バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

世界に鳥インフル拡散 致死率6割超

2007年02月11日 | NEWSクリッピング
 新型インフルエンザへの変異が懸念されている強毒性の鳥インフルエンザ(H5N1型)の感染が世界に広がり、死者は167人、致死率は6割を超えた。鳥への感染で日本、韓国、欧州へ拡大しているのは、中国西部の青海湖で一昨年、野鳥を大量死させたウイルスと同じ「青海湖系統」とみられ、専門家は「これからさらに家禽(かきん)への感染が増える」と警告している。産経新聞2007-02-11

PRKAA2遺伝子多型による2型糖尿病発症素因の検出方法

2007年02月11日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2005-121591 出願日 : 2005年4月19日
公開番号 : 特許公開2006-296270 公開日 : 2006年11月2日
出願人 : 国立大学法人 東京大学 発明者 : 門脇 孝 外2名

発明の名称 : PRKAA2遺伝子多型による2型糖尿病発症素因の検出方法

【課題】AMPK遺伝子多型多型の検出によりインスリン抵抗性または2型糖尿病の素因を調べる方法を見出すこと。
【解決手段】2型糖尿病患者由来DNAの遺伝子配列をデータベースGenBankの配列と比較し、PRKAA2遺伝子の新規SNPを発見した。該新規SNPを含む10個のSNPについて連鎖不平衡解析を実施し、解析結果から、10個のSNPを6個のクラスターに分類した。各クラスターからSNPを1つずつ選択して作成したハプロタイプと糖尿病との関連性を解析したところ、SNP:rs2051040に関してマイナー(A)アリルおよび他の5個のSNPに関してメジャーアリルを有するハプロタイプが有意に糖尿病と関連することを見出した。また、上記10個のSNPとインスリン抵抗性の関連性について検討し、rs2051040がインスリン抵抗性と関連することを見出した。

新規肝がんバイオマーカーおよび該バイオマーカーを用いた肝がんの検出方法

2007年02月11日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2005-134627 出願日 : 2005年5月2日
公開番号 : 特許公開2006-308533 公開日 : 2006年11月9日
出願人 : 株式会社MCBI 外1名 発明者 : 内田 和彦 外3名

発明の名称 : 新規肝がんバイオマーカーおよび該バイオマーカーを用いた肝がんの検出方法

【課題】 正常人と肝がん患者において存在の有無、存在量が異なるタンパク質およびその部分ペプチドを用いて肝がんを検出する方法、ならびに該タンパク質および部分ペプチドからなる肝がん検出のためのバイオマーカーの提供。
【解決手段】 配列番号1で表されるアミノ酸配列からなるフィブリノーゲンα鎖、配列番号3で表されるアミノ酸配列からなるフィブリノペプチドA like、配列番号5で表されるアミノ酸配列からなる補体C4A、配列番号7で表されるアミノ酸配列からなるインターαトリプシンインヒビター、配列番号9で表されるアミノ酸配列からなるゲルソリン、配列番号11で表されるアミノ酸配列からなるアポリポプロテインA1、配列番号13で表されるアミノ酸配列からなるα2マクログロブリン、配列番号15で表されるアミノ酸配列からなるα1アンチトリプシン、配列番号2で表されるアミノ酸配列からなるフィブリノーゲンα鎖の部分ペプチド、配列番号4で表されるアミノ酸配列からなるフィブリノペプチドA likeの部分ペプチド、配列番号6で表されるアミノ酸配列からなる補体C4Aの部分ペプチド、配列番号8で表されるアミノ酸配列からなるインターαトリプシンインヒビターの部分ペプチド、配列番号10で表されるアミノ酸配列からなるゲルソリンの部分ペプチド、配列番号12で表されるアミノ酸配列からなるアポリポプロテインA1の部分ペプチド、配列番号14で表されるアミノ酸配列からなるα2マクログロブリンの部分ペプチド、配列番号16で表されるアミノ酸配列からなるα1アンチトリプシンの部分ペプチド、配列番号17で表されるアミノ酸配列からなるインターαトリプシンインヒビター重鎖H4前駆体の部分ペプチドからなる群から選択される少なくとも1つのタンパク質またはペプチドからなる肝がん検出のための肝がんバイオマーカー。

血清糖蛋白質をバイオマーカーとするアルツハイマー病の診断方法

2007年02月11日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2005-138070 出願日 : 2005年5月11日
公開番号 : 特許公開2006-317210 公開日 : 2006年11月24日
出願人 : 独立行政法人理化学研究所 発明者 : 北爪 しのぶ 外7名

発明の名称 : 血清糖蛋白質をバイオマーカーとするアルツハイマー病の診断方法

【課題】 血中のα2,6シアル酸残基を持つ糖蛋白質の代謝変化を検出して、孤発性アルツハイマー病の診断薬及び診断方法を提供すること。
【解決手段】 α2,6シアル酸含有糖蛋白質を検出するためのレクチンを含む、アルツハイマー病の診断薬。

組織の関心対象の特定領域中でタンパク質バイオマーカーを直接同定する方法

2007年02月11日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2006-154834 出願日 : 2006年6月2日
公開番号 : 特許公開2006-337371 公開日 : 2006年12月14日
出願人 : エフ.ホフマン-ラ ロシュ アーゲー 発明者 : オーギュスティン アンジェリク 外3名

