バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

セサミンを代謝する新たな酵素及びその遺伝子

2017年10月31日 | からだと遺伝子
整理番号 S2016-0565-N0

出願番号 特願2016-062651
公開番号 特開2017-169547
出願日 平成28年3月25日(2016.3.25)
公開日 平成29年9月28日(2017.9.28)
発明者
小林 達彦
熊野 匠人
出願人
国立大学法人 筑波大学
発明の名称 新規タンパク質及びその使用 NEW
発明の概要 【課題】セサミンを代謝する新たな酵素及びその遺伝子を提供する。
【解決手段】以下のいずれかに記載の核酸:(a)特定の配列を有する核酸、(b)特定の配列と同一性が80%以上でありセサミン又はその誘導体をカテコール体に変換するタンパク質をコードする核酸、(c)特定の配列と相補的な核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし且つセサミン又はその誘導体をカテコール体に変換するタンパク質をコードする核酸、(d)特定の配列のタンパク質をコードする核酸、(e)特定の配列と同一性が80%以上であり且つセサミン又はその誘導体をカテコール体に変換するタンパク質をコードする核酸、(f)特定の配列において1若しくは数個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加され且つセサミン又はその誘導体をカテコール体に変換するタンパク質をコードする核酸。J-Store >>国内特許コード P170014647

不均一ながん細胞群の形態を指標として分離

2017年10月31日 | 癌 ガン がん 腫瘍
産業総研プレスリリース 2017/10/23

-新たながん検査法の開発へ期待-

 国立研究開発法人 産業技術総合研究所と国立大学法人 筑波大学は共同で、マウス乳がん由来細胞4T1Eを、ハイドロゲルに包埋した三次元培養下での形態を指標として複数のサブポピュレーションに分離したところ、形態ごとに異なる性質を示すサブポピュレーションが得られ、得られたサブポピュレーションが異なる薬剤感受性を示すことを確認しました。http://www.aist.go.jp/aist_j/new_research/2017/nr20171023/nr20171023.html

急性白血病、化合物2種で治療効果…理研がマウス実験で確認

2017年10月31日 | 癌 ガン がん 腫瘍
読売新聞(web版) YomiDr.,2017年10月30日
ニュース・解説

 理化学研究所などの研究チームは、再発率が高く完治が難しい急性骨髄性白血病で、2種類の化合物を投与すると治療効果が高まることをマウスを使った実験で確認したと発表した。

 研究チームは2年以内の臨床研究を目指すという。論文が米医学誌に掲載された。
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20171030-OYTET50024/?catname=news-kaisetsu_news

根強い誤解…「劣性遺伝」を「潜性遺伝」に言い換える案

2017年10月31日 | からだと遺伝子
読売新聞web版 YomiDr.2017年10月30日

ニュース・解説
「劣性遺伝」は「劣った性質」ではない


根強い誤解…「劣性遺伝」を「潜性遺伝」に言い換える案

 遺伝の研究者らでつくる日本遺伝学会は9月、遺伝学用語集の改訂版「遺伝単」を出版し、用語の新しい言い換え案を発表しました。中でも注目されるのが、「優性遺伝」を「 顕性けんせい 遺伝」に、「劣性遺伝」を「 潜性せんせい 遺伝」にそれぞれ改めようという提案です。
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20171027-OYTET50015/?from=ytop_os1

ビルベリー又はその溶媒抽出物、枇杷葉又はその溶媒抽出物は、カルパイン活性抑制作用が顕著に優れる

2017年10月30日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
カルパイン活性抑制剤

出願人: 株式会社コスモステクニカルセンター
発明者: 藤代 美有紀, 矢作 彰一, 岡野 由利, 正木 仁

出願 2010-168286 (2010/07/27) 公開 2012-025713 (2012/02/09


【要約】【課題】カルパインの過剰な活性化によりもたらされる種々の疾患の予防及び治療に利用できる安全性に優れたカルパイン活性抑制剤を提供すること。【解決手段】ツツジ科スノキ属に属する植物、バラ科ビワ属に属する植物からなる群から選択される1種又は2種以上の植物又はそれらの植物の溶媒抽出物、特にビルベリー又はその溶媒抽出物、枇杷葉又はその溶媒抽出物は、カルパイン活性抑制作用が顕著に優れることを見出した。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2012025713/

審査最終処分:未審査請求によるみなし取下

iPS細胞におけるゲノム変異の解明

2017年10月29日 | 細胞と再生医療
理化学研究所(理研)ライフサイエンス技術基盤研究センター機能性ゲノム解析部門の吉原正仁特別研究員(研究当時)、科学技術ハブ推進本部予防医療・診断技術開発プログラムの村川泰裕マネージャー、林崎良英プログラムディレクターと、量子科学技術研究開発機構放射線医学総合研究所放射線障害治療研究部の安倍真澄部長、大阪大学大学院医学系研究科の西田幸二教授らの共同研究グループは、マウスおよびヒトiPS細胞(人工多能性幹細胞)※1樹立時に生じるゲノム変異のパターンを全ゲノムレベルで明らかにしました。 ResOU.,2017年10月11日

細胞周期の間期(G1・S・G2)を3色で識別する技術の開発

2017年10月29日 | 医療 医薬 健康
-細胞周期可視化技術Fucciの多様化で再生医療などに貢献-

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2017.10.27
理化学研究所 日本医療研究開発機構

理化学研究所(理研)脳科学総合研究センター細胞機能探索技術開発チームの宮脇敦史チームリーダーと阪上(沢野)朝子研究員らの共同研究グループ※は、細胞周期をより細かく色分けする新しい蛍光プローブ「Fucci(CA)」を開発しました。
https://research-er.jp/articles/view/64332

日本初!経皮的補助人工心臓を用いた急性心不全の治療に成功!

2017年10月29日 | 循環系 心臓
ResOU.,2017-10-26

薬物療法抵抗性の心原性ショック※1等による急性心不全※2に対しては、補助循環装置※3を用いた治療が施行されることが多いですが、過去20年間で補助循環装置における新しいテクノロジーは出現しておらず、治療の選択肢は限られていました。既存の補助循環装置では血行動態の改善と心筋の負荷軽減を同時に、且つ低侵襲に行うことは難しく、それらを実現できるテクノロジーの出現が待ち望まれていました。
http://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2017/20171026_1

遺伝子を操作する“人工転写因子”でがんの増殖を阻害

2017年10月29日 | 癌 ガン がん 腫瘍
遺伝子を操作する“人工転写因子”でがんの増殖を阻害
~がんの増殖を担う遺伝情報を読めないようにする革新的技術を開発~

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2017.10.27
岡山大学

 岡山大学大学院自然科学研究科(工)生体機能分子設計学研究室の世良貴史教授、森友明特任助教らの研究グループは、川崎医科大学の猶本良夫教授、深澤拓也准教授との共同研究により、がんの遺伝情報のひとつである「がん増殖遺伝子」を読めなくする、テーラーメイドの人工タンパク質『人工転写因子』の開発に世界で初めて成功しました。
https://research-er.jp/articles/view/64352