ酸(MAA)よりなるか又はMAAを有効成分とする繊維芽細胞増殖促進剤。MAAは二枚貝の内臓から抽出するか又は紅藻類に属する海藻から抽出することが好ましい。ヒト皮膚の繊維芽細胞の増殖を促進するのに有効であり、創傷治癒剤、化粧品、浴用剤、飲食品、繊維芽細胞用培地等の構成原料として用いることができる繊維芽細胞増殖促進剤。

ファルネソール生産性酵母

2007年02月17日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2004-239536 出願日 : 2004年8月19日
公開番号 : 特許公開2006-55052 公開日 : 2006年3月2日
出願人 : 白鶴酒造株式会社 発明者 : 千住 浩之 外1名

発明の名称 : ファルネソール生産性酵母

【課題】新規なerg9-2変異遺伝子を有するファルネソール(FOH)生産性酵母を創製し、これを用いて通常の培養しやすい条件でFOHを効率よく大量生産でき、これによってFOHを含有する清酒や食品を工業的に製造できるようにすることである。
【解決手段】スクアレン合成酵素をコードするERG9遺伝子が、その塩基配列の714番目のgをaに置換されerg9-2遺伝子に変異したサッカロミセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)であるFOH生産性酵母。FOH生産性酵母は、サッカロミセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)HL296株[FERM AP-20132菌株]を使用できる。FOH生産性酵母と清酒酵母(協会7号系酵母)の一倍体株と交雑させ、胞子形成させた後、子嚢解剖を行い得られた一倍体株で高濃度のFOHを生産する酵母とすることもできる。

トキシン-アンチトキシン複合体の形成を指標とする抗生物質のスクリーニング方法

2007年02月17日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2005-227014 出願日 : 2005年8月4日
公開番号 : 特許公開2007-39398 公開日 : 2007年2月15日
出願人 : 独立行政法人理化学研究所 発明者 : 鎌田 勝彦 外1名

発明の名称 : トキシン-アンチトキシン複合体の形成を指標とする抗生物質のスクリーニング方法

【課題】 細菌の中毒モジュールを構成する多くのトキシン-アンチトキシン複合体の立体構造は未だ明らかでないため、アンチトキシンがどのようにしてトキシンの毒性を抑制しているのか不明である。
【解決手段】 細菌のトキシン及びアンチトキシンタンパク質と、候補化合物とを接触させて、トキシン-アンチトキシン複合体が形成されるか否かを検出する。前記複合体の形成を阻害する候補化合物は、前記細菌の増殖阻害剤であることが示唆される。

肝臓がん原因タンパク質の構造と機能を解明

2007年02月17日 | NEWSクリッピング
- 複合体タンパク質のX線結晶構造解析 -
理研ゲノム科学総合研究センタータンパク質構造・機能研究グループは、国立大学法人東京大学と共同で、このガンキリンがタンパク質を分解する酵素と構成する複合体の立体構造を解明しました。複合体化することは細胞の異常増殖を引き起こす一因と考えられ、また、生化学的実験の結果とあわせると、ガンキリンが細胞周期の異常を引き起こす主要な原因は、この複合体の結合部位が、ある種のがん抑制タンパク質の結合部位と同じであるから、との結論に達しました。理化学研究所プレスリリース2007-02-15

ラビットアイブルーベリーの「葉」に驚くべき生理機能

2007年02月17日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
 「食の機能を中心としたがん予防基盤技術創出」をテーマに進めている宮崎県地域結集型共同研究事業(※1)において、これまでほとんど利用されていなかった“ブルーベリーの葉”が驚くべき生理機能を有することを発見しました。
 顕著な活性を示したブルーベリーは、宮崎県など温暖な地域での栽培に適した「ラビットアイ」に属する株。ラビットアイブルーベリーの葉が、肝がんやATL(成人T細胞白血病)の発症予防、脂肪肝などの生活習慣病予防に貢献することが示唆されました。宮崎県地域結集型共同研究事業トピックス

