バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

新興3社が協議会設立「AI医療機器、審査迅速に」

2019年05月31日 | NEWSクリッピング

AIメディカルサービス(東京・豊島)など医療系スタートアップ3社は31日、人工知能(AI)を活用した医療機器の発展を目指す協議会を設立した。AIを使った医療関連のプログラムは効果が注目される一方、技術の進歩が速く、既存の医療機器の承認審査の枠組みは実態と合わないという指摘が出ている。勉強会などを通じ、承認審査の迅速化などを訴えていく。 日本経済新聞.,2019/5/31

千葉大学の共同研究によって開発した皮膚科医向けのカメラ

2019年05月31日 | 診断 分析 検査 予防 実験動物
カシオ計算機 ダーモカメラ「DZーD100」

 同社のカメラ技術をもとに、千葉大学の共同研究によって開発した皮膚科医向けのカメラ。小型・軽量でありながらも、病変の色や構造を確認するための接写と、病変の位置を確認するための患部周辺を含めた全体の撮影が1台で可能。Sankei Biz.,2019.5.23


「造血幹細胞」 文房具「のり」の成分使い初の大量培養に成功

2019年05月31日 | 医療 医薬 健康
東京大学医科学研究所の山崎聡特任准教授などのグループは、文房具の「のり」の成分である高分子化合物のポリビニルアルコールの中で、マウスの造血幹細胞を培養したところ、1か月余りで200倍から900倍に増やすことに世界で初めて成功したと発表しました。 NHK NEWS web.,2019年5月30日

危険なウイルス保管 地元に伝達

2019年05月31日 | NEWSクリッピング

国立感染症研究所は、エボラ出血熱など危険性が最も高いとされる5種類のウイルスを海外から輸入して、東京・武蔵村山市にある専用の施設で取り扱うことを決め、30日地元の住民の代表に正式に伝えました。
研究所は、東京オリンピック・パラリンピックに向けて感染症対策を強化するためだとしていますが、住民からは不安は解消されていないとする意見も出されました。NHK NEWS web.,2019年05月30日

白血病新薬にケチ…命を費用対効果で語る麻生氏に批判殺到

2019年05月31日 | NEWSクリッピング
白血病の新型治療薬「キムリア」に対する保険適用が22日から始まりました。価格は3349万円と1回当たりの薬価としては過去最高額。これに、麻生財務相が「よく言われる費用対効果。高額の医療をやって存命された期間が大体、数カ月。そのために数千万の金が必要なんですか」とケチをつけたのです。これには批判が殺到しています。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/254494


光制御性ウイルスベクター ウイルスベクターの遺伝子発現や増殖を自由自在に操れる世界初の技術

2019年05月30日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2019.05.28
東京大学

田原舞乃主任研究官、竹田誠部長(国立感染症研究所)、佐藤守俊教授(東京大学大学院総合文化研究科)、谷憲三朗教授(東京大学医科学研究所)らの共同研究グループは、マグネット(注 1)という光スイッチタンパク質を使って、遺伝子発現や増殖を思いのままにスイッチオン・スイッチオフできる世界初のウイルスベクター(注 2)の開発に成功しました。
https://research-er.jp/articles/view/79863


犬の希少がんの治療標的を発見

2019年05月30日 | 獣医 動物実験 
日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2019.05.29
東京大学

東京大学大学院農学生命科学研究科獣医学専攻の西村亮平教授らの研究チームは、犬などの食肉目にのみ存在する器官である肛門嚢腺に由来し、予後の悪いがんである肛門嚢腺がんの治療標的を探索し、その候補分子としてヒト上皮成長因子様受容体2 (HER2)を同定しました。
https://research-er.jp/articles/view/79870

マイクロ心臓を作る-自発的心筋ブリッジ現象の利用-

2019年05月30日 | 細胞と再生医療
日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2019.05.29
理化学研究所 慶應義塾大学

理化学研究所(理研)生命機能科学研究センター集積バイオデバイス研究チームの田中陽チームリーダー、田中信行研究員、慶應義塾大学理工学部の山下忠紘助教、スイス連邦工科大学チューリッヒ校健康科学技術学部のヴィオラ・フォーゲル教授らの国際共同研究チーム※は、微小な溝が刻まれたシート上でラットの心筋細胞を培養することで、溝を橋渡しする立体的な拍動組織「心筋ブリッジ」を自発的に形成させ、さらにその特性から“マイクロ心臓”ともいうべき機能性が実現できることを明らかにしました。
https://research-er.jp/articles/view/79873