バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

透析された血清を有する心筋細胞培地

2016年04月30日 | 医療 医薬 健康
出願人: セルラー ダイナミクス インターナショナル, インコーポレイテッド
発明者: メイヤー, ナザン, スワンソン, ブラッド, フェイン, スティーブ

出願 2013-515582 (2011/06/20) 公開 2013-528401 (2013/07/11)

【要約】心筋細胞の維持のための方法及び組成物が提供される。例えば、ある観点によれば、心筋細胞の長期純度を維持するために、血清を実質的に有さないか又は透析された血清を含む培地において心筋細胞を培養する方法が提供される。さらなる観点によれば、心筋細胞の調節方法が提供される。本発明の観点は、特に均質性の点から、心筋細胞集団の純度を維持するための方法を提供することにより技術的主要欠陥を克服する。ある態様によれば、下記に使用される培地において精製された心筋細胞集団を培養することを含む、精製された心筋細胞の集団の純度を維持するための方法が提供され、ここで前記集団は少なくとも1週間~7ヶ月間、培養され、そして心筋細胞の純度を維持する。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2013528401/

化合物で皮膚を心筋に

2016年04月30日 | 細胞と再生医療
化合物で皮膚を心筋に
米チーム、神経も作製

 【ワシントン共同】人やマウスの皮膚に含まれる線維芽細胞に9種類の化合物を加えて心筋細胞や神経細胞に変化させることに成功したと米グラッドストーン研究所(カリフォルニア州)のチームが28日、米科学誌サイエンスなどに発表した。

 この心筋細胞は鼓動するなどの特徴を備えており、心筋梗塞のマウスに移植すると部分的に心筋を修復できたという。将来は医療への応用を目指す。

 人工多能性幹細胞(iPS細胞)と比較すると、細胞に外部から遺伝子 を導入したり、万能細胞を経由したりしないため、手間や時間がかからない、より効率的な手法として期待される。共同通信.,2016/4/29

老化した細胞の除去で寿命が延長、マウス実験で確認

2016年04月30日 | 加齢 老化制御
「中高年」マウスの臓器内にある老朽化した細胞を除去することで、マウスがより健康で長生きになったとの研究結果が3日、発表された。抗加齢治療に興味深い可能性を提起する結果だという。

 英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された研究論文によると、年老いた「老化細胞」を除去したマウスは、除去しなかった同世代のマウスに比べて、腎臓機能の向上、心臓の強化、がん発病の遅れ、白内障の減少などがみられたという。 さらには、寿命も延びた。 AFP BB News.,2016年02月04日

年齢より「老けて見える」、関連遺伝子を発見 研究

2016年04月30日 | からだと遺伝子
AFP=時事 4月29日

【AFP=時事】若々しく年を重ねる人がいる理由を、優良遺伝子で説明できることは誰でも知っているが、このたび発見されたのは、実際の年齢より約2歳老けて見える原因となり得る遺伝子変異だ。研究結果が28日、米科学誌カレント・バイオロジー(Current Biology)に発表された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160429-00000018-jij_afp-int


三重螺旋DNA

2016年04月29日 | NEWSクリッピング

アメリカ、カリフォルニア州のシャスタ山にあるアヴァロンウェルネスセンターのブレンダ・フォックス博士はDNAが3重螺旋の子供を見つけたという。

以前から遺伝子の組み合わせ次第で、人類の遺伝子は12重らせん構造まで形成することが可能であることが分かっている。

四重鎖のDNAは、複製された DNA 構造に「罠」をしかけるように、細胞分裂を阻止するという。

科学者たちは、この作用により、癌細胞の爆発的な増殖を止めることができることを確信しているという。Day Trado Net.,2013月04月27日

MERS感染、15分で判定 横浜市立大など検出法開発

2016年04月29日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

MERS感染、15分で判定 横浜市立大など検出法開発

竹石涼子

 中東で患者の発生が続く中東呼吸器症候群(MERS)のウイルスを簡単に短時間で検出できる方法を開発した、と横浜市立大と試薬メーカー関東化学(東京)が26日、発表した。現在の方法では2~3時間かかるが、15分程度で判定できるという。朝日新聞(Web版)2016年4月26日

STAP細胞、「つくることに成功した」と若山教授が発言…共同研究者も「見た」と証言

2016年04月29日 | 細胞と再生医療

STAP細胞、「つくることに成功した」と若山教授が発言…共同研究者も「見た」と証言
文=上田眞実/ジャーナリスト
 一連のSTAP細胞論文問題をめぐり2014年12月に理化学研究所を退職した小保方晴子氏がその体験を綴った手記『あの日』(講談社)が1月に出版され、STAP細胞は再び世間の注目を浴びることとなった。そして先月、小保方氏がSTAP細胞のプロトコル(作製手順)をHP上で公開し、STAP細胞は科学的議論の場に戻った。
JB Business.,2016.04.28

ミトコンドリアゲノムの初期化機構を発見

2016年04月29日 | 細胞と再生医療

理化学研究所
国立精神・神経医療研究センター

-変異したミトコンドリアDNAはどうやって“リセット”されるのか-

理化学研究所(理研)吉田化学遺伝学研究室の凌楓(リン・フォン)専任研究員、吉田稔主任研究員、国立精神・神経医療研究センター(NCNP)メディカル・ゲノムセンターの後藤雄一センター長らの共同研究グループは、細胞分裂後にできる娘細胞にミトコンドリアDNA(mtDNA)からなる「線状多量体(コンカテマー)[1]」が送り込まれることでミトコンドリアゲノムの初期化が促進されるという、mtDNA複製と分配の新しいメカニズムを発見しました。理研・報道発表資料 2016年4月28日