バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

リセプター型チロシンキナーゼの新規なリガンドの細胞培養培地と製造方法

2006年06月30日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願平7-87878 出願日 : 1995年4月13日
公開番号 : 特許公開平8-280385 公開日 : 1996年10月29日
出願人 : 旭化成工業株式会社 発明者 : 清水 練之 外1名

発明の名称 : リセプター型チロシンキナーゼの新規なリガンドの細胞培養培地と製造方法

【構成】 特定な組成を有するLPM培地を、配列番号1、配列番号2または配列番号3のいずれかのアミノ酸配列を含有するポリペプチドであるリセプター型チロシンキナーゼと結合する、または結合し且つ該ポリペプチドのチロシン残基の自己リン酸化をする性質を有する新規リガンドの生産用培地として使用する。
【効果】該リガンドの効率的な生産が可能となる。

出願番号 : 特許出願平7-3677 出願日 : 1995年1月13日
公開番号 : 特許公開平8-188596 公開日 : 1996年7月23日
出願人 : 旭化成工業株式会社 発明者 : 坂野 誠治 外1名

発明の名称 : リセプター型チロシンキナーゼの新規なリガンド

【目的】 血液未分化細胞の増殖を刺激する化合物を提供する。
【構成】 リセプター型チロシンキナーゼに対する新規なリガンドについて、その物理化学的性質、アミノ酸配列、cDNA配列、作製方法、生産方法、リガンドに特異的な抗体、生理作用から構成される。

出願番号 : 特許出願平6-189444 出願日 : 1994年8月11日
公開番号 : 特許公開平7-313157 公開日 : 1995年12月5日
出願人 : 旭化成工業株式会社 発明者 : 坂野 誠治

発明の名称 : 新規チロシンキナーゼ

【構成】 ヒト巨核芽球細胞株からクローニングされた新規なチロシンキナーゼ遺伝子、及びその形質転換細胞、並びにその遺伝子がコードするポリペプチド。
【効果】 血液細胞分化の評価、制御が可能であり、医薬品の開発、アンチセンス医薬品の開発に有用な材料となる。

出願番号 : 特許出願平5-303622 出願日 : 1993年12月3日
公開番号 : 特許公開平7-155187 公開日 : 1995年6月20日
出願人 : 旭化成工業株式会社 発明者 : 坂野 誠治 外1名

発明の名称 : ヒトリセプター型チロシンキナーゼ部分cDNA

【目的】 ヒト骨芽細胞に関連するリセプター型チロシンキナーゼを提供する。
【構成】 ヒトリセプター型チロシンキナーゼ部分cDNA遺伝子配列。
【効果】 骨芽細胞の増殖、分化、活性化を引き起こす骨代謝に関わる薬剤、診断薬の開発、ヒトリセプター型チロシンキナーゼの全長遺伝子を得るのに有効な手段を提供する。

出願番号 : 特許出願平5-303621 出願日 : 1993年12月3日
公開番号 : 特許公開平7-155186 公開日 : 1995年6月20日
出願人 : 旭化成工業株式会社 発明者 : 坂野 誠治 外1名

発明の名称 : ヒトリセプター型チロシンキナーゼ部分をコードするDNA

【目的】 ヒト骨芽細胞に関連するリセプター型チロシンキナーゼを提供する。
【構成】 ヒトリセプター型チロシンキナーゼ部分cDNA遺伝子配列。
【効果】 骨芽細胞の増殖、分化、活性化を引き起こす骨代謝に関わる薬剤、診断薬の開発、ヒトリセプター型チロシンキナーゼの全長遺伝子を得るのに有効な手段を提供する。

出願番号 : 特許出願平5-266468 出願日 : 1993年10月25日
公開番号 : 特許公開平7-115973 公開日 : 1995年5月9日
出願人 : 旭化成工業株式会社 発明者 : 坂野 誠治 外1名

発明の名称 : 新規なチロシンキナーゼ様ペプチド及びそれをコードするDNA

【構成】 ヒト骨芽細胞株よりクローニングされたチロシンキナーゼ様ポリペプチド及びその遺伝子。
【効果】 特異的に骨芽細胞を検知しうる新規なチロシンキナ-ゼ様ポリペプチド及びそれをコ-ドするDNAを得ることができた。