発明の名称 : インサイチューでのバイオマーカー同定

【課題】本発明は、インサイチューでの新規タンパク質バイオマーカー同定のための新規の方法を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、ある組織の関心対象の特定領域中でタンパク質バイオマーカーを直接同定する方法に関する。本方法は、MALDIイメージング質量分析結果の分析によって関心対象の質量を同定する工程、ならびに続いて、組織の関心対象の特定領域からの直接溶出、分画、及びタンデム質量分析によって、該関心対象の質量により表されるタンパク質を同定する工程を含む。

微生物心棒を用いるナノ構造体の製造

2007年02月11日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2004-186206 出願日 : 2004年6月24日
公開番号 : 特許公開2005-13230 公開日 : 2005年1月20日
出願人 : ヒューレット-パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. 発明者 : スティーブン・イー・カーペンター

発明の名称 : 微生物心棒を用いるナノ構造体の製造

ナノ構造体が整然と配列しているナノ構造体アレイを提供する。
【解決手段】
本発明のナノ構造体アレイは、所定のパターンにて基材上に配置されている多数のナノ構造体70からなり、該ナノ構造体は、所定の向きに配向しており、且つ所定の微生物40の固有直径に等しい内側直径を有することによって特徴づけられる。

バイオ塾情報創庫DB 新着情報2007-02-11

2007年02月11日 | 医薬工学 製剤 DDS
◇翻訳開始因子eIF1Aに結合するリボ核酸
  http://blog.drecom.jp/bio21st/archive/153
◇転写開始部位を含む1本鎖遺伝子タグ群の製造方法 
  http://blog.drecom.jp/bio21st/archive/154
◇~オカルト化する現代科学~
  http://blog.drecom.jp/bio21st/archive/156
◇~科学を語らない科学者たち~ 
  http://blog.drecom.jp/bio21st/archive/157
◇単層カーボンナノチューブの安価な大量合成法を開発 
  http://blog.drecom.jp/bio21st/archive/158

ピロリン-5-カルボン酸合成酵素(P5CS)をマーカーとした大腸癌の検出方法

2007年02月11日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2005-214695 出願日 : 2005年7月25日
公開番号 : 特許公開2007-28950 公開日 : 2007年2月8日
出願人 : オリエンタル酵母工業株式会社 外1名 発明者 : 矢野 竹男 外7名

発明の名称 : ピロリン-5-カルボン酸合成酵素(P5CS)をマーカーとした大腸癌の検出方法

【課題】発癌過程で発現が増加する蛋白質である、ピロリン-5-カルボン酸合成酵素(以下P5CSと表記する)を特異的に認識する抗体を産生するハイブリドーマ、該ハイブリドーマが産生する抗P5CS特異的モノクローナル抗体および該抗体を利用するP5CSの免疫化学的検出方法を提供する。
【解決手段】P5CSの65-76番目のアミノ酸配列と特異的に結合するモノクローナル抗体は、例えば、融合細胞クローン1B3(受託番号 FERM AP-20587)により産生される。このモノクローナル抗体1B3を検出用抗体として利用してWB、免疫沈降、ELISAなどを行なえば、検体中のP5CS蛋白質またはP5CS関連ペプチドを検出することができる。

初の犬向け「減量薬」登場

2007年02月11日 | NEWSクリッピング
 人間と同様、飼い犬の肥満も深刻な問題になっており、食品医薬品局(FDA)は、ファイザー製の犬用減量剤「スレントロル(Slentrol)」を医薬品として承認した。ワシントン・ポストによると、犬専用の減量薬の承認は国内で初めて。スレントロルには犬の食欲と脂肪吸収を抑える働きがある。種類によって平均体重が違う犬の場合、理想体重を20%以上超えると肥満とみなされる。米国では現在、飼い犬の3分の1以上が平均体重を上回っているか肥満だと言われている。
ファイザーによると、服用する犬の50%は4カ月で体重の11%を減らせるという。ただし適切な食事制限と運動も必要になる。コストは、1日当たり1〜2ドル程度。週刊U.S.FrontLine 2007-04 p.4
◇Slentrol (dirlotapide) Goes to the Dogs
  By Peggy Peck, Managing Editor, MedPage Today (January 05, 2007)

天然物由来のペルオキシソーム増殖剤応答性受容体γ(PPARγ)リガンド剤

2007年02月11日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願2003-335477 出願日 : 2003年9月26日
公開番号 : 特許公開2005-97216 公開日 : 2005年4月14日
出願人 : 株式会社カネカ 発明者 : 西山 陶三 外5名

発明の名称 : PPARγリガンド剤

【課題】 天然物由来のペルオキシソーム増殖剤応答性受容体γ(PPARγ)リガンド剤、及びそれを有効成分として含有するメタボリックシンドローム、インスリン抵抗性、2型糖尿病、高脂血、高血圧、内臓脂肪型肥満、脂肪肝の予防及び改善する作用を有する組成物を提供することを課題とする。
【解決手段】 本発明のPPARγリガンド剤は、デヒドロジオイゲノールA、デヒドロジオイゲノールB、マグノロール、オレアノール酸、ベツリン酸、及びこれらの化合物の医薬上又は飲食上許容される塩である。本発明のPPARγリガンド剤を有効成分とする組成物は、メタボリックシンドローム、インスリン抵抗性、2型糖尿病、高脂血、高血圧、内臓脂肪型肥満、脂肪肝の予防及び改善する上で有用である。