バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

フェニルアラニンを高レベルに蓄積する変異植物

2009年05月31日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2005-309408 出願日 : 2005年10月25日
公開番号 : 特許公開2006-149377 公開日 : 2006年6月15日
出願人 : 独立行政法人科学技術振興機構 外2名 発明者 : 若狭 暁 外2名
発明の名称 : フェニルアラニンの合成に関与する遺伝子、および、フェニルアラニンを高レベルに蓄積する変異植物

【課題】高発現させることによってフェニルアラニンの蓄積量をより向上させることのできる新規遺伝子とその利用方法を提供する。
【解決手段】5-メチルトリプトファン(5MT)抵抗性を有するイネ変異体(MTR1変異体)から、ポジショナルクローニングによりフェニルアラニンの量が増加する遺伝子を同定し、フェニルアラニンおよびに関与する新規遺伝子として単離した。この遺伝子は、フェニルアラニンの二次代謝物であるフェニルプロパノイド類、および、トリプトファンの量も増加させる。明細書 >>かんたん特許検索PDF

イネのアントラニル酸合成酵素遺伝子OASA2の新規改変遺伝子およびその利用

2009年05月31日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2005-55165 出願日 : 2005年2月28日
公開番号 : 特許公開2006-42801 公開日 : 2006年2月16日
出願人 : 国立大学法人愛媛大学 外2名 発明者 : 戸澤 譲 外2名
発明の名称 : イネのアントラニル酸合成酵素遺伝子OASA2の新規改変遺伝子およびその利用

【課題】 トリプトファンによるフィードバック阻害に対する抵抗性を獲得した改変イネアントラニル酸合成酵素および当該改変酵素をコードする新規改変遺伝子を提供する。
【解決手段】 イネアントラニル酸合成酵素遺伝子OASA2の塩基配列に変異を導入し、特定の複数のアミノ酸に置換が生じたイネアントラニル酸合成酵素は、トリプトファンによるフィードバック阻害に対する抵抗性を獲得すると共に野生型イネアントラニル酸合成酵素と同程度以上の酵素活性を維持している。明細書 >>かんたん特許検索PDF

L-アミノ酸の製造法

2009年05月31日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2006-25620 出願日 : 2006年2月2日
公開番号 : 特許公開2009-95237 公開日 : 2009年5月7日
出願人 : 味の素株式会社 発明者 : 今泉 明

【課題】従来よりもさらに改良された発酵法によるL-アミノ酸の製造法を提供する。
【解決手段】phoレギュロンプロモーターの下流に、そのプロモーターにより発現するように、L-アミノ酸生合成系酵素をコードする構造遺伝子が接続されたDNA断片を導入することにより、前記プロモーターによる発現の誘導によってL-アミノ酸生合成系酵素の活性が増大するように改変された、腸内細菌科に属するL-アミノ酸生産能を有する微生物を培地で培養して、L-アミノ酸を該培地に生成蓄積させ、該培地よりL-アミノ酸を採取する、L-アミノ酸の製造方法であって、前記培地中のリン濃度が、前記プロモーターによる発現が誘導される濃度である方法。 明細書 >> バイオ塾情報創庫DB

L-アミノ酸の製造法

2009年05月31日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2006-25620 出願日 : 2006年2月2日
公開番号 : 特許公開2009-95237 公開日 : 2009年5月7日
出願人 : 味の素株式会社 発明者 : 今泉 明

【課題】従来よりもさらに改良された発酵法によるL-アミノ酸の製造法を提供する。
【解決手段】phoレギュロンプロモーターの下流に、そのプロモーターにより発現するように、L-アミノ酸生合成系酵素をコードする構造遺伝子が接続されたDNA断片を導入することにより、前記プロモーターによる発現の誘導によってL-アミノ酸生合成系酵素の活性が増大するように改変された、腸内細菌科に属するL-アミノ酸生産能を有する微生物を培地で培養して、L-アミノ酸を該培地に生成蓄積させ、該培地よりL-アミノ酸を採取する、L-アミノ酸の製造方法であって、前記培地中のリン濃度が、前記プロモーターによる発現が誘導される濃度である方法。 明細書 >> バイオ塾情報創庫DB

免疫賦活剤、食品及び液状食品組成物

2009年05月31日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2004-288343 出願日 : 2004年9月30日
公開番号 : 特許公開2005-126429 公開日 : 2005年5月19日
出願人 : 独立行政法人科学技術振興機構 発明者 : 柘植 圭介 外3名

【解決課題】アマノリ属海藻の水溶性画分に含まれるポルフィランの新たな用途を開発する。
【解決手段】本発明者らは、アマノリ属海藻の水溶性画分及びその主成分であるポルフィランが、免疫賦活作用を有し、特に腸管膜リンパ節リンパ球のIgA産生能及び血清中IgA濃度を向上させることを初めて見出した。この知見に基づき、ポルフィランを含む医薬製剤、食品組成物、及び液状食品組成物が提供された。食品組成物にはポルフィランが35~90重量%含まれることが好ましく、液状食品組成物には、ポルフィランが0.01~2.5重量%含まれることが好ましい。 明細書 >>かんたん特許検索PDF