国際出願番号 : PCT/JP95/02069 国際出願日 : 1995年10月9日
国際公開番号 : WO96/11212 国際公開日 : 1996年4月18日
出願人 : 旭化成工業株式会社 発明者 : 坂野 誠治 外1名

発明の名称 : 新規なリセプター型チロシンキナーゼリガンド

血液未分化細胞においては発現するが、血液未分化細胞の分化に伴い発現レベルが低下し、且つ、血液未分化細胞の分化及び増殖に関与する特定のリセプター型チロシンキナーゼの細胞外部分に結合して、その細胞内部分のチロシンキナーゼ酵素活性を賦活化し、該チロシンキナーゼのリン酸化を引き起こす新規なリセプター型チロシンキナーゼリガンドが開示される。更に、上記の新規なリセプター型チロシンキナーゼリガンドと、該リガンド及び該リガンド以外の化合物からなる群から選ばれる少なくとも1種とからなる複合体;該リガンドをコードするDNA;該リガンドの遺伝子工学的製造方法;及び該リガンドを特異的に認識する抗体が開示される。本発明のリガンドはヒトさい帯血単核球のコロニー形成を促すことによって、血液未分化細胞の増殖を促す作用を有する。本発明のリガンド及び該リガンドを含む複合体は血液未分化細胞の分化及び増殖を促進する作用を有することから、白血病や骨髄移植など、増血幹細胞を含む血液未分化細胞に関連する問題の研究や治療に有用に用いることができる。

国際出願番号 : PCT/JP94/02035 国際出願日 : 1994年12月2日
国際公開番号 : WO95/15386 国際公開日 : 1995年6月8日
出願人 : 旭化成工業株式会社 発明者 : 坂野 誠治 外1名

発明の名称 : 新規なリセプター型チロシンキナーゼ

血液未分化細胞においては発現するが、血液未分化細胞の分化に伴い発現レベルが低下する、新規なリセプター型チロシンキナーゼ、及び該リセプター型チロシンキナーゼに対し反応性を有する抗体が開示される。本発明のリセプター型チロシンキナーゼに対し反応性を有する抗体を用いることによリ、生物学的サンプルに含まれる、該リセプター型チロシンキナーゼが細胞表面に結合している血液未分化細胞をサンプルから単離することができ、又生物学的サンプルに含まれる上記のような血液未分化細胞を特異的に検出することができる。更に、少なくとも本発明のリセプター型チロシンキナーゼのリセプター型チロシンキナーゼ活性を阻害又は賦活化するか、或いはその発現を抑制する化学物質のスクリーニング方法が開示される。更に、上記のリセプター型チロシンキナーゼをコードするDNA;複製可能な発現ベクターに上記のリセプター型チロシンキナーゼをコードするDNAが発現可能に組み入れられてなる、複製可能な組換えDNA;およびその組換えDNAにより形質転換された微生物又は真核細胞:上記のリセプター型チロシンキナーゼをコードするcDNAを利用して作製したセンスDNA断片及びアンチセンスDNA断片並びにそれらの誘導体;及びセンスRNA断片及びアンチセンスRNA断片並びにそれらの誘導体が開示される。

未知の細胞持つ微生物発見・東京医大の研究グループ

2006年06月30日 | 菌類 細菌
 これまでに知られているどの生物の分類にも当てはまらない、不完全な「核膜」を持つ微生物を東京医大神経生理学講座の小塚芳道兼任講師らの研究グループが、伊豆諸島南方の深海底で31日までに発見した。

 現在すべての生物は、DNAを包んでいる核膜やミトコンドリアなどを細胞内に持つ「真核生物」と、これらを持たない原核生物の「古細菌」「真正細菌」の3つに分類されている。発見された微生物は原核、真核両者の中間的な特徴を持っており、原核生物から真核生物への進化の過程を明らかにするための重要な手掛かりになるという。〔共同〕
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20060531STXKD003431052006.html