JST:中国の科学技術文献の検索サービスを開始

2007年02月17日 | NEWSクリッピング
 科学技術振興機構(JST)は、中国で発表された科学技術関連の文献の検索サービスを始めた。日本語を使ってウェブサイト上で文献の抄録を検索できる。著作権等の処理が済んでいる文献については、有料で全文のコピーを入手することも可能。3月31日までは試行期間で平日9時-17時のサービスだが、4月2日からは24時間の利用が可能になる。 中国情報局2007/02/16(金)

インフルエンザウイルス遺伝子をコードする核酸から成るDNA構築物

2007年02月17日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平9-290137 出願日 : 1994年3月18日
公開番号 : 特許公開平10-113194 公開日 : 1998年5月6日
出願人 : メルク エンド カムパニー インコーポレーテッド 外1名 発明者 : ジヨン・ジエイ・ドンリー 外6名

発明の名称 : 核酸製剤

【課題】 注射又は他の方法により直接導入する場合に発現され得るインフルエンザウイルス遺伝子生成物質をコードするDNA構築物の提供。
【解決手段】 インフルエンザウイルス遺伝子をコードする核酸から成るDNA構築物であって、上記DNA構築物を生体動物組織中に導入し、その結果コード化インフルエンザ遺伝子を発現すべき細胞にDNA構築物が取り込まれた場合に、インフルエンザウイルス特異性免疫反応を誘発する抗原性インフルエンザウイルス遺伝子生成物質の発現を誘発し得るDNA構築物。

B型肝炎ウイルスに対する細胞障害性Tリンパ球の応答を誘発するペプチド

2007年02月17日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2003-43002 出願日 : 1992年8月26日
公開番号 : 特許公開2003-300999 公開日 : 2003年10月21日
出願人 : ザ スクリップス リサーチ インスティテュート 発明者 : チザリー,フランシス ブイ. 外2名

発明の名称 : B型肝炎ウイルスに対する細胞障害性Tリンパ球の応答を誘発するペプチド

【課題】 細胞障害性Tリンパ球の応答を誘発する新規なペプチドの提供。
【解決手段】 例えば、6~17個のアミノ酸を含んで成る CTL誘発性ペプチドであって、前記 CTL誘発性ペプチドの少なくとも大多数のアミノ酸が、次の配列:VII (HBpol61-69)〔配列番号9〕
Gly-Leu-Tyr-Ser-Ser-Thr-Val-Pro-Valを有する、HBc61-69の対応する部分に対して相同であることを特徴とするペプチド。

ポリ-γ-グルタミン酸含有免疫補強剤組成物

2007年02月17日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2005-128003 出願日 : 2005年4月26日
公開番号 : 特許公開2006-232799 公開日 : 2006年9月7日
出願人 : バイオリーダーズ コーポレイション 外2名 発明者 : スング,ムーン-ヒー 外5名

発明の名称 : ポリ-γ-グルタミン酸含有免疫補強剤組成物

【課題】 ポリ-γ-グルタミン酸含有免疫補強剤組成物を提供し、前記免疫補強剤および抗原を含むワクチン用組成物を提供する。
【解決手段】 前記ポリ-γ-グルタミン酸の分子量は10~10,000kDaであり、前記抗原性物質は、ペプチド、ポリペプチド、前記ポリペプチドを発現する乳酸菌、タンパク質、前記タンパク質を発現する乳酸菌、オリゴヌクレオチド、ポリヌクレオチド、組み換えバクテリア、および組み換えウイルスで構成された群より選択されたいずれか一つである。

【アガリクス協議会】自主ガイドラインを決定

2007年02月17日 | NEWSクリッピング
 ブラジル原産のキノコの一種であるアガリクス・ブラゼイ(和名ヒメマツタケ、カワリハラタケ、以下アガリクスと略)製品を取り扱うメーカー等で組織するアガリクス・ブラゼイ協議会は、13日に都内で第1回総会を開催し、原材料や製品の安全性基準などを定めた自主ガイドラインや、今年度の活動方針を承認した。昨年秋から有志企業による任意団体として活動してきたが、今後は近くNPO法人として東京都に申請を行い、正式な組織体としてスタートすることとなった。 薬事日報2007-02-15