A型プロアントシアニジンオリゴマー画分及びその製造方法

2009年05月31日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2006-345941 出願日 : 2006年12月22日
公開番号 : 特許公開2008-156265 公開日 : 2008年7月10日
出願人 : 山形県 外2名 発明者 : 菅原 哲也 外3名

【課題】ピーナッツ渋皮を原材料としたA型プロアントシアニジンオリゴマーを主要成分とする高生理活性画分を、安価に、かつ効率的に製造する方法、及び、該生理活性画分の機能性素材としての利用を提供すること。
【解決手段】ピーナッツ渋皮熱水抽出液をポリスチレン系合成吸着剤で吸着処理し、該吸着剤を10~50容量%のエタノールで溶出処理した後、60~100容量%エタノールで可溶性成分を溶出分取することにより、A型プロアントシアニジンオリゴマーを主要成分とする生理活性画分を製造する。該製造方法により、生体内での吸収性・安定性に優れ、活性低下の少ない高生理活性のプロアントシアニジンを、安価に、かつ効率的に製造することができる。該生理活性画分は、そのオリゴマー画分が、従来のピーナッツ渋皮由来プロアントシアニジンと比較して、抗酸化性、肝機能障害抑制作用のような機能性素材として高い生理活性を有する。 明細書 >>かんたん特許検索PDF

栗由来の糖質分解酵素阻害物質、及びその用途

2009年05月31日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願2007-509772 出願日 : 2005年9月13日
公表番号 : 特許公表2008-512345 公表日 : 2008年4月24日
出願人 : 辻田 隆廣 外2名 発明者 : 辻田 隆廣 外1名

本発明は、糖尿病の予防、緩和及び肥満の防止に有効な、植物より得られる糖質分解酵素阻害物質及びそれを含有する飲食品や医薬品を提供する。本発明は、糖質分解酵素阻害物質として、栗渋皮を、エタノールまたはエタノール溶液を用いて抽出することによって得られるα-アミラーゼ阻害物質またはα-グルコシダーゼ阻害物質を使用することによって達成できる。また、本発明は、当該糖質分解酵素阻害物質を、糖質の消化吸収遅延、食後の血糖上昇抑制または抗肥満のための有効成分として、食品組成物や医薬組成物に配合することによって達成できる。明細書 >>かんたん特許検索PDF

iPS細胞の安全な作製手法を開発、来年に臨床試験へ

2009年05月31日 | NEWSクリッピング
【5月29日 AFP】米研究機関「Stem Cell & Regenerative Medicine International(幹細胞と再生医療に関する国際研究所)」とハーバード大学(Harvard University)は28日、皮膚細胞から安全に幹細胞を誘導する方法を開発したと発表した。万能細胞の臨床用途としての可能性が一段と高まったことになる。
 研究チームは、細胞に浸透するペプチドを用いて遺伝子を融合させるという手法で、遺伝子を誘導することに成功した。この手法だと、遺伝子突然変異のリスクはないという。 AFP News.,2009年05月29日

ヒメナ、採血せずに血液型をDNAで判定する一般向け検査キット、1万9800円で

2009年05月30日 | NEWSクリッピング
 遺伝子情報の専門会社ヒメナ・アンド・カンパニーは、口の中の粘膜を採取してDNAの配列からABO式血液型を判定する「ABO式血液型遺伝子検査キット」を5月28日に発売した。血液を採取せずに判定できるのが特徴。価格は1万9800円だが、発売記念特価として当面1万4700円で販売する。 朝日新聞(Web版)2009年5月29日

放線菌H+-pyrophosphatase合成遺伝子の作成と大腸菌での発現システム

2009年05月30日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2004-95153 出願日 : 2004年3月29日
公開番号 : 特許公開2007-222003 公開日 : 2007年9月6日
出願人 : 松下電器産業株式会社 発明者 : 夜久 英信 外4名
発明の名称 : 放線菌H+-pyrophosphatase合成遺伝子の作成と大腸菌での発現システム

【課題】野生型放線菌H+-PPase遺伝子をプラスミド状にて、大腸菌に導入すると、その形質転換株の生育は非常に悪く、またプラスミドも安定して存在することができなかった。さらに、しばしば相同組み換えが起こり、その結果としてH+-PPaseの機能も失われた。



【解決手段】野生型放線菌H+-PPase遺伝子の配列について、アミノ酸配列が変わらないことを条件として、大腸菌にとってのレアコドンを他のコドンに置き換える。このように改変した改良型放線菌H+-PPase遺伝子は大腸菌内においてプラスミド上で安定して存在することができ、また、その形質転換株の生育は通常と変わらない。そしてこの大腸菌内において発現される放線菌H+-PPaseの活性は維持されている。明細書(特許公開公報) >> ekouhou.net