胡麻パワーでアンチエイジング

2006年06月29日 | 医療 医薬 健康
気になる生活習慣病,あなたは大丈夫?
東京老人総合研究所・老化ゲノムバイオマーカーチーム研究チーム研究部長の白澤卓二さんは,食生活と老化の関係についてこう語る。

 「食生活とエイジング(老化)との関係で言えるのは,40歳,50歳という中年期に蓄えた“貯金”が,高齢期を支えるということです。エイジングの要因は個人差が非常に大きいので,こうすれば老化を防げるとは一概には言えません。ただ,中年期の延長線上に高齢期があることだけは確かです。個人個人の課題をクリアして,栄養と健康の“貯金”を蓄えることが,スローエイジングのカギといえるでしょう」日経ネット2006/06/28

新規生物発光アッセイ及びそれに有用な細菌株

2006年06月29日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2004-149128 出願日 : 2004年5月19日
公開番号 : 特許公開2004-283177 公開日 : 2004年10月14日
出願人 : ファイザー・プロダクツ・インク 発明者 : ジリ・オウブレヒト 外2名

発明の名称 : 新規生物発光アッセイ及びそれに有用な細菌株

【課題】新規生物発光アッセイおよびそれに有用な細菌株を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は細胞が代謝的に活性である程度を評価する新規アッセイに関する。同時に突然変異誘発性アッセイ、より具体的には問題の作用物質が遺伝毒であるかを決定する方法も提供される。アッセイの実施態様は、試験作用物質の存在がそれら微生物又は細胞のDNAの中に突然変異、例えば復帰型又は前進型突然変異を起こす場合に光を生じる様に遺伝的に変更された細菌又は哺乳動物を使用する。

出願番号 : 特許出願2001-387606 出願日 : 2001年12月20日
公開番号 : 特許公開2002-335979 公開日 : 2002年11月26日
出願人 : ファイザー・プロダクツ・インク 発明者 : ジリ・オウブレヒト 外2名

発明の名称 : 新規生物発光アッセイ及びそれに有用な細菌株

【課題】新規生物発光アッセイおよびそれに有用な細菌株を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は細胞が代謝的に活性である程度を評価する新規アッセイに関する。同時に突然変異誘発性アッセイ、より具体的には問題の作用物質が遺伝毒であるかを決定する方法も提供される。アッセイの実施態様は、試験作用物質の存在がそれら微生物又は細胞のDNAの中に突然変異、例えば復帰型又は前進型突然変異を起こす場合に光を生じる様に遺伝的に変更された細菌又は哺乳動物を使用する。

無血清培地中でタンパク質を製造するのに有用なクローン性骨髄腫細胞系

2006年06月29日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2003-552931 出願日 : 2002年12月11日
公表番号 : 特許公表2005-512538 公表日 : 2005年5月12日
出願人 : 503054122 発明者 : リー,チーチヤング 外3名

発明の名称 : 無血清培地中でタンパク質を製造するのに有用なクローン性骨髄腫細胞系

本発明は無血清培地中で継続的に増殖する能力を有するクローン性骨髄腫細胞系に関する。本発明はまた、クローン性骨髄腫細胞系およびそれら由来のいずれかの細胞系でのタンパク質の産生にも関する。本発明はさらに、無血清培地中で増殖することが可能な細胞系の同定方法に関する。本発明はまた、顧客が本発明の細胞、細胞系および細胞培養物を提供される商取引の方法にも関する。




初めての分子標的治療薬、インフリキシマブ

2006年06月29日 | 腸内細菌 プロバイオティクス

 関節リウマチの薬物治療について簡単に変遷を振り返りましたが、今度は新薬と今後の治療について話ししていきたいと思います。最近、新しい効果的な新薬が日本でも用いられるようになりました。そのひとつが、生物学的製剤の「インフリキシマブ」(商品名:レミケード●)です。欧米では既に1999年から用いられていますが、日本では同じ免疫疾患であるクローン病に対しては既に2002年から使用されており、大きな効果が得られています。リュウマチ・関節炎情報センター

◆6.28 RAの疾患活動性にレプチンが関与か
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_3665_43837_3

◆6.27 完全IL-1β抗体がMTX耐性関節リウマチに有効
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_3665_43837_4

