バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

中国におけるサトウキビの総合利用

2007年03月31日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
一つのゼロ・エミッションモデル
中国科学アカデミーエコ環境科学研究センター Prof.Jinsong Yan
(翻訳・編集:RIS研究部長 喜屋武 臣市)
最近、海南島では生態系をより重視した総合利用の具体的な検討に入っているといわれており、島嶼モデルとしても注目される。亜熱帯総合研究所 http://subtropics.sakura.ne.jp/content/view/80/42/

─化学工業原料としての砂糖─

2007年03月31日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
砂糖は甘いだけのものではない
河本 正彦(神戸大学 名誉教授)
地球上の年間2,000億トンにのぼる再生産可能のバイオマスの約95%は、炭水化物であるが、人類に燃料、食料、諸種材料として利用されるのは3%以下で、残りは未利用のままである。http://sugar.lin.go.jp/japan/view/jv_9909b.htm

バイオリファイナリーの最近の展開と白色腐朽菌によるリグノセルロース前処理

2007年03月31日 | 加齢 老化制御
渡辺 隆司(京都大学生存圏研究所)
木材学会誌 Vol. 53 (2007) , No. 1 p.1-13
抄録: バイオリファイナリーとは,バイオマスから燃料,エネルギー源,化学品を化学産業,エネルギー産業として体系的に生産することであり,20世紀に発達した石油化学工業を,根本的に変える新しいコンセプトである。 J-Stage >> JOI JST.JSTAGE/jwrs/53.1

米国・欧州のバイオリファイナリーの動向

2007年03月31日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
―平成16年度NEDO成果報告書より―
NEDO技術開発機構エネルギー対策推進部が、平成16年度に実施した調査報告書「国際研究交流等を通じた地球温暖化防止関連技術に関する最新動向の調査研究」より、米国・欧州のバイオリファイナリーの動向についての調査結果の概要を紹介する。再生可能資源バイオマスからの大規模な化学品やエネルギーの生産は「バイオリファイナリー」と呼ばれ、地球温暖化に対する長期的、根本的解決方法として大きく期待されている。NEDO海外レポート NO.965, 2005.10. 19

バイオリファイナリー構築へ向けて

2007年03月31日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
地球環境に関わる新しい技術コンセプトとして「バイオリファイナリー」が注目されている。これは、再生可能資源バイオマスからの大規模な化学品・エネルギー生産を意味する米国生まれの新規造語であり、米国は石油ベースのオイルリファイナリーからの大転換実現を国家科学戦略としている。
http://www.rite.or.jp/Japanese/kicho/kikaku/world/world04/03-12_13.pdf

L-アラビノースの製造方法並びにL-アラビノース含有酵素処理物及びその製造方法

2007年03月31日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
ユニチカでは、植物中に存在する糖質の一種である“L-アラビノース”を、砂糖の原料となる甜菜(ビート)から安全かつ効率的に抽出し、「ユニチカL-アラビノース」として商品化している。さらに、L-アラビノースと糖の吸収阻害や便通を良くすることなどで知られている食物繊維を組み合わせることで、砂糖や炭水化物の吸収抑制効果が相乗的に高まることを見出し、特許取得した。http://www.mylifenote.net/003/4_18.html

出願番号 : 特許出願2004-236545 出願日 : 2004年8月16日
公開番号 : 特許公開2006-50996 公開日 : 2006年2月23日
出願人 : ユニチカ株式会社 発明者 : 高石 直樹 外1名

発明の名称 : L-アラビノースの製造方法

【課題】 L-アラビノースおよびL-アラビノース含有アラビナン、アラビノキシラン、アラビノガラクタン含有天然物を容易かつ安価に製造する方法を提供する。
【解決手段】 アラビナン、アラビノキシラン又はアラビノガラクタンを含有する天然物から、アラビナン、アラビノキシラン又はアラビノガラクタンなどの多糖を分離抽出することなく、L-アラビノース遊離活性を有する酵素、繊維崩壊活性を有する酵素、ペクチン分解活性を有する酵素を同時または別々に作用させることを特徴とするL-アラビノースまたはL-アラビノース含有酵素処理物の製造方法。

出願番号 : 特許出願2000-224013 出願日 : 2000年7月25日
公開番号 : 特許公開2001-286294 公開日 : 2001年10月16日
出願人 : ユニチカ株式会社 発明者 : 田中 裕美 外4名

発明の名称 : L-アラビノースの製造方法並びにL-アラビノース含有酵素処理物及びその製造方法

【課題】 L-アラビノース及びL-アラビノース含有酵素処理物を容易かつ安価に製造する方法を提供する。
【解決手段】 アラビナン、アラビノキシラン又はアラビノガラクタンを含有する天然物に作用してL-アラビノースを遊離する活性を有する酵素を、アラビナン、アラビノキシラン又はアラビノガラクタンを含有する天然物に作用させてL-アラビノースを得るに際し、前記天然物からアラビナン、アラビノキシラン又はアラビノガラクタンを分離抽出することなく、直接に前記酵素を作用させてL-アラビノースを得ることを特徴とするL-アラビノースの製造方法。

出願番号 : 特許出願2000-288745 出願日 : 2000年9月22日
公開番号 : 特許公開2002-95491 公開日 : 2002年4月2日
出願人 : ユニチカ株式会社 発明者 : 田中 裕美 外1名