◆6.27 インフリキシマブが投与された関節リウマチ患者では、疾患活動性の
改善の有無に関係なく骨密度の低下が抑制された
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_3665_43837_5

◆6.28 COX-2阻害薬ルミラコキシブは痛風の痛みに有効
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_3665_43837_6

◆6.27 インフリキシマブによる早期からの積極的治療はQOLを改善し、ひいては
経済的ベネフィットをもたらす
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_3665_43837_7

◆6.27 インフリキシマブの長期フォローアップ研究
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_3665_43837_8

◆6.27 抗TNFα療法により関節リウマチ患者の心血管疾患リスクが低下
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_3665_43837_9

◆6.27 インフリキシマブで寛解導入を試みた早期関節リウマチ患者では、半数
以上の症例で同薬を中止可能、その9割以上で中止後も低活動性が維持できる
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_3665_43837_10

◆6.27 TACI-Igが中等度から重度の関節リウマチに有効
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_3665_43837_11

◆6.27 PEG修飾抗TNF抗体断片がクローン病の寛解維持に有効
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_3665_43837_12

『日経メディカル オンライン』http://medical.nikkeibp.co.jp/
欧州リウマチ学会ダイジェストのTOPページはこちらです。
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_3665_43837_2


新規高感度核酸解析法

2006年06月29日 | NEWSクリッピング
出願番号 : 特許出願2003-61958 出願日 : 2003年3月7日
公開番号 : 特許公開2003-325200 公開日 : 2003年11月18日
出願人 : 松本 和子 発明者 : 松本 和子 外1名

発明の名称 : 新規高感度核酸解析法

【課題】 本発明は、高感度のSNP解析方法を提供することを目的し、より詳細には微量の被検体DNAにより大量のSNPを迅速に解析することができるSNP解析方法を提供することを目的としている。
【解決手段】 本発明は、発光色素及び消光物質を有するフレットプローブを用いるインベーダー法によるSNPの解析方法において、フレットプローブにおける発光色素としてユウロピウムやテルビウムなどの希土類元素からなる希土類蛍光錯体ラベル剤を用いることを特徴とするSNP解析方法に関する。また、本発明は、特定の希土類蛍光錯体ラベル剤及び特定の蛍光クエンチャーラベル剤の組み合わせからなる蛍光発光制御用組成物に関する。さらに本発明は、フレットプローブなどの高感度標識プローブにおける発光色素として希土類蛍光錯体ラベル剤を用い、かつ消光物質として蛍光クエンチャーラベル剤を用いたことを特徴とする高感度標識プローブ、それを含有してなるSNP解析用キットに関する。

出願番号 : 特許出願2002-61322 出願日 : 2002年3月7日
公開番号 : 特許公開2003-254958 公開日 : 2003年9月10日
出願人 : 松本 和子 発明者 : 袁 景利 外3名

発明の名称 : 新規な蛍光検出試薬及びそれを用いた高感度蛍光分析方法

【課題】 蛍光ラベル剤のマイクロカプセル化方法、および新規な増強方法を提供する。
【解決手段】 希土類蛍光ラベル剤をマイクロカプセル化する方法、および増強イオンやsynergistic配位子などを共存させるによる希土類蛍光ラベル剤の増強方法。

L-グルタミンの製造法及びL-グルタミン生産菌

2006年06月29日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2003-395175 出願日 : 2003年11月26日
公開番号 : 特許公開2004-187684 公開日 : 2004年7月8日
出願人 : 味の素株式会社 発明者 : 中村 純 外1名

発明の名称 : L-グルタミンの製造法及びL-グルタミン生産菌

【課題】 L-グルタミン分解能が低下し、L-グルタミン生産能が向上したコリネ型細菌、及びそれを用いたL-グルタミンの製造法を提供する。
【解決手段】 L-グルタミン生産能を有し、細胞内のグルタミナーゼ活性が低下し、好ましくはさらに細胞内のグルタミンシンテターゼ活性が増強するように改変されたコリネ型細菌を培地に培養し、該培地中にL-グルタミンを生成蓄積せしめ、これを採取することにより、L-グルタミンを製造する。