発明の名称 : L-アラビノース又はL-アラビノース含有酵素処理物の製造方法

【課題】 L-アラビノースおよびL-アラビノース含有アラビナン、アラビノキシラン、アラビノガラクタン含有天然物を容易かつ安価に製造する方法を提供する。
【解決手段】 アラビナン、アラビノキシラン又はアラビノガラクタンを含有する天然物から、アラビナン、アラビノキシラン又はアラビノガラクタンなどの多糖を分離抽出することなく、ペクチナーゼを直接に作用させることを特徴とするL-アラビノースまたはL-アラビノース含有酵素処理物の製造方法、ならびにアラビナン、アラビノキシラン又はアラビノガラクタンを含有する天然物から、アラビナン、アラビノキシラン又はアラビノガラクタンなどの多糖を分離抽出することなく、アラビナン、アラビノキシラン又はアラビノガラクタン分解酵素と、ペクチナーゼを併用して直接に作用させることを特徴とするL-アラビノースまたはL-アラビノース含有酵素処理物の製造方法。

劇症型A 群レンサ球菌感染症

2007年03月31日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
ヒト喰いバクテリア
大国寿士(日本医科大学微生物学免疫学教室)
J Nippon Med Sch Vol. 67: 371-374. (2000) .

A 群レンサ球菌(group A Streptococcus,以下A 群菌)は咽頭炎,扁桃炎あるいは膿痂疹などの急性局所性の化膿性炎の起因菌として知られているが,菌体代謝物質の一つである発熱毒素【streptococcal pyrogenicexotoxin(SPE),発赤毒素(erythrogenic toxin)とも呼ばれる】によって丹毒や猩紅熱が,またときに感染後,2 週前後の潜伏期を経て急性糸球体腎炎やリウマチ熱のような続発症を惹起する.近年,かかる続発症は抗生物質の出現とその効果的な使用方法の確立,社会経済状態の改善などにより,先進国では激減し,また猩紅熱も軽症化するとともに,発生頻度も低下し,昨年4 月より施行された感染症新法には猩紅熱の病名も消え,A 群溶血性レンサ球菌咽頭炎として取り扱われている。J-Stage >> JOI JST.JSTAGE/jnms/67.371

バイオ塾情報創庫DB 新着情報2007-03-31

2007年03月31日 | 医薬工学 製剤 DDS
先日、伊豆長岡での同窓会(韮六会)で久しぶりの帰郷ということになりました。旧友との会合は、掛け値なしのもの。楽しいひとときでした。
このところ、小さなリフォーム工事で雑用が入り組んでます。20年ほど動いていたルームクーラーに引退を願って「エアーコン」を導入したり、父の時代からの風呂もノーリツのガス給湯へと変更。
脇田酒造商店(東洋醸造の原点)の戦前の懐かしい絵葉書が見つかったり、「灘の酒 用語集」(蔭山公雄編、灘酒研究会・昭和54年発行)が手元に戻ったりと、リフォームに伴う作業が「古くて新しい情報」の再発見へと繋がります。大正-昭和初期の酒造蔵の30葉ほどの写真も貴重です。10月1日は「日本酒の日」日本酒で乾杯!と締めてる。東京都古書籍商業協同組合のホームページで7,875円

◇より純度の高い組み換え蛋白質の製造方法 
 http://blog.drecom.jp/bio21st/archive/167

◇ユビキノン-10の製造法
  http://plaza.rakuten.co.jp/bio21/diary/200703310007/

◇HMG-CoAレダクターゼ阻害剤の製造法
  http://plaza.rakuten.co.jp/bio21/diary/200703310005/

◇エイバメクチンB1誘導体の製造方法
  http://plaza.rakuten.co.jp/bio21/diary/200703310004/

◇生分解性ポリエステルの合成と生分解性に及ぼす化学構造の影響
  http://plaza.rakuten.co.jp/bio21/diary/200703310009/

より純度の高い組み換え蛋白質の製造方法

2007年03月31日 | からだと遺伝子
出願番号 特願2006-211630 出願日 2006年8月3日
発明者 相沢智康(北海道大学大学院先端生命科学研究院 助教授)
技術概要 組み換え蛋白質の大規模生産において、目的の組み換え蛋白質を、別の不溶性顆粒形成蛋白質との融合蛋白質として発現させ、当該融合蛋白質の不溶性顆粒を形成させる方法があるが、この方法は多数の組み換え操作を必要とするほか、融合蛋白質のペプチド結合を化学的あるいは酵素的に切断して目的の組み換え蛋白質を回収する必要がある等、作業性あるいは生産コストの面で不利である。本発明は、所望の組み換え蛋白質を、別の不溶性顆粒形成蛋白質とともに宿主細胞内で産生させることで、強制的に組み換え蛋白質の不溶性顆粒を形成させる、新たな方法を提供する。本発明の方法によれば、組み換え蛋白質を融合蛋白質として生産することなく、宿主細胞の増殖や生存に影響を与え得る蛋白質などを、大量かつ安定に製造することができる。また、より純度の高い組み換え蛋白質をより簡便に調製することができる。
【用途・応用分野】組み換え蛋白質の製造
J-Store >> 整理番号 P2006-024/L18-H53